乐胖代购免代理版

『今年のアオリイカは渋い』

オイラの地元ではそんな声がチラホラ聞こえてきます。

逆にやる気MAX！

そんな難しい状況で釣ったら、さぞかしカッコイイでしょう。笑

夕まずめ前の時間帯、いざエギングスタート。

しかし…

まずめタイムに突入しても、誰の竿も曲がりません。

ん〜やっぱり渋いな…

チャンスは少ない。

来たるべきチャンスに備えて、丁寧に丁寧に基本に忠実にボトム付近をネチネチ探ります。

しかし、アタリましぇーん（泣）

待てよ…誰が決めたんだ。
春アオリの基本はボトム攻めって。

偏向グラス越しに時々見かける回遊系のアオリイカは、表層付近を泳いでる。

潮に乗って、中層より上を回遊しているのではないか？

自分なりにそのように予想を立てて、手持ちのエギの中から最も沈下速度の遅いものにチェンジしてみることに。

スローにしゃくり、じっくり時間をかけてエギをフォールさせてみると…

ロッドが引き込まれる感触が！

⁈

思い切りフッキングをかます！！

ズドン！
乗ったぁ〜

ジ、ジーーー

すぐに浮上

ブシュ！

スミを水面上に大量に吐いた！！

やっぱり浅いレンジで食ってきたようです。

慎重にタモ入れ。

キロ前後のメスのアオリイカをゲット！

めちゃくちゃうれしい。

マジでうれし…

やっぱり楽しいなエギングは。

狙いがハマった満足感に浸りながら、サイズアップを目指します。

しかし、ここから、長い沈黙の時間帯が続きました。

まわりも誰も釣れてない。

今日はそろそろ終了かな…

そんな納竿モードになりかけた時、中層付近をスローにフォールさせ、シャクリを入れた瞬間。

ズシっ！

根がかり？

ジ、ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

って、いつになったら、止まるんだ⁈

静寂の暗闇の中、けたたましいドラグ音だけが響き渡ります。

隣のアングラー二人組から、『デカイよ、アレ』という話し声が聞こえてきます。

コレはバラしたくない。ドキドキ

慎重にタモ入れポイントまで誘導し、ヘッドライトで照らして見ると…

『デカっ！』

ヤバいのキタ。

いざタモ入れ！

一回目のタモ入れ。ネットイン寸前でイカが驚いてジェット噴射で５メートルくらい走られる。

再度仕切り直し。

二回目タモ入れチャレンジ！

デカすぎてうまくネットに収まらず、ジェット噴射で３メートルくらい走られる。

う〜しびれるね。

三度目の正直。

今度はイカが何とか６０センチ径のタモ枠にギリギリ納まった！

タモ入れ成功！！