サボテンロボット

★★★★★★★★☆☆（8.5：面白かった）


三年生が修学旅行で京都に行く話。
新幹線の中ではしゃぎ過ぎて先生に怒られたり
旅館で枕投げやったり、消灯後にお喋りしたり
自由時間に迷子になったりと、
いたって「普通」の修学旅行イベントしか起きないのは
唯たちを等身大の存在として描こうとしてるからなんだろうな。

よくこの作品は中身がないと揶揄されたりしてるけど
中身(ドラマ)がなくても成立しているのは
それだけキャラクターがしっかり立っているという事で
それはそれで凄いことだと思うのです。
普通のアニメなら何か事件が起きないと
とてもじゃないけど間が持たないですからね。

旅行の開放感もあるんだろうけど
今週はいつも以上に唯と律がはじけまくりだった印象。
やっぱ突っ込み役が澪一人だと抑えきれないんですね(笑)
今週の出番は無かったけど、あずにゃんの存在の大きさが
身にしみてわかる回でした。

後、これは二期になってから特に感じるんだけど
ムギさんがさりげなく良い仕事してますね。
1期の時は、唯や律がはしゃいでいるのを
一歩引いた立場で眺めて楽しんでる感じだったのが
枕投げ仕掛けたり、帰りは電車にしようと提案したり
関西弁に乗っかってきたりと、
どんどん積極的になってきてるのが良いな。
常に笑顔で何でもないような事でも
心から楽しんでいるのが伝わってくるのもグッド。
最近は不動のトップだった律っちゃんの立場を脅かす位に
私の中でムギさん株が上昇中だったりします。

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お誘いいただいたので
「2010/1-3月期終了アニメアンケート」に参加させて頂きます。
アニメ調査室(仮)さん、遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
　

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世界樹の迷宮3はじめました。
遂に1週目クリアー。ネタバレ含みます。

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★★★★★★★★☆☆（8：期待!）


「人恋しさに、負けてたまるか！」
「マインド・ゲーム」の湯浅政明が森見登美彦の原作小説をアニメ化。
バラ色のキャンパスライフを夢見ながらも、悪友の小津のせいで
暗黒の2年間を過ごしてきた「私」が縁結びの神様と出会う事で
黒髪の乙女の明石さんとの恋に目覚める話、になる模様。

原作は未読ですが、同作者の「夜は短し歩けよ乙女」は既読。
シリーズ物という訳ではないみたいですが、
同じ名前のキャラが出てきたりと微妙な繋がりはあるのかな。
理屈っぽいけど恋に臆病な主人公や酒豪なヒロイン、
京都を舞台としたちょっとレトロな世界観など
色々共通点も多くて興味深かったなあ。

映像的には、超極端なパースやグニャグニャと動く作画、
サイケデリックな色彩調など監督の湯浅政明の個性が
色濃く出ていて面白かった。
そして更にそこに早口＆膨大な量の台詞が加わることで
独特のドライブ感というか勢いが生まれていた印象。
さながら自分が劇中の主人公になったかのように
否応がなく不思議な世界に巻き込まれていく感覚といましょうか
とにかく30分が息をつく暇もなくあっという間に感じました。
悪く言えばかなりクセのある作風なので、人は選ぶだろうけど
ハマれば病みつきになる作品だと思います。
個人的には第一印象はすごく良かった。

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★★★★★★★★★☆（9：素晴らしい!）


「よし、今日は俺にできる最高のプレイを後輩に見せてやろう」
酒飲みながら観てたせいか気づいたら目に熱いものが・・。
試合の方は中盤でもう大勢は決着しちゃった感があるけど
両チームそれぞれの心理描写が面白いですね。
特に崎玉の主将の、辞められたトラウマがあるから
後輩に厳しく指導する事が出来ないと言うのは
自分にも似たような経験があるのでウルッとしてしまいました。
ましてや三年が自分一人だとそうなっちゃうだろうなあ・・。
まあ最後の試合が終わる前に本音を言い合えたことは良かったし
たとえ負けたって自分の心、後輩の胸の内に残っていく物は
必ずあると思うので最後まで悔いのないプレイを見せて欲しいです。

