こんばんは
2019年も終わりに近づいてきました。
やっぱりお天気が良いと秋のような暖かさで幸せです。
夜もそこまで寒くないのは嬉しいですが、朝はとてもとても寒いです。
ここしばらくは空いている時間と波がある時間がうまく合わず、1週間ほど海に行けていませんが、先週に入った時はそれこそ秋のような暖かさで朝日が海面をキラキラ輝かせていました。
サーフィンで体を動かしているからという事もあるのですが、結構ポカポカしていて波乗り中は寒さの事は忘れてしまうほどでした。
ただ、起きてウェットスーツに着替えるまではかなりの根性を必要としますし、海についてから最もつらいのは水温ではなく、ビーチの砂の冷たさ。(氷の上を歩いているんじゃないかと思ってしまうほど、日が上がる前の砂は冷たいです。)
ですので、海に飛び込んじゃえばそれはそれは幸せで、寒くなって平日の朝に海に来る人も減り、混み合わない海で友人たちと乗る鎌倉の波は最高です。
今年、あと一回くらいは行きたいですが、海次第(そして気温次第)です。
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人は年を重ねるほど、新しい事に挑戦しなくなると耳にします。
自分の得意な事、好きな事を追求するという意味もありますが、右も左もわからない初心者になってしまうような新しい挑戦を避けたりすることもあるからだそうです。
僕もある時期までそういう面を感じながら生きていました。実際に興味のない事が増えてきたり、新しい事に興味を持たなくなったりしていた時期がありました。
しかし、ある時期からその考えは変わり、色んな初めての事に興味を持つようになり、興味を持ったことややってみたいと思ったことはどんどんやっていきたいと思うようになりました。
日本に帰国してからも、今まで行ったことのない場所、食べたことのない食べ物や飲み物、体験したことのない遊びやイベント、そんな様々な新しい経験をしてきました。
やる前から、「あれはこうなんだろう」「どうせあんな感じでしょ」という風に考えるのではなく、やってみて自分がどう感じるのかを大切にして生きていきたいと思っています。
2019年も実は沢山の新しい事を体験してきました。
毎日お店に立っているんですが、たまのお休みはほとんどそんな休日だったりしました。
6月にお休みをいただいた日。
いつもお店で珈琲を飲んでくれて、差し入れでご飯を作ってくれるとてもやさしい腰越の母とも言える存在のおかあさんのお誕生日があったので、その方の大好きな純烈というグループのライブをサプライズでプレゼントしました。
お一人で行かせるわけにも行かないので、友人と3人で一緒に行ってきました。
純烈さんの事は僕は全く知らなくて、行くことになってから色々調べたり、その方に話を聞いたりしましたが、ご年配の方に絶大な人気を誇り、健康ランドや温泉地などで地道に公演を続けて紅白出場まで勝ち取ったという苦労人だそうです。
沢山の方に愛され、応援されるという事はそれだけの魅力を持っている方たちという事なんだろうし、自分が今まで聞いていた音楽とはもちろん違うジャンルだったりするのですが、その魅力に触れてみたいなと思う所もあり、とても楽しみにして行ってきました。
会場のNHKホールは本当にたくさんのご年配の方(もちろん一部若い方もいらっしゃいました)が押し寄せていて、ライブが始まる前から熱気ムンムンでした。
足の悪い方、腰の曲がった方、杖をついて歩く方や早くは歩けない方など、それこそフジロックなどとは雰囲気も全く違うわけですが、ライブが始まると皆さん団扇を手に一緒に歌ったり踊ったり、それはそれは本当に楽しそうにしていました。彼らが言う下ネタなんかにもゲラゲラ笑って、大声で好きなメンバーの名前を呼んだり、笑顔しか見ない素敵なライブでした。
大げさではなく、皆さん10歳は若返ったようなお顔していました。
好きな事、やりたい事、それをやる事楽しむ事。
人生なんていつ終わっちゃうかわかんないんですし、楽しんだもの勝ちですし、楽しんでいる方はそれだけで幸せそうで、その人生を謳歌していると言えるんだなと思いました。
僕も皆さんのような年齢になるときに同じように笑っていたいと思いました。
そしてそれは、将来に笑っていられるように今苦しくても頑張るということではなく、今も笑って暮らしながらその先にも笑っていたいなと思うものでした。
来年もどんどん色んな事に興味を持ち、挑戦していきたいなと思います。