アンソロジー・合作 論創社 - 探偵小説三昧
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探偵小説三昧

日々,探偵小説を読みまくり、その感想を書き散らかすブログ


Posted in "アンソロジー・合作 論創社"

Category: アンソロジー・合作 論創社    02 04, 2017
飯城勇三/編『エラリー・クイーンの災難』(論創海外ミステリ)
 論叢海外ミステリからちょっと古めの一冊。エラリー・クイーンのパスティーシュやパロディ作品をまとめたアンソロジー『エラリー・クイーンの災難』を読む。編者はエラリー・クイーン研究家として知られ、エラリー・クイーンファンクラブ会長も務める飯城勇三氏。 まずは収録作から。【第一部 贋作篇】F・M・ネヴィンズ・ジュニア「生存者への公開状」Open Letter to Survivorsエドワード・D・ホック「インクの輪」The Circle ...

Category: アンソロジー・合作 論創社    06 23, 2012
羽志主水、水上呂理、星田三平、米田三星『戦前探偵小説四人集』(論創ミステリ叢書)
 論創ミステリ叢書から『戦前探偵小説四人集』を読む。五十巻目の本書を機に、論叢ミステリ叢書はひとまずのピリオドを打ったのは、まだ記憶に新しいところ。 しかしながら、まだまだ紹介していない作家はいるし、ここまできたのなら乱歩の巻だって出してほしい。ぜひ、いつの日か復活を願いつつ……などと書くまでもなく、つい先日に判型を変えて論創ミステリ叢書が再スタートを切ったのは皆様ご存じのとおりである。既に『守友恒...

Category: アンソロジー・合作 論創社    02 12, 2009
木々高太郎、海野十三、大下宇陀児『風間光枝探偵日記』(論創ミステリ叢書)
  論創ミステリ叢書から『風間光枝探偵日記』を読む。なんと木々高太郎、海野十三、大下宇陀児というビッグネームが、雑誌『太陽』の企画に応じて書いた、風間光枝を主人公とする連作短篇集である。下の収録作を見てほしいが、これは当時の掲載順どおりで、木々から始まり、海野>大下の順で、毎月書かれたらしい。とにかくこの強烈な異なる個性の三人が、本当にちゃんと共通の設定で書いていったのかがまず注目される。 もうひ...

Category: アンソロジー・合作 論創社    03 09, 2007
北原尚彦/編訳『シャーロック・ホームズの栄冠』(論創海外ミステリ)
 週の頭に任天堂のゲーム機Wiiを購入する。リモコンを振って操作するというのが最大の特徴なのだが、実はニュースやら天気予報、投票、伝言板、インターネット、ゲームのダウンロードなど、家庭の中心に置かれるセンターとしての機能に大変気を遣っていることがわかる。ゲームの前にそっちでしばらく時間をつぶせるぐらいである。当分これで楽しめそうだが、読書の敵ではあるな(笑)。 シャーロキアンとして有名な北原尚彦氏が...

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プロフィール

sugata

Author:sugata
ミステリならなんでも好物。特に翻訳ミステリと国内外問わずクラシック全般。
四半世紀勤めていた書籍・WEB等の制作会社を辞め、2021年よりフリーランスの編集者&ライターとしてぼちぼち活動中。

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