出版社内容情報
日本で唯一の公式本『人を動かす』が、1936年初版、1981年改訂版を経て、約40年ぶりに大改訂。人が生きていく上で身につけるべき「人間関係の30原則」を、丹念に集めた実話と、成人教育の現場で磨き上げた実践例を交え、説得力豊かに解き明かす。深い人間洞察とヒューマニズムを根底に据え、人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書。あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著にして歴史的ベストセラー。
内容説明
日本で唯一の公式本が大改訂。人が生きていく上で身につけるべき「人間関係の原則」を実例豊かに説き起こした不朽の書。
目次
1 人を動かす三原則(盗人にも五分の理を認める;重要感を持たせる ほか)
2 人に好かれる六原則(誠実な関心を寄せる;笑顔を忘れない ほか)
3 人を説得する十二原則(議論を避ける;誤りを指摘しない ほか)
4 人を変える九原則(まずほめる;遠まわしに注意を与える ほか)
付 幸福な家庭をつくる七原則(口やかましく言わない;長所を認める ほか)
著者等紹介
カーネギー,デール[カーネギー,デール] [Carnegie,Dale]
1888年、米国ミズーリ州の農家に生まれる。大学卒業後、雑誌記者、俳優、セールスパーソンなどさまざまな職業を経て、話し方講座を手はじめに成人教育の講師となり、人間関係の先覚者として名をなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
5
人を動かす要素を紹介するエピソードは面白いが内容は意外にもありきたりで目新しい要素はなかった。2023/11/05
ひろき
3
「人を動かす」という、シンプルだがインパクトのあるタイトルの本書。各項目に書かれていることは、人間関係において非常に重要で本質的なものであると思うが、簡単にできることではないと思ってしまった。特に感じたのは、人の良いところを見よう、褒めて伸ばそうというような考え方が強いということだった。確かに人の長所を見ようとすることはとても大事なことだと思うが、それだけでいいのかという疑問も生まれた。時にはできてない部分をしっかり見て、改善させるように向き合うことも大切なんじゃないかと思った。2024/06/17
コマツナーラ
2
気になっていた本だったが、オーディオブックであったので。(これも読書と言える?) 色々な「人を動かす」事柄があったが、実践してもこれほどうまくいくかなぁ…と思った。聴いた後、紙の旧新装版が安いことを知ったので買った。読み直して、共感できるものだけ少し使ってみようと思う。2024/04/14
けいてぃ
2
途中で飽きたりもしながら、数ヶ月かけて読み切った‥。 タイトルの通り、人を動かすためのエッセンスが書かれた本。主張に合わせて、その実例が事細かにたくさん記述されている。たくさんの登場人物がいるけれど、外国人ばかりで誰も知らないから読みにくさを感じるのかな。2024/03/02
タルトタタン
0
「人を動かす」という邦題はわかりやすいが、原題を直訳すると、「友人をつくり、人に働きかける方法」などいくつかのニュアンスが含まれる。改訂版なので、最初に本書の生い立ちや改訂に関する説明があり、少々読み進め辛かったが、本題に入ると、様々な例を挙げて、人間心理の機微の面白さを説いてあり、カーネギーさんの講座に実際に参加している気持で楽しく読了した。 人同士の関係で大事なのは、相手の気持ちや立場を常に思いやり、真に理解しようと努めることだと改めて学んだ。2024/08/21