2023.10.28

WBC世界ヘビー級王者 タイソン・フューリー(英国)
vs.
元UFC世界ヘビー級王者 フランシス・ガヌー(カメルーン)

 
単なる異種格闘技のエンタメ興行かと思っていましたが、見てみると普通にボクシングの試合でした💦。

ガヌーは、3Rにダウンを奪いフューリーを焦らせ、その後も、ジャブで立て直そうとするフューリーとほぼ互角の戦いを見せ、結果は、1-2(95-94,94-95,93-96)で敗れたものの大善戦でした。

ガヌーが勝っていたのでは?みたいな結果だったことを受け、総合格闘技ファンが、「ボクオタ連中、ザマァ。」とか「ボクシングは地に堕ちた」とかネットで騒いでいます。
一方で、ボクシングファンの「世界王者がダウンするなんて、なんだか恥ずかしい」みたいなコメントを見かけました。

両方に、なんかちょっと違和感を覚えましたね。
個人的には、フューリーがどの程度真剣にこの試合に臨んでいたかはやや疑問が残るものの、ガヌーが高い能力を持ったボクサーであることを示し、今後非常に楽しみであるということであって、 それ以上でも以下でもないような気がします。

まぁ、那須川天心のデビュー戦でも似たような感じになってましたけどね…。
別に自分のことではないですからね…。
なんでそんなに感情的になるのか不思議です。

ガヌーは、WBCの世界ランキングに入ってくる可能性もあるようで、そうなると、戦績0勝1敗の選手が世界ランカーという珍現象が起きることになります。
ガヌーは、もともとボクシングをやろうとしていて、総合格闘技は周囲からの勧めで始めたとのことですから、ボクシングを続ける可能性もありそうですね。
ガヌーが、もし今後ボクシングを続けるとしたら、世界トップ戦線に一気に割り込んできそうです。
注目度も大きく、今後の動向が気になるところです。






 
 
 

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