西浦の方はというと、一人だけ調子が上がらず焦る花井。
モモカンの言うようにパワーや体格等優ってる所もあるのに
いまいち力が発揮出来ないのはメンタルの問題なんでしょうね。
4番に据えるというショック療法は吉と出るか凶と出るか。
天才田島も格好いいですが、個人的にはやはり
悩める凡人の方が応援したくなります。頑張れ！花井。

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★★★★★★★★☆☆（8）


「そいつは、最高に気持ちがいいな・・」
Key作品の恒例になりつつある野球回。
予告では日向が主役に見えましたが
どちらかと言うとユイがメインの話だったのかな。
まさかOPを歌うほど重要なキャラだと思ってなかったので
ギターバージョンの新OPには驚いた。
言われてみれば悪魔チックなコスチュームは
天使との対比になっている訳ですね。

野球シーンは、基本的にギャグで進めていく展開。
スポーツとしての駆け引きとかは期待してなかったのでいいんだけど
天使との直接対決無しだったのはちょっと残念だったかな。
結局、台詞も「ピッチャー交代よ」の一言だけだったしなあ。
緒方恵美声の副会長も今回は顔見せだけの登場。

日向の過去は、大事な試合でエラーしてしまっただけなら
可愛らしい青春の一ページって感じですが、
その後に先輩からもらった薬物？とか、
またやけに重い設定を持って来てるのが気になる所。
本当の日向メインの話はまた別でやるのかもしれませんね。

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★★★★★★★★☆☆（8）


さわちゃん先生みたいにキラキラと輝きたい律っちゃんが
ドラムを辞めて他の楽器に手を出す話。
1話、2話のグダグダまったりとした雰囲気とは違って
最後は真面目な青春部活物みたいになっててちょっと戸惑ったが
律っちゃんの半ばわがまま悩みに対して、
みんなが呆れる訳でもなく、どうすれば全員が
楽しく音楽をやれるか一生懸命考えようとしてたのが
とても良かったと思いました。
あとは、髪を横に結んだ律っちゃんが可愛かった。
それだけで私は満足なのです。

「駄目です！私の目の届く範囲に居て下さい。」
２期は律と澪だけじゃなくて
唯とあずにゃんのイチャイチャ振りがやけに目立つ気が。
やっぱこの二人の組み合わせは公式設定なのか。
紬は一人余ってるけど見てるだけで幸せそうだからいいんですかね。
その紬が最後に披露した新曲はボーカルも紬が担当？
これは後のむぎメイン回に向けての仕込みなのかな。
後、さり気なく紬に大食い属性が追加されてて笑った。

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★★★★★★★☆☆☆（7）


伊波さんに背後から抱きしめられても無反応な小鳥遊くんは
本当に12歳以上は全く興味ないんだな。
ぽぷらに好意を寄せているといっても恋愛感情とは違うし
小鳥遊くんはこの先子孫を残せるのか不安になってくるな。
ああでも小さくて可愛い子供を授かる事を考えたら色々
我慢できるのだろうかとかどうでもいい事が気になった第三話。

新キャラは店で一番偉いのに空気な音尾さん。
音尾さんに中田譲治さんは存在感有り過ぎて駄目だろうと
思ったが、意外とこれが違和感なかった。声優さんって凄いや。
1話、2話に比べると全体的に若干テンション落ちてきたようにも
思えたが、原作からしてまったりな作風だからこんなものかな。
来週の相馬さん回でひとまずのキャラ紹介は終わると思うので
そこからどういう構成に持っていくか期待。

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★★★★★★★★★☆（9：面白かった！）


※原 作 通 り で す。

4話の内容についてのネタバレがありますので
本放送を視聴してから感想を読む事を強くお勧めします。

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世界樹の迷宮3はじめました。
現在、第四階層まで到達。
平均はレベル39　B12Fまでのネタバレ含みます。
　

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★★★★★★★★☆☆（8）


「私が救われたように、こうして誰かを救っていくんだ」
あおきえい絵コンテでガルデモのボーカル岩沢メイン回。

いいんじゃないですかね。
2話に続いて登場人物がトラウマを自ら語りだしちゃうのは
何か段取り臭くてイマイチだなあと思うし
岩沢の退場にしてもまだ感情移入出来る程の積み重ねがないので
どこか置いてけぼりにされてるような感覚は確かにあるんですが
音楽と映像演出の見せ方が上手いのでつい見入っちゃいますね。
ライブシーンは1話よりもよく出来ていたと思います。
でもボーカルが居なくなっちゃったのでこれでライブは見納めかな。
歌に感動していたあのピンクロリな子が
意思を受け継いでも面白そうですが果たして。

