10月24日(月)、国連広報センターと上智大学共催の「わたしが見た持続可能な、開発目標(SDGs)」フォトコンテスト授賞式が行われました。関係者席を含め約250席準備した会場は満員となり、大盛況でした。
大賞(外務大臣賞)に輝いたニコラス・ブスタマンテ=モンテベルデさんは、リマにあるUiversidad Peruana de Ciencias Aplicadas (UPC)大学のコミュニケーションとジャーナリズム専攻の4年生です。授賞式のために、ペルーより来日し、岸田文雄外務大臣から賞状が授与されました。
左より岸田外務大臣、ブスタマンテ=モンテベルデさん、審査委員長を務めた写真家、レスリー・キーさん
大賞(外務大臣賞)を受賞したモンテベルデ=ブスタマンテさんの“EL OJO DEL CONSUMO”(消費者の目)
受賞作品のリストは、次のブログURLをご覧ください。
主催者の国連広報センターを代表して根本かおる所長が挨拶を行い、「今回のフォトコンテストは、学生の皆さんにSDGsを“自分ごと”にできるとても良い機会でした。常に、何ができるかを考えることが重要です」とメッセージを送りました。
国連広報センター 根本かおる所長
審査委員長のレスリー・キーさんからは、「今回のフォトコンテストの作品は、作者のSDGsに関しての視点とメッセージが含まれています。他の多くのコンテストと一線を画しているのは、そのメッセージ性の強さです。写真は世界を変えるんだ!と改めて感じることができました」と述べ、今回のコンテストを通して自分の原点を見直す機会になった、と講評をいただきました。
レスリー・キーさんからの講評
集合写真
(前列)上智大学 水島教授、Christian Dior PRグループシニアマネージャー藤本さん、フォトジャーナリスト安田さん、上智大学グローバル化推進担当理事 プテンカラムさん、国連広報センター 根本所長、写真家 レスリー・キーさん、ニューズウィーク日本版フォトディレクター片岡さん、ゲッティイメージズジャパン 党さん
(中段)左より西谷さん、パンさん、今井さん、佐藤さん、モンテベルデ=ブスタマンテさん、小森さん、中牟田さん、上澤さん、山崎さん
また、今回の授賞式では、早見優さんとレスリー・キーさん、根本かおる国連広報センター所長による対談も行いました。
写真(左) 根本所長 (右) 早見優さん、レスリー・キーさん
対談では、「私なんて、ではなくて、私でもできること、を考えて欲しい」(根本所長)、「諦めずに、常に働きかけること、アクションに繋げていくことが大切」(早見優さん)、「少しでも自分の余裕をつくって隣の人を助けて、人と人をつなげていきたい」(レスリーさん)と、決して持続可能な開発目標(SDGs)は遠い存在ではなく、身近なところから一人ひとりが行動をしていくことを呼びかけました。
より多くの方々にSDGsに関心を持っていただくよう、大賞を含む入賞作品の写真展も11月18日(金)まで上智大学にて開催しました。
詳細については、http://www.unic.or.jp/news_press/info/21151/
国連アカデミック・インパクト(UNAI)のメンバー大学である上智大学のHPでも紹介されました。
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