松木幸夫的思考 2011年09月05日
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2011.09.05 (Mon)

不気味な思い

 僕には経験がないことだけど、常に自己評価をするような人を見かけることがある。

 僕がそのような場面に接するのは、主にレッスンも終わり頃の教室ないであるが「これまでできなかったことが随分できるようになりました」と、ある意味僕を牽制するような口調で云う人が何人かいるのだ。

 僕に対する牽制とは僕がこれ以上彼らに対するレッスンの内容が厳しくならないようにと云う意味である。

 これまで僕は、いろいろなことを深く知りたいとか、音楽を本当に理解したいとか、芸術を楽しみたいとか、宇宙のことや世界のことや人のことなどを知りたいと思ったことばかりであったが、自分はここまで知っているとか、理解したとか、いろいろなことができるようになったなどと思ったことが全くなかった。

 しかしそのような人の以外に多いことを知って、僕はいったいどういうときにそのような肯定的な意味での自己評価をするのだろうか、と考えてみたりした。

 そのような意味での自己評価は、それはおそらく否定的な評価ではなくて、肯定的な意味での評価であるだろうし、ならばそう云う思いが募るのは自分の限界点に達したときにようやく出るようなことだろうと思ったりするのだが。

 では限界に達したと云うのは、もうその先に何かを加えるようなことの一切がなくなった時の、もう力尽きたときにやっと出るようなことのように思われるのだ。

 だから僕が自分を誉めるようになったらヤバいのかな、と思ったりする。

 さて想像以上に自分の不器用さが身に沁みて、しかしギターだけに関してはある程度の成果が見られると云うことをなんとなく実感した僕には、この先の未来があるのだろうか。

 と云う少し不安な気持ちになったりする今日この頃である。

 皆様、お元気ですか。

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