LM徒然草 ~駅と列車と情景と~
FC2ブログ

LM徒然草 ~駅と列車と情景と~

風情ある駅と自然豊かな鉄道、そして心に残る情景を求めて・・・

【駅探訪】長門本山駅


[ 小野田線支線(通称:本山支線) 長門本山駅]
長門本山駅(1)
厚狭駅付近に所要があり、別にそれ以外に用事もないので美祢線の代行バスに乗って美祢線の駅にでも行ってみようと考えていたが、せっかくなのでまだ行ったことのない小野田支線にある長門本山駅にも行ってみることにして、特に目的もなくぶらりと旅に出た。

長門本山駅(2)
厚狭から小野田、さらに雀田で乗り換え、長門本山駅までやってきた。
事前にホーム一本の駅と言うことは分かっていたが、駅のすぐ近くに海が見えるのは知らなかった。
いかにも終端駅らしい風情は感じられた。

長門本山駅(3)
秋の朝の、青く澄み切った空が清々しい。
周辺は閑静な住宅街で、土曜日の朝早くということもあってかほとんど人気はなく、車の走る音さえあまりなかった。
列車は朝2本、夕方2本しかないので、列車で訪れるのはそれなりに大変な駅となっている。

長門本山駅(4)
電線が通い電車が来ているのが不思議なほどの路線であった。
電車とはいえこの路線を走るのは1両のみで、支線内の駅は本駅を含めて小さい駅が2つしかなく、よく維持できているなと思った。
この日は土曜日であまり利用者はいなかったが、地元の人からは愛されているのかもしれない。



関係ないのですが、この後帰りの電車でカメラを落としてしまい、最終的に宇部新川駅で取得されており、それを取りにいった上に、山陽本線で新幹線がダイヤ乱れで大幅な遅れとなっていたため早急に帰宅したことから、美祢線の駅訪問は幻と消えた。

テーマ:駅のある風景 - ジャンル:写真

  1. 2024/11/25(月) 00:00:01|
  2. 駅探訪
  3. | コメント:1

【紅葉】環境芸術の森 令和6年度版


[ 環境芸術の森(佐賀県唐津市) ]
環境芸術の森2024(1)
今年は紅葉が遅れに遅れており、紅葉を撮りたいと思うもののなかなか時期をつかめずにいた。
今年行こうと考えていたのは、過去に紹介した「環境芸術の森」である。
2020年に初めて行ったが、それ以後、何度もタイミングを逃し続けてしまい、行けずじまいにいた、
なので、今回は何とか行きたいと考えていた。

環境芸術の森2024(2)

環境芸術の森2024(3)
「環境芸術の森」は、1万本を超える紅葉があり、その広大さは佐賀県下最大と言える。
とある造園士の方の「昔の森を取り戻す、昔の川を取り戻す、昔の海を取り戻す」という理念のもとに、長い時間をかけて木々を植林され、「大自然の中では新しいけれども、昔ながらの森」として造られた森であり、そのために浄水作用の高い広葉樹を主に植樹されている。
紅葉の美しさはまさに絶景だが、新緑の頃も美しいという。

環境芸術の森2024(4)

環境芸術の森2024(5)
造成されたときに意識されたわけではないだろうが、どことはなしに風情は京都を感じさせる。
実際、そう思われる方は多いようでネット上にもそのような意見が数多く見られる。
LMもここで撮った写真を他人に見せると「京都に紅葉を撮りに行ったの?」と聞かれたほどであった。
ちなみにここは佐賀県唐津市。
それを説明すると佐賀県人さえ信じないほどである。

環境芸術の森2024(7)

環境芸術の森2024(8)

環境芸術の森2024(9)

環境芸術の森2024(10)
実は、「環境芸術の森」は昨今だいぶ知名度を上げはした(観光バスも多い)ものの、地元民にとっては意外と「知る人ぞ知る」みたいな名所となっている。
むしろ、隣県である福岡県民の方が良く知っているのではないかと思うほどである。
ここの景色の素晴らしさは、LMが保証できる。
今週内はまだ何とか大丈夫のはずである。
ぜひ訪問して、この紅葉の美しさを堪能してほしい。



テーマ:紅葉写真 - ジャンル:写真

  1. 2024/11/18(月) 00:00:01|
  2. その他写真(非鉄)
  3. | コメント:2

【因美線】木造駅舎の癒やし旅

 
[ 因美線 那岐駅 ]
因美線駅舎訪問202411(1)

因美線駅舎訪問202411(2)

[ 因美線 知和駅 ]
因美線駅舎訪問202411(3)
精神的にも肉体的にも疲れた。
気になる本があって買ったが、それを読む時間がない。
もう明日にも命が尽きてほしい……この世から消え去りたい。
疲れ果てた状態のため、何もかも忘れてただ聖地となっている駅に逃げ込んだ。
三連休初日、列車で行こうと思ったら大雨で挫折。
Kと一緒に車で進出した。
一日聖地にいて、好きな本を読み、最愛の女性と語らって、ようやく精神が落ち着いた。
聖地の偉大さを改めて感じた旅だった。



