めざせ50代からサブ3、そしてその向こうへ : 2020年02月

めざせ50代からサブ3、そしてその向こうへ

単身赴任生活を機に52歳からメタボ対策でマラソンに挑戦。 2年5ヶ月でサブ3、さらに1年後サブ55を達成。 今や64歳、忍び寄る老化と闘いながら、どこまで行くのか...

2020年02月

2月振り返り ~まもなく還暦

振れ幅の大きな2月だった。



月初の別大でのセカンドベストが遠い昔
のように感じるほど、コロナで大揺れの
日々。



202002monthly



うるう年で例年より1日長い2月だったが、
300kmには届かず。



とは言え、何より今月の最大のトピックは
59歳11か月でのサブ55のセカンドベスト。


その後は別大からのリカバリーを優先した
上に、コロナ騒ぎでとくしまの中止が濃厚に
なってきたことから、4月20日のボストンを
ターゲットに無理せずじっくりと復活を
期した。


それでもほぼほぼ300km走れたので、まあ
悪くはなかったかな、という感じ。


そして、いよいよ明日は東京マラソン。


天候は、やや北風が吹きそうなものの結構
いい条件が見込まれている。


日本記録を巡り最後の1枠を賭けた激走が
楽しみだ。


結果がどうなるにせよ、ナイキの話題も含め
目が離せない。


ところで、あと10日ほどで還暦を迎えるが、
さすがに疲労が抜けにくくなっていることを
この1年痛感し始めている。



因みに天皇陛下と同い年。
誕生日も2週間ほどしか違わない。


それがどうした、下々の輩は関係ないだろう!
って事ではありますが...



ところでこのブログのタイトル。


54歳でサブ3を達成して後半のフレーズを
付け加えたが、還暦を迎え、さてどうした
ものかと思案中。



たぶん近日中になにがしかのタイトル変更を
考えているのでお楽しみに。



東京マラソンを走れなかった
皆さん、残念でした。
テレビで最後の一枠を賭けた
戦いを見守りましょう!
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とくしま、中止決定

今更という感もあるが、とくしまの中止が
決定。


昨日も書いたようにダイヤモンドプリンセス
から下船して徳島に戻っていた女性が陽性に
なったことで、中止は時間の問題だった。


規約どおり払い戻しは無し。


今後詳細を詰めるようだが、次回の優先
申し込みと何某かの優待料金を設定する
とのこと。


とは言え、例年先着順で直ぐに売り切れる
訳でもなく、アスリート枠のエントリーも
若干の時間的余裕があるので、実質の
「特典」というのは、次回の優待料金ぐらい。


しかし、大部分の資金は既に使ってしまって
いるだろうから、優待は高々2〜3千円程度
と言ったところか…


これで残るはボストンのみ。



アメリカでも感染者が出始めているので
日本人の入国禁止なんてことにならないか
気が気でない。



ところがそのアメリカ、この冬既に1万2千人
超がインフルエンザで死亡しているらしい。


アメリカは日本のような国民皆保険制度が
なく、医者に掛かると目が飛び出るような
治療費がかかるので、家で安静にしている
しかなく、その結果重症者が多くなるという
構図らしいのだが、一部のニュースによると
真偽の程は定かではないが、実はその多くが
新型コロナによるものでは?
PCR検査が高額過ぎてやられていないだけ!
という、日本も真っ青の笑うに笑えない
が語られていて、本当にこのウィルスって
何なの?と思わずには居られない。



そんな訳で、今回の小中高の突然の休校措置
と言い、世界の混乱は一体どう転んでいくのか、
リーマンショック以上の大暴落となるのか?


ともかく、向こう2週間ほどが大きな分かれ道
になりそうだ。



アメリカも遂にダウ急落や
カリフォルニアでの感染拡大で
一気に社会不安が拡大中。
果たしてボストンを走れるのか?
大統領選絡みでトランプが
「国境封鎖」みたいなことを
言い始めないか心配だ…
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徳島でもコロナ感染 〜一寸先は霧の中

ついに徳島でコロナウィルス感染者が発生


ダイヤモンドプリンセスに乗船し、陰性で
下船、徳島の自宅に戻った60代女性の陽性が
判明したと言う。



お陰で昨日から、様々なリスク対応の検討や
緊急の対応に追われた。



感染者は、航空路を含めた公共交通機関で
自力で徳島に戻ってきた、とのこと。



これまで四国には感染者がいなかったが
地元での感染者が出て、しかもとくしま
マラソンのコースの一部がこの感染者
が住む市町村を横切っているとなると、
どう考えても中止はほぼほぼ確定的か?



