今年も残すところ、後僅かという事で恒例の企画参ります。
企画元は、おちゃつさん所の記事になりますので
趣旨等についてはこちらの記事をお読みください
→
「2010年アニメアウォーズ!」今回私が対象としているのは2010年に最終回を迎えた作品です。
ただし「ハートキャッチプリキュア」についてはまだ最終回を迎えてないものの
明らかに2010年がメインの作品だと思うので、一応対象としています。
あと「化物語」は去年の分に入れたので、今回は対象外としてます。
◆最優秀作品◆『探偵オペラ ミルキィホームズ』安定度や総合力で言えば「けいおん!!」や「鋼の錬金術師」に軍配が上がると
思うのですが、今年一番楽しかったアニメはなんだ?と問われれば
私は迷わずミルキィホームズだ!と答えるということでこの結果に。
正直、始まる前は子供向けアニメだろうとタカをくくっており
1話を観てもまだ作品の方向性が掴めずにいたのですが、
2話でこの作品の楽しみ方に気付いてからは一気に惹き込まれましたね。
何がこの作品の魅力かと言われればストーリーやキャラの破天荒さ、
自由さだと思うんですが、それでいて押さえるべき王道は
きちんと押さえるというバランス感覚が非常に上手かったなという印象。
登場人物たちは主人公もライバルたちもダメ人間ばっかりなのですが
どこか憎めない奴らとして描かれているのが好きでした。
後はネタの密度が尋常じゃない濃さでとにかく圧倒されましたね。
メインのお話やキャラの台詞が面白いのはもちろんのこと
作画のコマ単位の画にまで細かいネタを仕込んだり等々
もう録画したやつを何回と見直しているけど、
未だに観る度に新しい発見があって本当に飽きない作品です。
今ならニコニコ動画で1,000円くらい払えば全話視聴できますので
どうせよくある萌えアニメだろうと敬遠していた方には
是非一度観て欲しいなあと思います。
→作品の総評は最終回感想で書いたので一応上げときます。
探偵オペラ ミルキィホームズ 第12話(最終話) 感想 ◆特別賞◆『刀語』思えばこちらも1話の印象はあまり良くなかったんですよね。
最初はアクションや長台詞の見せ方が単調だったりと、
どうしても一時間という尺を持て余している感があったのですが
演出にしろ、作画にしろ、声優さんの演技にしろ
回を増すごとにどんどんよくなっていったのが印象的でした。
そういう意味でも1ヶ月毎に1時間という放送形態は
この作品に於いて上手く機能していたように思いますね。
最終話はまさに今までの旅の集大成というべき素晴らしい出来で
観終わった後の達成感というものが他の作品に比べて
頭ひとつ抜けていたような気がします。
→こちらも一応最終回の感想を置いておきます。
刀語 第12話(最終話) 感想 『銀魂』こちらは特別賞というか功労賞といった意味での選出ですね。
毎回欠かさず観ていた訳では無いのですが、
いつ観ても全力で馬鹿やっているのが楽しい作品でした。
あの時間帯であれだけ無茶苦茶な内容を4年間、200話以上も
続けていたというのは、本当に凄いとしか言いようが無いよなあ。
個人的に大好きで印象に残っているのは、能登麻美子さん演じる
パンデニウムさんの回ですかね。あれは腹抱えて笑いました。
後、最終回での内容がゲロまみれだったり、
終わり方が「あけましてメリー最終回」だったりとか
最後まで気取らない所もすごく好きでしたね。
その他、惜しくも選には漏れたけど個人的に好きな作品、
印象に残った作品をざっくりノミネートしてみました。
『君に届け』
『けいおん!!』
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』
『おおきく振りかぶって~夏の大会編~』
『四畳半神話体系』
『B型H系』
『侵略!イカ娘』
『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』
『WORKING!!』
『みつどもえ』
『デュラララ!』
『とある科学の超電磁砲』
『ストライクウィッチーズ2』
『ハートキャッチプリキュア』
全体を通して言えることは、
今年は色々個性的で挑戦的な作品が多かったという印象ですね。
本数的には、放送されるアニメの数はどんどん減ってきているようですが
そんな事が気にならないくらい今年も面白い作品が多かったです。
後は、やはり女性がメインの作品が強かったなあという印象ですかね。
個人的には、もっと男くさい作品や格好良い男キャラの活躍が
観てみたいなあという気にもなりましたね。
続いてキャラ部門に移ります。
◆キャラ部門・男性◆『三橋廉 / おおきく振りかぶって~夏の大会編~』自分の好みとしては最初からなんでもできる完璧超人の主人公よりも
話を通して成長していくキャラの方が感情移入してしまうので三橋を選出。
1期からの積み重ねもあるんだろうけど、
最終話付近の三橋の頼もしさには本気で感動させられました。
◆キャラ部門・女性◆『来海えりか / ハートキャッチプリキュア』次点は「イカ娘 / 侵略!イカ娘」「丸井みつば / みつどもえ」「佐天涙子 / 超電磁砲」「パンティ / パンティ&ストッキングwithガーターベルト」「アマゾネス / 荒川アンダーザブリッジ」等々
今年は何故かウザ可愛い女の子に惹かれる傾向にあったようです(笑)
アマゾネスとか最初は誰得だよ!と思ってたけど、
内面の乙女さとのギャップにすっかりやられましたよ。
◆OP部門◆『「ヴィーナスとジーザス」「COSMOS vs ALIEN」 / 荒川アンダーザブリッジ』シャフトアニメのOPは今年もひだまり・それ町など良作揃いでしたが
中でも山本沙代さんコンテによる荒川OPは1期も2期も大好きですね。
ポップでメルヘンな雰囲気や独特の色使いも作品に合っていると思います。
次点は、「迷子犬と雨のビート / 四畳半神話大系」
「My Soul.Your Beats! / AnagelBeats!」
「裏切りの夕焼け / デュラララ!」等々。
◆ED部門◆『Fallen Angel / パンティ&ストッキングwithガーターベルト』サントラも買いましたが全体的に良曲が多かったパンストの中でも
EDは特にお気に入り。本編でどんだけ無茶苦茶やってもこのEDが流れると、
なんかいい話だったなあと勘違いさせられるだけのパワーがあります(笑)
次点では「きみのキレイに気づいておくれ / 海月姫」
こちらは曲自体も良いのですが、本編からEDへの入り方が
毎回絶妙なので凄くインパクトがあるんですよね。
続いて、こちらはおちゃつさんのテンプレにはありませんが、
毎年やっているので声優部門も発表します。
◆声優部門・女性◆『田村ゆかり』決め手になったのは、刀語の「とがめ」役ですが、
他にもB型H系の「山田」や俺妹の「加奈子」ミルキィホームズの「咲」など
幅広い性格のキャラを演じられていたのを評価。
特に山田の純朴ビッチなキャラは今までの役の中でも新境地だったかと。
後、新人声優で言うとミルキィホームズの主役四人には
今後もさらなる活躍を期待したいですね。
◆声優部門・男性◆『浅沼晋太郎』浅沼さんは四畳半神話大系の「私」役で初めて知ったのですが
生真面目ながらもどこか飄々とした語り口がとても印象的でした。
生徒会役員共の津田タカトシ役でも、うまく力を抜いた
張り切り過ぎない突っ込みがいい味を出していたように思います。
後は、例年通りに印象に残ったエピソードについても発表したいと思いますが、
ちょっと記事が長くなり過ぎましたので分けて書きたいと思います。
→
サボテンロボット - 話数単位で選ぶ、2010年TVアニメ10選