テーマ:駅のある風景 - ジャンル:写真

  1. 2024/11/05(火) 00:00:01|
  2. 駅探訪
  3. | コメント:2

【山口線】久々のSL撮影

 
[ 山口線 宮野-仁保間 ]
山口線202410(3)
久々に山口線まて撮影に来た。
だいぶ涼しくなってきたので、こちらも久々の18.6kmポストで撮影することにした。

山口線202410(1)
久方ぶれに来て見ると、基本3段ほどのお立ち台がある18.6kmポストであるが、LMが一番好きな最上段の立ち位置が木々の繁茂のため、撮影できなくなっていた。
仕方ないので2段目で撮影。
しかし、以前より老眼が進み、視力も落ちたのでカメラを除いてもピントの位置がよく見えなくなってしまった。
お陰で今回はピントブレブレの写真がたくさん撮れた(死)。

[ 山口線 徳佐-船平山間 ]
山口線202410(2)
追いかけて徳佐でもう一枚。
時間に余裕はあったのに、設定がうまくいかずにうまく撮れなかった。


ある程度まともなのは動画だけ。




続きを読む

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2024/11/01(金) 00:00:01|
  2. 山口線(SL関連)
  3. | コメント:0

[現状確認]美祢線の現状


[ 美祢線 厚保駅 ]
美祢線202410(2)

美祢線202410(3)
2023年6月の水害により運休した美祢線。
状況を確認したかったのだが、なかなか機会がなかった。
今回、山口方面に行く要件があり、その帰りがけ少し立ち寄ってみることにした。
厚保駅は、これまでとあまり変わった雰囲気はない。
厚保駅の駅舎は地域の交流ステーションとなっており、近隣の人々の和やかな話し声が聞こえた。
列車は来なくても、駅は生きているのを感じた。

美祢線202410(4)
駅の脇に咲いていたコスモスが秋の訪れを感じさせていた。

[ 美祢線 厚保~四郎ケ原間 ]
美祢線202410(1)
しかし、厚保駅を出ると美祢線は厳しい現状を晒してきた。
草に覆われて線路が見えないほど酷い状況である。
最早、見た目だけなら廃線の雰囲気である。

[ 美祢線 四郎ケ原駅 ]
美祢線202410(5)
駅のホームにかすかに見える信号に信号が点灯していることがだけが、ここが現役の駅であると教えてくれた。

[ 美祢線 厚保~四郎ケ原間 ]
美祢線202410(6)

美祢線202410(7)

美祢線202410(8)

美祢線202410(9)

美祢線202410(10)
一方で、前回2010年の水害でも大打撃を受けた四郎ケ原~南大嶺間は、今回もかなりの被害を受けていた。
線路は曲がったり、垂れ下がっていたりした。
見ているだけで心苦しくなってきた。
と同時に、どうしようもない無力感と、虚無感を感じた。
ここだって、以前水害を受けて修復された箇所だった。
大自然を前にして、人間の営みの何と虚しいことか。
虚しい……全ては虚しい。
どこまで行こうとも、全てはただ虚しいものだ。
絶望とも虚無ともつかぬ何とも言えないもの悲しさを感じた。
涼風が妙にもの寂しさを感じた。



テーマ:駅のある風景 - ジャンル:写真

  1. 2024/10/14(月) 00:00:01|
  2. 廃線探訪
  3. | コメント:2
次のページ

このブログについて

LM

Author:LM
鉄道旅行が趣味(&気晴らし)のLMが、旅先で出会った駅を下手な写真と駄文で紹介するブログです。
2010年以降は鉄道写真も多くなっています。

[ 趣 向 ]
風情あふれる木造駅舎とローカル線、SLが大好き。都会近辺の路線はやや苦手です。
廃墟系の建物や独特の雰囲気の建物、美しい自然も愛でています。

[ 構 成 ]
基本的に、LMがメインです。
他に、高校時代からの友人にして、このブログの共同経営者・Kが一部の写真撮影を担当しています。Kは夜勤が多いので、平日昼間の撮影に重宝しています(笑)。
このほか、表立っては出ませんが、LMやKの知り合いの女性たちが黒幕?として存在してます。

[ 機 材 ]
LM:
・Nikon D500(メイン機)

K:
・Nikon D7200(メイン機)

これまでの下車客

多分、新しい記事・・・のはず

御意見箱

乗換案内

このブログをリンクに追加する

この駅の歴史

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2ブログランキング

ブログランキングに参加中!

FC2Blog Ranking

↑クリックしていただけると嬉しいです。

検索フォーム

pictlayer

写真拡張表示機能

写真を拡大表示するプラグイン。クリックで簡単に写真を拡大(原寸表示)できます。お試しあれ!