仕事関係でも、急遽中止、延期などの決定が
必要になるものもあったが、ある程度想定
されていた範囲内でもあり、何とか大きな
混乱なく済ませそうだな、と思っていた


そして今夕、全国の小、中、高校を週明け
から全面休校、という突然のニュース!


これはかなり社会的影響が大きそうで、
色々と大変なことになりそう…



これ以上深入りは避けるが、この週末を
挟んで、東京マラソン、そして無観客の
Jリーグやプロ野球、JRAの競馬など、
日本中が一気に異様な雰囲気に突入して
行くことは間違いなさそうだ。



韓国で物凄い勢いで感染者が急増中だが、
もし日本もあんな風になり、アメリカでも
感染者が増えて行けば、本当にボストン
参加に黄信号が灯る。



こうなったら、向こう2週間は国レベルで
思い切った休業補償まで視野に入れた
「経済封鎖」に近いことまで踏み出さないと
事態の収束や混乱の回避は難しいかも…


ボストンまであと7週間あまり。


これから一体、何が起こるのか?



一喜一憂せずに走るしかない、




と言いたいところだが、そんなに世の中
甘くないんだよね。




とにかく、パンデミックやら世界経済の
大混乱にならずに済むことを神に祈るのみ。



まさに一寸先は…
気持ちよく前向きに朝ランが
出来る日常が戻って来ますように。
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「返金なし」の曲がり角?  〜30km JOG

来週日曜日、東京マラソンと同日に予定
されていた地元のローカル10km大会が
中止、とのハガキが届いた。


IMG_20200224_193407

小中学生や親子の1〜3kmの部も含めて
たかだか数百人が参加する小規模な大会
なのだが・・


一方でJリーグとかプロ野球オープン戦は
普通に始まっているのを割り切れない思いで
いる方も多いんじゃないかな?


政府見解の「不要不急」のイベントって何だ?
って思ったりもするけど、分かり易く言えば
主催者の生活懸かってるか、趣味の世界か、
ってことだろうね。


市民マラソンなんて所詮は趣味の世界。


数少ない例外は東京や名古屋ウィメンズ
みたいに選手の一生や、テレビ局、スポンサー
の商売が懸かっているかどうか。



とは言え、ここまで軒並み中止になると、
市民マラソンでもそれなりに商売が絡んでいる
関連企業は堪ったもんじゃないかも。


例えば、オールスポーツとか、仮設トイレの
レンタル会社とか。


ナイキ以外のシューズメーカーなんかも、
何とかカーボンプレートや厚底で対抗しよう
と思っていた矢先に、これじゃあ誰も
シューズ買ってくれないので商売上がったり
だろうから。


まあ、シューズは別にしても、市民マラソン
大会を商売ネタにしている会社にとっては、
今回のコロナ問題は死活問題。


元々台風とか大雪など天候に左右される商売
とは言え、ここまで行くとやはり保険でも
無いとやってられないんじゃないかと・・


ka_naさんが書いてたように、ワールド
メジャーズのような世界的国際大会
保険加入で中止時は返金が基本とのこと。


それだけビジネス色が強いってことの裏返し
なんだろうね。


夏前後のウルトラや秋のフルのエントリーが
進行中だったり間もなく始まろうとしている
けど、正直、今エントリーするかどうかって
言うのはものすごく悩ましい。


特にウルトラは単価も高いし、締切ギリギリ
まで様子見って人が大部分じゃないかな?


11月末の大阪のエントリーも、例年どおり
4月上旬に始まるみたいだけど、流石に
その頃には収まっているとしても、4月頭
だとまだ大騒ぎの最中の可能性もあるし・・


となると、これからは多少割高になったと
しても、「中止保険」に加入する大会が 増えてくるかも。


日本の大会は財政面も含めて事実上お役所が
仕切っているのが多いので、みんながみんな
保険加入ってことはないかも知れないけど、
少なくとも外国人が多く参加する都市型大会は
保険加入が当たり前になってくるんじゃ
ないかな?


保険に加入するようになると、経済合理性や
説得性、意思決定の透明性が問われるように
なるだろうから、今回の東京の決定以後の
ような右へ倣えの同調圧力とか、一部の
声のデカさに流されたりし難くなるんじゃ
ないだろうか?



