その他の本 - 探偵小説三昧
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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "その他の本"

Category: その他の本    09 14, 2024
米澤貴紀『神社の解剖図鑑』(エクスナレッジ)
 このところ現代の海外ミステリを立て続けに読んでいるが、さすがに疲れてきて、少しミステリとは関係ない雑学本で脳みそをリフレッシュする。エクスナレッジから出ている「〜の解剖図鑑」シリーズの一冊『神社の解剖図鑑』である。ミステリファンには『シャーロック・ホームズ人物解剖図鑑』でご存知の方も多いかもしれない。 ▲米澤貴紀『神社の解剖図鑑』(エクスナレッジ)【amazon】 このシリーズでは『聖書の解剖図鑑』と...

Category: その他の本    06 19, 2024
山野貴彦『聖書の解剖図鑑』(エクスナレッジ)
 本日の読了本はミステリに非ず。小説でもない。宗教系のガイドブックである。 ものは山野貴彦の『聖書の解剖図鑑』。エクスナレッジという版元が「解剖図鑑」という縛りで、さまざまなジャンル・テーマについてまとめた入門ガイドのシリーズがあり、その中の一冊だ。『シャーロック・ホームズ人物解剖図鑑』というのが昨年出て話題になっているので、ミステリ好きにもこのシリーズをご存知の方は多いかもしれない。 ▲山野貴彦...

Category: その他の本    11 21, 2023
三崎律日『奇書の世界史』(PHP文庫)
 このブログでは小説やミステリ関係以外の本の感想はあまりアップしていないのだが、実は息抜きに読んでいる雑学本もけっこうある。本日はそんな中から三崎律日の『奇書の世界史』がちょっと面白かったので取り上げてみたい。 ▲三崎律日『奇書の世界史』(PHP文庫)【amazon】 内容はタイトルどおり世界史に影響を与えた奇書を紹介するというもの。ミステリファンであれば、奇書といえば『ドグラ・マグラ』や『黒死舘殺人事件』...

Category: その他の本    06 19, 2022
樺山紘一/編『図説 本の歴史』(ふくろうの本)
 河出書房新社の〈ふくろうの本〉から『図説 本の歴史』を読む。タイトルどおりの内容ではあるが、通史というわけではなく、各時代におけるトピックを豊富なビジュアルとともに解説するというスタイル。 1章/書物という仕組みは2章/本が揺り籃から出る3章/書物にみなぎる活気4章/本の熟成した味わい5章/書物はどこへゆくか 章題は上のとおり。これだけ見ていると漠然としていてそこまで面白そうに思えないのだが(苦...

Category: その他の本    05 17, 2021
岸本千佳『もし京都が東京だったらマップ』(イースト新書Q)
 また数年前に流行った京都本から一冊。岸本千佳の『もし京都が東京だったらマップ』を読む。 京都に東京を当てはめた場合、どこはどこになるか、というのをまとめた本である。たとえば京都の岡崎であれば、大規模な文化施設が集中し、緑や広場も多くて文化的な交流が盛んな場というイメージで、これは東京の上野に似ているとなる。もちろん細かいことを言えば異なる点も多いのだが、あくまでザクっとしたイメージである。  本...

Category: その他の本    05 12, 2021
井上章一『京都ぎらい』(朝日新書)
 久々にミステリとは関係ないところから一冊。ものは井上章一の『京都ぎらい』。 もう六年も前のベストセラー本なので今さらという一冊だが、気になっていた本ではあるので遅ればせながら手に取ってみた。  本書は生まれも育ちも京都出身の著者が、テレビやガイドブックではなかなか表に出てこない、京都の“いけず”な部分を、著者の思い入れたっぷりにぶっちゃけた一冊である。 お坊さんから舞妓さん、京都と江戸幕府との関係...

Category: その他の本    01 31, 2021
今野真二『日本語 ことばあそびの歴史』(河出文庫)
 読書好きにもいろいろいて、小説好きとか、ノンフィクションしか読まない人とか、あるいは管理人のようにミステリ中心という人種など千差万別。しかし、比較的どんな本好きにも好まれそうな本というのがあって、それが日本語や言葉、文字についての本ではないだろうかと勝手に思っている。 やはり本好きであれば、本を構成する最大の要素である文字について興味がない人などいないはず。さらにいえば自分の趣味を高めるための一...

Category: その他の本    03 29, 2019
作家記念館研究会/編『全国作家記念館ガイド』(山川出版社)
 三日ほど前のことだが、店頭でたまたま目にとまって『全国作家記念館ガイド』を購入する。タイトルどおり全国にある作家の記念館や文学館を紹介したガイドブックである。博物館や美術館ならともかく、文学館ともなるとどれだけ需要があるのかは不明だが、個人的には嬉しい一冊。 というのも、これぐらいインターネットで探せるだろうと思っていると、意外にこういうのをまとめたサイトは少ない。個人レベルでやっているところは...

Category: その他の本    12 22, 2012
佐伯俊男『夢隠蛇丸 佐伯俊男作品控』(兎月商会)
 ご存じの方も多いと思うが、翻訳ミステリも多く出していた出版社の武田ランダムハウスジャパンが倒産した。 個人的にはヴィカス・スワラップの『ぼくと1ルピーの神様』、ジェラルディン・ブルックス『古書の来歴』、スチュアート・ネヴィル『ベルファストの12人の亡霊』あたりが印象に残っているが、コージーにも力を入れていたし、ミステリー以外では芸能人関係の本も多く手掛けるなど、積極的な展開をしている印象があっただ...

Category: その他の本    12 16, 2012
『映画秘宝EX 映画の必須科目03 異次元SF映画100』(洋泉社)
 ようやくiPhone5をゲット……したのはいいのだが、うちのMacのOSが古すぎることが発覚して、先にそちらをアップグレードしなければならなくなった。しかもダウンロード販売されていなくて、店舗分もとっくに回収されているそうな。結局App Storeでしか買えないことがわかったのだが、ううむ、こういうサポートってもう少し気の利いた形でできないのかね。せっかくいい製品を出しているのに、その他がユーザーライクじゃないんだよ...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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