September in NY (12) [New York 2010]
4泊5日のNYもいよいよ最終日。ホテルがミッドタウンにあったこともあり、何だか同じような場所をウロウロしてしまったようです。
アジア系の人々が多いバンクーバーでは、街を歩いていても体系的な違和感は殆ど感じないけれど、流石NY、人々のサイズが大きい気がします。彼らにしてみればジーンズ&スニーカーの私は子ども扱い。美術館のカフェや空港行きのシャトルバスの運転手はbaby、girlと呼んでくれましたよ、はい。NYでこんな調子なんだから、ヨーロッパに行ったらどうなっちゃうんだろう。バーで出入り禁止になるんだろか…
相変わらずすごい人混みのブラジルフェスティバルの6th Avenue。
人の合間を縫って見つけたA.Cooper氏。毎晩楽しみにしているCNNキャスターです。
ショッピングは普段使いの服から文房具などなど細々と楽しみましたが、旅のハイライトお土産はこちら。Tiffany本店よりご購入~。シンプルなデザインがお気に入りです。
盗難も怪我も無く無事終えたNYの旅。いつかまたフラリと訪れることでしょう。
See you someday.
September in NY (11) [New York 2010]
日曜の朝は読み応えたっぷりのNY Timesを読みながらゆっくりとブランチでも、というのが今回の旅でやってみたかったこと。ところがNY Timesのボリュームがかなり凄かったので、サッと部屋に置き、新聞なしで出かけることにしました。
行き先はアッパータウンにあるThe Cathedral Church of St. John the Divine 。米国聖公会教会。1892年より建築が始まった世界で4番目に大きいこの教会は2001年に一部が火災に遭った後、修復も済みその威厳を放っています。いや、本当に大きいです。内部の広さは11,000㎡。薄暗い中にステンドグラスが日の光りに輝いていました。うまく写真が撮れなかったので建物の外側をお楽しみ下さい。
そういえばこのような教会、どこかで見たことがある…確かフランスの郊外だったような。
彫刻の見事さにただただ圧倒されてしまいました。
NYの朝食と言えばベーグル&クリームチーズかな、と近くにあるベーグル店で買ったものはこれまたすごいボリューム。クリームチーズは半分ほど食べ切れませんでした。うう~っ。
マンハッタンで数件入ってみたのがチェーン店のカフェ。何とメニュー1つ1つにカロリー表示がしてありました。XXパニーニ、750カロリーっていう具合に。これはメニュー選択も真剣になりますね。とはいっても自分のお腹のすき具合によるけれど。
EUROPA CAFE
Pax Wholesome Foods
Au Bon Pain
フラリと気軽に入れるのも魅力です。コーヒーの味は…今ひとつだったな。
ベーグルよりも何故かたっぷりと濃い目のコーヒーとクロワッサンが妙に恋しかったのでした。
September in NY (10) [New York 2010]
Labour Dayの週末は6th Avenueでブラジリアンフェスティバルが行われていました。サンバのパレードで一休みしている人達です。
なかなかボリュームたっぷりのオバちゃんですね。
交差している通りでは数々の露店があり、身動きできないほどの人込み。すごいわ~、ブラジリアンパワー!
ワンコもブラジル!
露店の中には1つ2ドルのアクセサリーや1枚5ドルのパシュミナ、2つで10ドルのサングラス等など中国製の品々がずら~りと並んでいました。1つ通りの向こうは高級ブティックがひしめく5th Avenue。消費大国の北米は中国製なしでは生きていけないのでは?とも思ってしまった一時でした。
September in NY (9) [New York 2010]
土曜の午後は5番街にあるSt. Patrick Cathedralのミサに参列しました。ネオゴシック建築のこの教会は150年以上の歴史があり、荘厳な雰囲気を保っています。中に入ると結婚式ミサの最中でした。ここで結婚式を挙げるだなんて素晴らしいですね。まさに神の祝福という言葉そのものです。
St. Bernard、Doctor of Church,祝祭日が私の誕生日。これは何かの縁でしょうか。
そしてローマンカトリック教会の聖人である St. John Baptist de La Salle。
5番街の喧騒の中で心休まる一時。神父の講話は「NYでショッピングに狂う人々はいかがなものか」でした。耳に痛い~。
September in NY (8) [New York 2010]
ミッドタウンにあるThe Museum of Modern ArtはMoMaの愛称で有名。まあ行ってみるか、ぐらいの軽い気持ちで入ってみると、なんとマチスの特別展が開催されているではありませんか。一挙にエネルギー全開!
