歩行困難での入院(2回目)治療に区切りがつき退院したのが先週末。
治療をほどこされているにしては入院前より更に歩けなくなってるんですけど、
薬ホントに効いてるのかしら。
トイレと食事以外は横になっているし、おしゃべりな人だったのに声に張りもなければ呂律も回らないし、もちろん元気なんて全くない。
「ローガンさん、お母さんとハナ(
ポメラニアン)のこと頼むね」
なんて、弱々しい声で何度もお願いされたんですよ、退院して1時間も経たないうちに。
▼私が行く末を託された()ハナwith電動ぬいぐるみ 男の人が体調を壊した場合、女性よりも大袈裟に反応する傾向があるとはいえ、「130歳まで長生きする!」と豪語していた義父の弱りようには、失礼だと思いつつも笑ってしまいそうになります。
だって退院3日前に義母とお見舞いに行った時には、義母曰く「私より元気」だったんですから。
そんな義父ですが、食欲は旺盛なので、今の状態もそのうち改善されるだろうと楽観視はしています。
ところで、これまで
薬の管理は自分でやっていた義父から頼まれ、初めて《お
薬BOX》に手を付ける事になりました。
予想はしていたけれど、毎食後、朝夕、寝る前、隔日、頓服・・・種類も多ければ回数もまちまちで、思わぬ時間がかかってしまいました。
しかも
薬が多すぎて病院支給のボックスに入りきれず、義父は自前のボックスの中にも
薬を入れていたのです。
とここで、私の手が止まりました。
「この
薬、パッケージは違うけど同じ物よね」
よく見たら、同じ薬が別のボックスにも入っていたんです。
それだけじゃなく、同じパッケージの薬が自前のボックスと病院支給のボックス両方に入っている!
つまり同じ薬を、一度に二重三重に飲んでいたわけです!!
そりゃ、退院後更にふらつくようになるわよ。
薬が効きすぎて副作用も二倍三倍だったわけなら。
その後薬が抜けたのか、昨晩8時過ぎ頃自らベッドから起き出し、滑舌より喋り始めました。
歩行器に摑まっているとはいえ、立ったままの姿勢で、です。
久しぶりにお義父さんの明るい顔を見た気がします。
まっ、退院直後の通院時にあまりにもヨレヨレだったから、明日から再入院決まっちゃってるんだけど。
薬の飲み間違いの原因は、患者本人、患者の家族、医師、看護師、薬剤師、いったい誰のせいなのか。
薬を出す時、看護師や薬剤師さんは丁寧に説明してくれているけど、こうした間違いは起こるんですね。
子供の風邪で出される薬なら、種類も少なくて管理も簡単。
でも高齢者の場合、同じ薬を定期的に受け取っていて、前の月の飲み残しが溜まっていたりする。
お年寄りはもったいない精神で古いのから飲むから、途中でパッケージが代わったのに気付かず違う薬だと思って、結果二重摂取してしまう。
まわりが薬の管理をすれば間違いは減るでしょうが、プライドが邪魔をして他人(嫁など)には頼みづらいんでしょうね。
嫁の立場から言わせて貰うと、こちらから申し出ても100%の確立で断られておりましたし。
今回は、義父が弱っていたから嫁に頼む気になって、発覚したわけです。
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