1日目:不動沢P6:14-慶応山荘7:53-家形山9:17-ニセ烏帽子山10:25-烏帽子山11:02-昭元山11:59-東大巓13:17-明月荘13:50(行動時間7:36)
2日目:明月荘5:27-分岐6:24-谷地平8:10-鎌沼9:44-一切経山10:51-白とんがり12:00-渡渉12:29-不動沢P13:26(行動時間7:59)

天気が可能性ありで紅葉が来たい出来る(と思われる)北限として、また、東大巓から家形山の間、同じく谷地平の間が繋がっていないので、吾妻連峰の中間部分に入ることにしました。懸念は泥濘と水たまり、笹の被さりは覚悟していく。また今回は一切経山に向かうシモフリ新道なる道を行きたい。しかし、朝の浄土平はとっても冷たい強風が吹きまくってた。火山風味のシモフリ新道は天候の回復によっては復路とすることにしている。不動沢の登山者Pには1台、無人の車有り。準備をして出発すると東側には太陽と青空があって、風が強くても行けそうな感じ。
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地味な登山道を進む。前方が明るくなることもあるが雲が厚そうなので、家形山へ向かうことにする。こちらは樹林の中なので、安泰に歩が進む。
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たまに日が射して、おっとこれは良くなるのかと期待♪
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でもやはり空は光を失って小雨が降りだしたので、フード付きザックカバー+スパッツを装着。慶応山荘は「CLOSE」と表示があったが、軒下で休めるかと思って寄ってみるが、軒下は無く結局大きな木の下で立ち休憩した。横道からの山頂方面は行きは見えたが帰りは見えなくなった。
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まだ見えてはいるんだけど。雨が渋くなってきたので、カッパ上、カッパ下を装着。
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上空の風音はうるさいくらいで、雨粒に混じって白いもの・・・みぞれの手前か。

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ついに強風地帯に突入。雨は時折厳しい。なんとか魔女さんの御目が見れた。
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昨日防水スプレーふっといた靴も、このままでは浸みてしまうのは時間の問題なので、使い捨て靴カバーを装着した。ちょっと足元が不安定にはなるが、臨時の防水が可能。2016年10月に吾妻山には来ていて、その時は通行止め情報を間違って周回にならなかったが、今回も雨に悩まされることになっている。



向かう尾根の紅葉がチラッと。後から来た若者4人組みさんに追い越される。明月荘まで、その後前行ったり、後ろ行ったりとなった。
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この後、雨が熾烈になり、カメラをしまった。ナビをスマホで今回やってたが失敗。雨に濡れた指ではうまく操作できず、なおかつ低温のためか液晶が暗くなった。道案内があるのでなんとかなると思い、こちらもザックにしまう。道がとにかく歩きにくい。水たまりの飛び石、不意なぬかるみ、路端のへつり、笹被りなど、ストックを駆使して進む。雨は止まず、出発点で中止してたらと思ったりも・・・途中、家形山の先で分岐ミス。そしてその先の兵子との分岐の表示が、家形山と東大巓、逆なってたようで困惑。写真撮ってないので見間違え?そうしてニセ烏帽子、烏帽子へと進むと少し雨が収まってきたので、カメラを取り出す。
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烏帽子山の山頂は気持ち良かったが、冷風で指が悴みだして、とても居られずカメラ出す余裕なかったので、風が弱いとこまで降りてから撮る。
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前方の眺め。思わず嬉しくなる(写真をクリックで拡大可)
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その先の方も見えたりして、おおっ!天気回復かぁ??(写真をクリックで拡大可)
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その後も泥濘と湿地帯が連続。
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底が破れたもの、上からは辛うじて濡れないので十分役割は果たしたと思う。
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若者4人組みに先を譲り、東大巓の山頂に寄る・・・2016年には無傷だったが、不自然な破損はどうやったの??後ろからバリっと?横から?
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下る道は小川になってますので飛び石で。
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分岐を右折して、なんだか寒いです。
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よく見ると雨に混ざってか、白い粒!拡大してみてください(写真をクリックで拡大可)
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夜、ラジオで那須の朝日岳の遭難を知る。一日前に冷え込んだのは意外でした。
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まだかな、まだかなとようやく到着しました♪
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水汲みにいって、パイプの出口が分からず、山の斜面から清涼な水を汲んできました。2階は4人組み、1回はランの女性2名が休憩で寄った後(どこ行ったんかいな、多分 谷地平方面と思うけど)入れ替わりで単独男性と、中国の5人パーティ・・・日本語話せる人、約1人できっかけなく、単独男性と色々山談義して過ごし、中国語の褐藻も酔いと耳栓で乗り切る。不思議にちょっとフランスっぽい訛りの中国語の女性が居たような。20時過ぎには終わったような気がするが、眠ったら眠ったで大いびき!山に来るのはタフでないといかんです。今日は水戻し熱入れパスタの高菜味でピリリ。
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翌朝、4時過ぎ起床。単独男性がガス欠で、自分は若干の余裕あったので、カートリッジ貸してあげる。戻ってきてインスタントカフェオレの分、十分で帰宅して帰ったら14g残ってた。中国男性のいびきで(自分も加害者か??)眠れて無さそうな中国の女性を含む皆さんに、お別れの言葉かけて5時半前に出発です。もちろん木道はツルツルな箇所があり気が抜けません。
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2016年当時にシーソートラップだった部分(ココ)は、しっかり固定されてました。
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夢のような光景でした(写真をクリックで拡大可)
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(写真をクリックで拡大可)
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ちょうど、霧が引いていくタイミングでした♪(写真をクリックで拡大可)
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上の写真と比べて、こんな感じに(写真をクリックで拡大可)
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泊りでないと見れない光景で昨日の苦労も忘れてます(写真をクリックで拡大可)
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(写真をクリックで拡大可)
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谷地平との分岐で、単独男性とお別れです。一切経山で会えればと!(写真をクリックで拡大可)
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下りの道は思ったよりも、足の置き場があって良かったです。でも登山道だか、踏み跡だか分かりにくい。テープなどの目印もなく、たまにある標柱で間違って無いことを確認です。
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このような気持ち良い場所もあり(写真をクリックで拡大可)
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中々、湿原に近づかなく長く感じました。
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2014年に遡行した大倉深沢の入り口。水量は安定しているようです。
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記録はこちらです。この時は谷地平にはワタスゲが。



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見覚えのある広大な湿原です(写真をクリックで拡大可)
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(写真をクリックで拡大可)
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まだこれからさらに色づくらしいです。日帰り周回の単独男性と木道が難所であること合意(笑 写真をクリックで拡大可)
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これ、破壊されないように高くしては?3mくらい・・・瀑泉さんにコメもらってた、小滝のこと失念してました。失敗。
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避難小屋には2人分のデポ・・・中吾妻山にでも行かれたのか、はたまた釣りか?
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せっせと姥ケ原へ向かっていくと、10人くらいすれ違い、ご挨拶です。
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そして、ばあ様にご挨拶。覚えてるこの笑顔・・・その2に続きます。
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