印象派の作品が数々と展示され、久しぶりもしくははじめての本物との出会いに感動しっぱなし。
Van Gogh: The Starry Night
Gustav Klimt: Hope, II
Amedeo Modigliani : Anna Zborowska
Frida Kahlo:
René Magritte
別フロアでは写真展やマンハッタンの近未来都市構想計画なども展示されていました。
中庭では七夕のように各自メッセージを書いた紙を木につるすものも。
September in NY (7) [New York 2010]
NY旅行の楽しみはアートと音楽。オペラは9月下旬がスタートなので今回はミュージカルを楽しんできました。2009年のTony awardベスト・ミュージカル賞に輝いたBilly Elliot。Elton John作曲のナンバーに乗って物語が展開していきます。舞台は1980年半ばのイギリス郊外の小さな町。炭鉱夫のストライキに面した人々の暮らしの中で、ひょんなきっかけからバレエを習う羽目になってしまったBilly。日々の屈折した思いはバレエを踊ることで開放されていくのです。
何といっても子供達の演技とダンスが素晴らしく、観客をぐっと掴んでいます。この話は映画で見たのですが、ミュージカルは一味も二味も美味しく彩りを添えていました。約3時間もあっという間。カーテンコールでは炭鉱夫の人々も華麗なダンスを披露。表に出るとまだまだ大賑わいのTimes square近辺。歩くのも一苦労です。
あまりにも楽しかったのに味を占めて、滞在中にもう1つ見ることにしました。ええ、Westside Storyです。1961年作の映画ですっかり有名になったマンハッタンに住む若者たちの物語。レナード・バーンスタインの曲の数々も有名ですね。
今回は安めのバルコニー席を購入。なんとお隣は日本人男性が2人。それとなく耳に入った会話から1人は24歳でNY留学中、もう1人は彼を尋ねてきたちょっと年上のよう、20台後半くらいでしょうか。留学生は音楽が好きで、このミュージカルをとても楽しみにしているようですが、年上男性はクールにうんちくを傾けています。
全てメロディをなぞらえられるほど吹奏楽団で練習したことのあるオープニング、トランペットのハイトーンはちょっとはずしたけれど、ワクワク感が高まります。ジャズの要素と変拍子のパーカッションのリズムが超難解だったのを、さすがプロの皆さんさりげなくこなしていきます。そしてトニー、マリアのデュエットTonight… 1幕が終わった休憩時間にはかなりの人が「Tonight~ tonight~」と口ずさんでいました。もう、どっぷりです~。
と、楽しんでいると隣の年上男性「要はさぁ、少年ギャングの争いってわけでしょ? 勝ったところで何のメリットもないし、法的に認められるわけでもないのにね。そのエネルギーを他に向ければいいのに。例えばボクシングをするとか、仕事をするとか」
…ちょっと、お兄さん、表へでる? と喧嘩を売りたくなったけれど(笑)そのままにしておきました。素直に楽しめばいいのに!
トニーの演技と歌声に惚れ惚れし、マリアの兄、ベルナルドの恋人、アニタのゴージャスなダンスと力強い歌声に観客も大拍手。マリアはいまひとつかな、と思っていたところ、カーテンコールもトニーとアニタへの拍手が殆どで、マリアにはなし。皆の感想がシビアに表れるひと時でした。
今回はマチネーだったので、写真も余裕で撮ってみました。どうです、夕暮れのTimes square。
September in NY (6) [New York 2010]
NY美術館三昧その2はThe Flick Collection。
1913年から1914年にかけて建てられたHenry Clay Frick氏の私邸を基にした同氏のコレクション。ルネッサンス期から19世紀まで1,100点以上が保存されています。「シンプルさが一番」といいつつも超豪華な家具の数々… 写真撮影が禁じられていたのでオーディオガイドとともに一つ一つじっくりと楽しみました。以下はHPより拝借です。
Frick氏はこの邸宅に5年間しか住まなかったそうですが、夜に壁一面の絵画を観ながら1人静かに過ごしていたとか。何とも贅沢な一時ですね。
見ごたえのあるコレクションを十分に満喫した後は街に繰り出しました。いちいちお洒落なディスプレイ。う~ん、さすがだわNY!
ミッドタウンはかなりの人混み。高級デパートに何気なく入り2Fのトイレに直行すると、同じようなジーンズ&スニーカーの人々が順番待ちをしていました。「アナタも?」と笑顔をかわしたのでした。
1913年から1914年にかけて建てられたHenry Clay Frick氏の私邸を基にした同氏のコレクション。ルネッサンス期から19世紀まで1,100点以上が保存されています。「シンプルさが一番」といいつつも超豪華な家具の数々… 写真撮影が禁じられていたのでオーディオガイドとともに一つ一つじっくりと楽しみました。以下はHPより拝借です。
Frick氏はこの邸宅に5年間しか住まなかったそうですが、夜に壁一面の絵画を観ながら1人静かに過ごしていたとか。何とも贅沢な一時ですね。
見ごたえのあるコレクションを十分に満喫した後は街に繰り出しました。いちいちお洒落なディスプレイ。う~ん、さすがだわNY!