後、今回気になったのはNPCが割と人間臭いというか
普通の感情をもった人たちに思えたこと。
天使に対しても絶対従順というわけではなく、むしろ
反抗してましたが彼らもちゃんと意思を持った存在なのか。
まあNPCがプログラムの一部にしか過ぎないのなら
歌が届いた事に満足して消えた岩沢が報われないですし
やっぱ単なる電脳世界では無いという事なのかなあ。

EDの一枚絵からは岩沢が消えて竹山が追加。
これどんどん人が消えていくパターンなのか。
藤巻が消えちゃうと棒に乗ってる椎名さんがとっても
シュールな事になっちゃうので彼女の退場は意外と早いのかな。
ただでさえ女っ気が少ないので頑張って欲しい所ですが。

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★★★★★★★★★★（10：素晴らしい!）


三回戦、西浦高校と崎玉高校との試合が開幕。
今週はお話も映像も文句無しに良かった。
脚本、絵コンテ、演出はアクション作画監督を担当している満仲勧さん。
バッターが打った後、ホームベースに投げ出されたバットを
次の打者が片付けてたり、クロスプレイの際に
ちゃんとランナーコーチが滑り込む位置を支持していたり
ベンチで応援しているメンバーがそれぞれバラバラに動いてたりと
とにかく細部にまで作画の力が行き届いていているのが凄かった。
スリーベースヒットになった泉の打球がパンアップした後
奥から手前のライン上にドカッと落ちてくる所なんかも
迫力あって良かったですね。

「花井くんは今日、ヒーローになれるよ！」
お話の方は、あまり深く考えずに野球をやっている
崎玉相手に楽勝ペースかと思いきや、
田島を意識しすぎて深みにはまりそうな花井や
敬遠を自分に力が無いせいだとまた勘違いしている三橋とか
不安要素もチラホラ見えてきて先が読めない展開に。

個人的には、花井の活躍を期待したいかな。
せっかくヒーローになるチャンスだったのに
スクイズのサインでほっとしているのは情けないぞ。
田島から4番を奪うくらいの心意気で頑張れ花井！

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★★★★★★★★★☆（9）


やったね、あずにゃん！後輩ができるよ！
と言うわけで軽音部に待望の新入部員が仲間入りする話。

最初は掃除中に発見したさわ子先生のギターを売りに行く話だったのに
何故か、あずにゃんに爬虫類の後輩ができるという
最後のオチが予想の斜め上で笑った。
花田先生はけいおんでは割と堅実な脚本を書くと
思ってたけど特にそんな事はなかったぜ！
なんかもうあずにゃんも観念したのか状況を受け入れてたけど
唯達が卒業して部室で亀とケロタンに囲まれている
あずにゃんを想像すると本気で泣けてくるので
なんとか最終話までには人間の部員を入れてあげて下さい(笑)

ちなみに今週の演出は石原立也さん、
作監：門脇未来さんというベテランと若手の組み合わせ。
沢ちゃんにギターの値段を誤魔化す所から土下座までの
一連の下りはテンポも良いし画的にも遊びが多くて楽しかった。
他にも、髪を結んでポニーテール姿になる澪や
ホームセンターでテンション上がるムギなど
各キャラに満遍なく見せ場が用意されてて良い感じだったな。

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★★★★★★★☆☆☆（7.5）


意外や意外、ちゃんとラブコメしてて驚いた。
杉田智和演じるの星顔の男や、子安さんのシスターなど
次々と新しい変人達が登場してくるも
話の中心はあくまでリクとニノだったのが印象的。
電波なシュールギャグがメインなのかと思ってたが
OPでも二人だけしか登場しなかったりと
ラブコメも真面目にやってくれるって事なのだろうか？
真綾さんのハルヒを思わせるようなあのダウナーな声質が
好きなので、個人的にはそれはそれで凄く楽しみだが。

