2016.04.30 (Sat)
右手の秘密と云うか
自分及び生徒その他を見ていて気になるのが、殆どの人が右手に難ありだと云うこと。
大凡左手の、音程を決めたりスラーなどの効果を使ったり見た目も派手な動きは、右利きの人が多いのにも関わらずみんな上手で、それに引き換えて右手の動きがとてもぎこちないという印象を受ける。
速い音階を弾くときにスラーを多用したり、とにかく機械的に表情がなくなってもいいからというような感じで3本指を使って、ただ弾きまくるというようなやり方の根源はただ右手にあって、それは右手をきちんと使い切れていないと云うこと。
詳しくはレッスンで細かに云うことしかできないのだけれど、右指の動かし方はトレモロが基本で、1本の弦を3本又は4本の指ができれば1本の軌道と云うか導線をたどるように動くことがとても重要になるだろうと思う。
それができればひとつの指が弦を弾いたすぐ横には同じ弦を弾ける位置に次の指が準備できているからとても安定すると云うこと。
それが6本の弦をひとつの面として考えたときに、指の動きがその面にぴったりずれがなく重なっていること、それが出来たときのギターを弾くことがこんなにもらくちんなのかと思われるほどで。
まずそのためには右手のフォームを直すことが必要で、そのためにはあるていど長い期間と努力が必要になるだろうと思う。
そんなことは当たり前のことだが。
これは自分でやってみた仮説を生徒で試して追試を行って有効だったら、その方法がある程度以上の有効性を持っていることになるだろうから他の人にも勧めていけることになるだろうと思ってみたり。
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