ミッドタウンはかなりの人混み。高級デパートに何気なく入り2Fのトイレに直行すると、同じようなジーンズ&スニーカーの人々が順番待ちをしていました。「アナタも?」と笑顔をかわしたのでした。
September in NY (5) [New York 2010]
NYと言えば自由の女神 Statue of Libertyを観ないと! アメリカ合衆国の独立100周年を記念してフランスより贈呈され、1886年に完成した彼女のサイズはかなり大きく、中に入って昇ることもできます。今回はお手軽にStaten Island行きのフェリーに乗ることにしました。ええ、無料なのです。
フェリーターミナルはびっくりするほど清潔。ゴミひとつ落ちていません。BC Ferry、負けてるよ~
いよいよ出航。モチロン屋外席を陣取らないとね。マンハッタンのビル群が離れていきます。
10分程すると、見えてきました! ちょっと遠いけれど。
30分後にStaten Islandに到着。そのまま次のフェリーに乗って引き返しました。同じことをしている観光客もかなりいました。お腹がすいてきたのでランチ場所を探しましょう。地下鉄でGrand Central Stationまで移動。地下には様々な軽食の店が並んでいて、列車を待つ人だけでなく、普通の人々も軽く食事をすることができます。
ところでここまで数回食事をしてきたのですが、未だ美味しいコーヒーに出会っていません。スターバックスでも何、この味?というのばかり。イタリアンパニーニの店を見つけたので早速パニーニとコーヒーを注文。ここなら大丈夫でしょう、と思ったのも束の間(涙)大して美味しくないコーヒーだったのでした。
NYで美味しいコーヒーが飲めるのはどこなんだろう…
フェリーターミナルはびっくりするほど清潔。ゴミひとつ落ちていません。BC Ferry、負けてるよ~
いよいよ出航。モチロン屋外席を陣取らないとね。マンハッタンのビル群が離れていきます。
10分程すると、見えてきました! ちょっと遠いけれど。
30分後にStaten Islandに到着。そのまま次のフェリーに乗って引き返しました。同じことをしている観光客もかなりいました。お腹がすいてきたのでランチ場所を探しましょう。地下鉄でGrand Central Stationまで移動。地下には様々な軽食の店が並んでいて、列車を待つ人だけでなく、普通の人々も軽く食事をすることができます。
ところでここまで数回食事をしてきたのですが、未だ美味しいコーヒーに出会っていません。スターバックスでも何、この味?というのばかり。イタリアンパニーニの店を見つけたので早速パニーニとコーヒーを注文。ここなら大丈夫でしょう、と思ったのも束の間(涙)大して美味しくないコーヒーだったのでした。
NYで美味しいコーヒーが飲めるのはどこなんだろう…
September in NY (4) [New York 2010]
ぐっすり眠って目覚めた2日目、早速街を歩いてみましょう。それにしてもNYってビルの高さがかなりあり、しかも建物も古いものからまあまあ新しいものまで様々だな、などと思いながらBrooklyn Bridgeを渡る事にしました。同じことを考えている人々の多いこと。
写真右側の歩道、コンクリートじゃなくて木製なんですよ。ちょっとスリリング。
この橋の建築に携わった人々の名が刻まれています。
橋は渡りきらずに折り返し、Lower Manhattanへ。世界貿易センター跡地に到着。その前にある教会には平和の鐘が置かれていました。
この跡地にはOne World Trade Centerとしてメモリアルセンターの他、列車の駅、ビジネスセンター等が設立される予定。詳しくはこちらを。
当時東京で1人暮らししていた私はTVニュースで追撃を目の当たりにし愕然とし、NYに行くことをすっかり恐れてしまった日から9年。心より2700名以上の犠牲者及び家族の方々のために祈ります。
ちょっと気分を変えて歩き続けるとアメリカ証券取引所が現れました。
Wall Streetで有名なBullish 。写真を撮る人々が後を絶たないので横からサクっと。
September in NY (3) [New York 2010]
ホテルから最寄の地下鉄駅は33th St. 2ブロック歩くだけ。地下鉄も10年以上前の怪しい雰囲気は全くなく、安全でクリーン。しかも「次はXXストリート。乗り換え線はXX,XX」と親切な車内放送もあり、駅名電光表示もあり、とても分りやすいのです。
宿泊先はミッドタウンにあるHotel Chandler。31stと5th Ave.の間にある移動も便利な場所。小規模でありながらも落ち着いた雰囲気でくつろぐことができます。なんとアメニティはAVEDAですよ! 大コーフン。
気付くとドアの下からカードが差し込まれていました。Welcome メッセージと1日1杯のアルコールサービスチケット。もう~、気分は大マンハッタン(わけわからず…)
疲れていたので近くのデリ(食料品店)でサラダ、チキン、パスタなどを盛り合わせて買ってきて部屋で食事。1杯のグラスワイン(サービスね)と共に楽しみました。あまりにもデスクディナーだったので写真なしです。