ちなみにOPではミチコとハッチンやはなまる幼稚園の
1話OPを務めた山本沙代さんが絵コンテを担当。
自分の色を出しつつも、しっかりとシャフト作品になってるのは流石。
深海魚とロケットが飛び交う世界で不思議少女に振り回されるという
悪夢みたいな内容なんだけど、どこか幸せそうな雰囲気が良いな。
ニノさんは相変わらず無表情なんだけど
OPだけみたらちゃんと恋してるように見えるから不思議。

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世界樹の迷宮3はじめました。
現在、第三階層まで到達。
平均はレベル30　B9Fまでのネタバレ含みます。
　

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★★★★★★★☆☆☆（7.5）


「私は、本当に神がいるのなら立ち向かいたいだけよ。」
対天使用の武器弾薬を補充する為、地下にあるギルドに
向かう途中で、仲間が次々とトラップにかかって死んでいく話。
今回もかなり突拍子も無い設定が次々と出てきたが、
1話である程度心構えができていたし、半分ギャグ回という事も
あって割とすんなり受け入れることができたかな。

地下にあるダンジョンに潜ってギルドを目指すとか
死んでしまっても何度でも蘇ることができたり、
記憶や意思の力で土塊から武器を錬成したりと
いかにもゲーム的な設定が飛び出してくるのは、やはりあの世界が
コンピューターの中の電脳世界という意味なのかなあ。
でも序盤からこうもあからさまな情報出してこられると
ミスリードのような気がしてならない。

ゆりっぺの過去話は、前半で仲間の命を
ことごとく軽く扱ってただけに中々インパクトがあった。
ゆりっぺだけが一人残ったってのは不自然な気もするが
妹弟たちや強盗犯が今後出てくるような展開もありえるのだろうか。

ギャグは先週に比べると良くなってきてると思うが
まだまだこんなもんじゃないだろうという気もする。
ただTKの所はちょっと笑った。あの存在感はズルいなあ。

OP/ED
曲だけで言うとOPもEDも今期の中では一番好きですね。
CDはOPとEDが両方収録されているらしいので、これは買う予定。
OPは途中で本編のダイジェスト風の映像が流れていたが
デュラララ！みたいに毎週変化するのだろうか。

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★★★★★★★★☆☆（8）


西浦の二回戦の相手は崎玉高校に決定。
まあ前回の予告とサブタイのおかげでバレバレですが(笑)

埼玉は1年生の天才スラッガーがいるとは言え、
優勝候補の桐青の次の相手だけにどうしても見劣りしてしまうのだが
そこはコールドという新たな目標を持ってくる事で
上手く緊張感を保たせている感じ。
普通はコールド狙いなんていうと、相手を甘く見て
足元を救われるフラグにしか思えないんだけど、
今回の場合は、一つでも多く勝つにはどうすればいいかを
真剣に考えて行動しているだけなんですよね。
全く躊躇わずに大地を敬遠すると言い切る所もそうだけど
この作品は、爽やかな青春を描きつつも
あくまで試合はシビアな真剣勝負な所がとても面白いと思うのです。

「石になれ・・俺はまだ待てる。」
1期で結構分かりあえたと思っていたけど
まだまだ三橋と阿部の会話はグダグダですな(笑)
会話が成立しただけで感動する阿部がちょっと不憫で和んだ。

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★★★★★★★★★☆（9）


２期になり唯達は３年、あずにゃんは２年に進級。
冒頭、ギターの上達振りに驚かされるものの
やっぱりどこか抜けてる唯にホッとする。
お話は、あずにゃんを来年一人にしない為に新人を勧誘する話。
キャラが増えるとその分、今のメンバーの出番が減ってしまうので
五人のままが一番いいという意見は私も賛成。
まあ来年はいざとなれば憂を引き込めばなんとかなるよ！

その他では、始業式で校歌を歌うシーンが印象的だった。
新しい学年になったというワクワクしたイメージではなく
「このメンバーで居られるのはあと一年しかないんだ」という
どこか寂しさを感じさせる演出だったのは
2クールかけて唯達の進路の問題にまで踏み込んで
いこうという意気込みの現れだろうか。

作画に関しては、やはりこの手の萌えアニメの中では別格の印象。
単純に絵が整っているだけではなく、崩した顔や仕草や
髪の動きに到るまで、とにかく唯達を可愛く魅力的に
見せようというアイデアに溢れていて感心してしまった。

