悪臭をまきちらす工場の社長は、
その工場の煙突のすぐ横に屋敷を構えるのさ。
それが責任をとるってことだ。このセリフを聞いて○電の社長を真っ先に思い浮かべたのは、私だけではないと思う。
赤文字は私が大大大好きな『ONE OUTS（ワンナウツ）』の主人公
渡久地東亜のセリフです。
『ONE OUTS（ワンナウツ）』は1998年から2006年まで、ビジネスジャンプで連載された野球漫画。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ONE_OUTS作者は甲斐谷忍。
甲斐谷忍はフジテレビでドラマ化２回、劇場版も２作品ある『LIAR GAME』の作者としてご存知の方も多いかと思います。
あっ、ちょうど『ライアーゲーム -再生-』が劇場公開中ですね＾＾
それから『ONE PIECE』の作者、尾田栄一郎の師匠･･･だとWikiに書いてありました。
二人とも九州出身ですよね（＾∇＾）
ご存知でない方も多いと思いますので、「百聞は一見にしかず」動画でご紹介しますね。
渡久地の声は萩原聖人さん。素敵ですよ
萩原聖人といえばヨン様の吹き替えで有名だけど、カイジやアカギ・ルパンのＴＶスペなどアニメもやっています。
お気付きかとも思いますが、私のハンドルネームは
渡久地東亜 からもらった名前なんですよ。
野球好きで野球漫画もたくさん読んだ私ですが、この『ONE OUTS』の面白さは格別！
あらすじは上記URLのウィキペディアでご確認いただくとしても、
「ワンナウツ契約」については記しておきます。
■ワンナウツ契約渡久地東亜と球団オーナーの彩川との間で交わされた、年俸に代わる出来高払いの特殊年俸契約。
渡久地が
アウトを１つ取るごとにオーナーから500万円が支払われ、
失点した場合は１点につき5000万円を渡久地がオーナーへ支払う。
さらに追加契約で、レートが4倍や10倍に変更されたり、違約金5億円の表記が加えられたり･･･
一見するとピッチャー渡久地が断然不利なんだけれど、最初の登板で打者21人からアウトを奪って1億500万円ゲット。
それを皮切りにどんどん年俸は膨れ上がっていくんです。
野球+マネーゲーム･･･といったカンジです、オーナーの彩川とは。
『ONE OUTS』の醍醐味は「勝負師」渡久地の頭脳戦、それと渡久地の名言にあります。
動画で紹介した他にもたくさんあり、どれも真実を言い当てていると感心します。
以下にいくつかご紹介しますね。
どれも結構長いですけど＞＜
勝つとは、負かす事、蹴落とす事、つまづいた奴を踏み潰す事、ドブにはまった犬を棒で沈める事、パックリ開いた傷口に塩をすり込む事。
勝ち残るとは屍の山を越える事、決して美しい事じゃない。
残酷な事なんだ。
それでも勝ちたければ……鬼になれ。
危機意識のない勝負に勝利などない。
「危機意識のない勝負に勝利などない」
責任をとるってのはなあ・・・
痛い思いをするってことだ。
迷惑をかけた人間が被った以上の痛みを自分も負うってことだ。
銀の食器を壊したヤツは金の食器を買って返すのさ。
悪臭をまきちらす工場の社長は、その工場の煙突のすぐ横に屋敷を構えるのさ。
それが責任をとるってことだ。
可能性が低いってことはつまり・・・ゼロじゃない。
イカサマを武器にするものは必ず そのイカサマで自分の首を絞める。
お前を救うのは神じゃない
お前自身だ。
今までのアイツは運まかせのサイコロ振りさ。
6回振れば1回は1が出るはずと、ただ漠然と1の目を待つサイコロ振りさ。
たとえ 100回連続で違う目が出ても
『100回 続けて1が出なかったんだから次こそは必ず1が出る』
と言いながら
やっぱり サイを振るサイコロ振りさ。
だが 勝負とはそういうものじゃない。
100回 1が出なかったら サイコロのイカサマを疑うべきなのだ。
そして
100の負けを取り返すために
自分に有利なイカサマサイコロとすりかえるべきなのだ・・・
それが勝負の世界。
自分が動かなければ何も変わらない。
「動けば必ず 何かが変わる！」
▲渡久地東亜。かなり前に描いたエンピツ画に文字入れしてみただけ(´Д｀)
※『ONE OUTS』の漫画はヤングジャンプコミックスから全20巻。
アニメは現在アニマックスで放送中。
DVD--BOXはFirstとLastの２巻（全25話）。
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