2012年06月 | Page 1 | LM徒然草 ~駅と列車と情景と~
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LM徒然草 ~駅と列車と情景と~

風情ある駅と自然豊かな鉄道、そして心に残る情景を求めて・・・

【2012.01 北海道旅行記】憧れの駅・北船岡に立つ


[ 室蘭本線 伊達紋別駅 ]
北の空へ_201201(7)
この日、雪の影響で若干ダイヤが乱れていたため、特急「北斗」はやや遅れて伊達紋別に到着します。
LMの目的地は、この伊達紋別の隣駅なのですが、残念ながらちょうど良い時間帯の普通列車がありません。
仕方なく、駅前でタクシーを拾って、目的地に向かう事にしました。
向かう先は、LMがずっと訪問をしたいと思いながらこれまで断念していた憧れの駅――北船岡駅です。

[ 室蘭本線 北舟岡駅 ]
北の空へ_201201(8)
タクシーに揺られること数分、ついにLMが訪問を希望してやまなかった北船岡の駅に降り立ちました。
この駅は、これまで紹介してきた青海川駅驫木駅千綿駅などと同様、海に極めて近い駅です。
海側のホームに立つと、波の打ち寄せる音が絶えず聞こえるほど、海面に間近い駅なのです。
この海に近い駅のことは前々から知っていましたが、なかなか訪問する機会に恵まれませんでした。
今回、ようやく機会を得て、訪問することができたのです。

(駅の駅紹介は、後日掲載します)

北の空へ_201201(9)
この駅は、夕暮れがよく似合う駅です。
この日、時間的にはまだ15時過ぎでしたが、陽の短い季節のこと、既に空はたそがれ始めていました。
駅は、LMの訪問を歓迎するように黄金の光に染められ、LMの心に深い印象を刻み込みました。

北の空へ_201201(10)
波打つ音が支配する静かな駅に、時折、ディーゼル音と鉄路を軋ませる轟音が響き渡ります。
この辺りは、北海道の大動脈であり、特急や貨物列車が次々と駆け抜けて行くのです。

北の空へ_201201(11)
しばらく北船岡駅で感傷に浸っていると、また新たなタクシーが駅に到着しました。
どうやら、この駅に鉄道写真撮影に来られた御同業者のようです。
そう、この駅は、鉄道写真のポイントとしてもそれなりに知られているのです。
LMも、ここで「トワイライトエクスプレス」を撮影することをもうひとつの目的にしていました。

北の空へ_201201(12)
挨拶の後、その方といろいろ話が弾み、楽しい時間を過ごしました。
しかし、肝心の「トワイライトエクスプレス」は、予定時間を過ぎてもなかなかやって来ません。
段々帰りの列車(480D)の時間が迫り、2人とも焦り気味になって来ます。
その方が調べて見られたところ、どうやら、先刻のダイヤの乱れがますます拡大した模様。
その影響で、「トワイライトエクスプレス」は大幅に遅延していました。
しまいには、肝心の480Dまで大幅に遅延している、というアナウンスが流れる始末。
このままでは、後の列車への接続も危うくなります。
こうなると、接続が怪しくなるので、やむなくLMはタクシーで伊達紋別まで退避することに。
せっかくの憧れの駅訪問だったのに、旅情も何もないバタバタした別れになってしまいました。


テーマ:駅の風景 - ジャンル:旅行

  1. 2012/06/29(金) 00:00:01|
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Author:LM
鉄道旅行が趣味(&気晴らし)のLMが、旅先で出会った駅を下手な写真と駄文で紹介するブログです。
2010年以降は鉄道写真も多くなっています。

[ 趣 向 ]
風情あふれる木造駅舎とローカル線、SLが大好き。都会近辺の路線はやや苦手です。
廃墟系の建物や独特の雰囲気の建物、美しい自然も愛でています。

[ 構 成 ]
基本的に、LMがメインです。
他に、高校時代からの友人にして、このブログの共同経営者・Kが一部の写真撮影を担当しています。Kは夜勤が多いので、平日昼間の撮影に重宝しています(笑)。
このほか、表立っては出ませんが、LMやKの知り合いの女性たちが黒幕?として存在してます。

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