OP/ED
1期の正統派ガールズポップから随分と印象が変わったけど
OPはなかなか中毒性がありそうで好きかな。
絵も元気一杯でテンション上がります。

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★★★★★★★☆☆☆（7）

「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」に続くアニメノチカラ第二弾は
1930年代の上海を舞台にしたスパイアクション劇。
「DARKER THAN BLACK」の脚本を書いてた大西信介がメインライターを
担当している事もあって、同作品に似たような雰囲気を感じるが、
舞台設定にしろ男性多めのキャラ配置にしろ方向性はより硬派な印象。
超能力もサイコキネシスや透視、テレポートなど、
誰もが知ってるシンプルなものだったり、使用にちゃんと
制限が設けられていたりと地に足が着いた設定は悪くない。

ただ、物語の方は硬すぎるて正直私にはちょっと難解に感じたかな。
あくまで好みの問題だけど、個人的にはもう少し遊びが欲しいかも。
葉加瀬太郎の音楽は舞台の雰囲気にバッチリ合っていて良かったし
アクションの方もまだまだこれからエンジンかかってきそうなので
しばらくは観続けてみるつもりです。

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★★★★★★★★☆☆（8.5：期待！）


原作既読。ちっちゃいもの好きな主人公、小鳥遊宗太が
先輩だけどロリな種島ぽぷらにつられてファミレスで働く事になる話。

「荒川アンダーザブリッジ」とは逆に、こっちは一見平凡そうな
主人公が変人達に囲まれて悪戦苦闘する話かと思わせて
実は主人公が一番の変態さんだったというサプライズ。
小鳥遊はロリコンを否定していたけど、12歳未満にしか
興味が無いというのは確かにロリコンとか生易しいものではなく
もっと業の深いもののような気がするぞ(笑)

絵的には派手に動かすような作風ではないが
細かい芝居や動作が堅実に描かれているのは好印象。
特に1話では、ぽぷらの描写が神掛かっていて感動した。
パタパタと元気に店内を走りまわるところとか
少しでも先輩振ろうとピョコピョコと背伸びしたり
手を挙げたときに脇が丸出しになってしまう無防備さとか
あれは小鳥遊くんじゃなくても心を奪われること必死。
A-1 Picturesは今期「おお振り」「閃光のナイトレイド」の
三本掛け持ちなので、若干不安もあったのだけど
1話見る限りは全く心配はなさそうで安心。
OPも賑やか＆カラフルでとても良いですね。
これから毎週楽しみにしたいと思います。

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★★★★★★★★☆☆（8：面白かった）


「緑だもの！緑なものは緑だもの！」
「ヤングガンガン」で月1回連載中の中村光の原作コミックは未読。
「他人に借りを作る事」に対し異常な程、拒否反応を示す主人公が
荒川の河川敷に済む自称金星人に命を救われたことをきっかけに
橋の下の不思議な生活を始めることになる電波ギャグ＆ラブコメの模様。

視聴者から観れば、借りを返さないと喘息になってしまう
主人公のリクも十分に変なキャラなのだが、金星人に河童という
とんでもない異物に挟まれてると常識人に見えてくるのが面白い。
分類的には会話というよりは雰囲気や間を重視した
シュール系ギャグになるんだろうが、
それほど投げっぱなしのオチになっている訳ではないし
至極丁寧なリクの突っ込みもあって、
意外と万人受けする笑いになっているような気がする。

話題になっていたキャストの中では
やはり真綾さん演じるニノが一番印象に残ったかな。
あまり感情を表に出す役ではないのだが
これはこれでピュアな雰囲気がが出てて良いな！
村長役の藤原さんの気怠げでとぼけた演技も楽しい。
神谷さんの突っ込みキャラは最近出ずっぱりなので
どうしても他のキャラのイメージが頭に浮かんじゃうんだけど
一番重要な役だけに信頼してる人に任せたんだろうな。
ともかく今後も続々と豪華キャストが演じる
変人達が登場してくるらしいので楽しみ。

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世界樹の迷宮3はじめました。
現在B2F、平均レベル10
パーティは、前衛がウォリアー・ビーストキング
後衛はバリスタ・プリンセス・ファーマーです。
初回なのでキャラ雑感等、B2Fまでのネタバレ含みます。
　

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★★★★★★☆☆☆☆（6）


2010年春アニメ第2弾は「Angel Beats!」
脚本：麻枝准、監督：岸誠二、作監：平田雄三と、スタッフが
好きな人ばかりなのでかなり期待していた作品なのですが
1話の段階では手放しで面白かった！とまではいかず
まだまだこれからといった感じでしょうか。

まあ最初だから説明台詞が多くなってしまうのは仕方ないのかな。
既に死んでしまった後という世界観や神に抗う集団等々
今の所はどこかで聞いたことのある話の域を出ていないのだが
麻枝さんの本はリトバス等、尻上がりに盛り上がってくる印象があるので
シナリオの「泣き」の部分には正直あまり心配していない。

反対に、岸監督の「瀬戸の花嫁」「サンレッド」で爆笑し、
麻枝さんの「CLANNAD」でも大いに笑わせてもらった自分としては
「笑い」の部分がかなり上滑りしているように思えたのが気になった。
岸監督のコンテがまだちょっとテンション低いのかなあ。
戦線の名前を大喜利形式でみんなが考えるところも
キャラの台詞だけでなくもっと画で見せるようにした方が
良かったんじゃないだろうか。

映像的には、戦闘シーンやライブシーンは前評判通り
よく動いてたし、迫力もあって良かったと思うが
日常パートのキャラ作画がおざなりになってたりとチグハグな印象も。
背景のモブの動きとかも大変な事をやってるのはわかるのだけど
なんか力を入れるところを間違っているような。
まずはメインのキャラをしっかり描いて欲しいな。

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★★★★★★★★☆☆（8.5：期待！）


2010年春アニメ第一弾は「おおきく振りかぶって～夏の大会編～」
原作既読＆１期も視聴済み。好きな作品なので楽しみにしてました。
ただ、原作は雑誌立ち読みが殆どなので細かい部分は結構忘れてるかも。
感想はネタバレ無しでいきます。

2期といっても特に仕切り直したりはせずに話は１期最終回直後の続きから。
まあ事前に再放送やってたし、不親切って事もないのかな。
（関西では1期の最終回と2期1話の同時放送だったとか）
1期では敵も味方も割りと爽やかなキャラクターばかりだったので
いきなり弟を傷口を抉りまくる呂佳さんのインパクトが凄かった。
ファミレスでの和さんとの会話でも母校の後輩が負けたというのに
自分とこの勝利にしか興味を示さないあたり不気味だなあ。
西浦が桐青に勝てた理由の一つには初戦で研究されてなかったから
というのが間違いなくあると思うので、優勝候補を破って
逆に研究される立場になった西浦どうやって戦っていくのか楽しみ。

絵的には、素人がビデオカメラで撮った風の試合シーンやら
アニメ間違ってんじゃないのかと思うくらいよく動く
サッカーシーンとか見所はたくさんあったのだが
やはり、しのーかとチア志望のダンス部二人の会話の所が
1期では女子成分が殆ど無かっただけに華やかで良かったなあ。

以下は余談ですが、おお振りの１期が始まったのは、
ちょうど私がこの感想ブログを立ち上げた時期と一致していて、
そういう意味でも中々思い入れのある作品だったりします。
そうか、あれからもう３年も経ったのか・・。
　→１期の感想はこちらから

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★★★★★★★☆☆☆（7）


姫路さんにもう一度振り分け試験を受けさせる為、明久が翔子と一騎打ち。
ラストは大沼監督自らがコンテ担当するのかと思ったら
もえたんや絶チルの川口敬一郎監督だったので驚いた。
でも前半のムッツリーニが発火する所とか、明久の入浴シーンの
バカモザイクとかのノリは確かにそれっぽかったなー。

お話の方は、最終回らしいハッピーエンドで良かったのだが
翔子との決着にしろ姫路さんがＦクラスを選ぶオチにしろ
綺麗に纏めすぎて簡単に展開を予想できてしまったのが残念だった。
これはこれで悪くは無いのだが、バカの物語のわりに
どこか優等生的でこじんまりとした印象なのが惜しかったな。

あとは最終話あまり日のあたらなかった美並の代わりに
葉月の方がクッキー差し入れたりとヒロインっぽい
扱いになってのがちょっと面白かった。
美並は結局報われない子ポジションなのかー。

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