とにかくこの国の危機管理って訳分かんない
事が余りにも多過ぎるから。


そのためにも、保険加入っていうのも選択肢
じやないかな。


別に私は保険業界の回し者でも何でもない
けど・・



何てことをボケ〜っと考えながら、今日は
30km JOG。


20200224RUN


少しゆっくりめのウルトラペース。


とは言え、これで3連休は15、20、30kmと
合計65km。


最後までペースを落とさずに走り切れたが、
流石にそれなりに疲れた。


まあ、ボストンに向けて良い基盤づくりにはなったかな?




ローカルニュースによれば
これまで感染者が出ていない
四国各県にもダイヤモンド
プリンセスの乗客が戻って
きているらしい。
今のところ全員陰性とは言うものの、
帰宅経路とか大まかな住所ぐらい
公表すべきなんじゃないのかな?
もう今更公表したところで出ることは
防げないって尻捲ったってこと?
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別大の記録証 〜20km PR

別大の記録証が届いた。


Point Blur_20200222_175530


やはり、この大会の記録証だけは特別だ。



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過去の別大は全レース、5年連続でサブ3。


生涯ベスト1,2,3が別大。


ネットでサブ55した4レース中、グロス計測のみの2016も含め3つが別大



残る2レースはギリギリサブ3だが、どちらも
故障で苦しみながらも何とか意地で粘り
込んだレースで、これはこれで記憶に残っている。


今年のセカンドベストで、カテゴリー分けに
変更が無ければあと2大会、カテ2で出場
出来る。



たぶん次回からは横浜の自宅からの参戦に
なるが、よほどのことがない限り最優先で
エントリーするつもりだ。


次回は還暦だが、もちろんPB狙いで。


今回のレースで、同年代の快速ランナーの
記録を見ると、ヴェイパー効果なのか
昨年度の全日本ランキングの記録を大幅に
更新している方が結構いる。


かく言う私も2分余り更新してはいるが、
まだまだ上には上が。



還暦でのPB更新。



常識では有り得ないように思われるかも
しれないが、本気でチャレンジしてみようと
思っている。



さて、とくしまが限りなく中止になりそうな
状況でイマイチ盛り上がらない中、三連休の
中日の今日、20km PR。


とくしま4週前なので、本来なら40kmとか
30km辺りが相場なのだが、ボストン目標に
切り替えて、じっくりと脚づくりに徹する
ことに。


3連休初日、雨が降り出して15km Eペース
中途半端で終わったこともあって、明日も
20km以上のJOGで3日間のセット練にする
つもり。



前置きはここまでにして、今朝の結果。


20200223RUN


20.0km   1:28'58"   4'27"/km


当初の想定どおり、終始余裕残しで。


ボストンまであと2ヵ月、8週なので3月下旬
頃を目標に仕上げていく。


3月末に徳島から横浜に引越す見通しだが、
3月22日のとくしまが中止になると、その
前後、走り込むことがかなり難しくなり
そうではあるが。


と言うより、そもそもとくしまの日程は
マラソンなんて走ってる場合ではない
時期ではあるのだが・・・


とは言え、単身赴任中の家財道具の類いは
ほぼ全て処分してしまうので、大した荷物は
ない見込み。


昨年、「引越し難民」が話題になったことも
あり、極力荷物は衣類とランシューだけ(笑)
にして、車で1往復と宅配で送って終わり
ぐらいにしたいと思っているが・・


話が脱線したので、今日はここまで。



今から思えば、別大が中止に
ならなくて良かった。
あの頃は丁度中国の春節で
本来ならもっと中国人、韓国人で
ごった返している筈だった訳だから。
ところでアメリカが日本への
渡航情報をレベル2に引き上げ。
ボストン、無事行けるかな〜??
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とくしまは限りなく中止の方向か? 残るはボストンだが・・

もう中止ドミノか止まるのはほぼ困難か?



昨晩のNHKのローカルニュースでとくしま
マラソンの実行委員会総会の様子が流れていた。


正確な文言は覚えていないが、地元の陸協が
大会への協力が出来ないことを組織として
決定したという。



昨日の会議では実行委員会としての結論は
出なかったものの、地元陸協が協力出来ない
となると、大会の開催はどう考えても無理。



インタビューで陸協の委員は、ランナーとの
濃厚接触が避けられない以上、高校生や
大会ボランティアをリスクに晒す訳には
いかないとのこと。


やっぱりこれはもう無理だ、と痛感した。



サッカーや野球などのプロスポーツは
当然営利を前提に開催されているが、殆どの
マラソン大会では多くのボランティア
が大会を支えている。



例えば高校生がフィニッシュ直後に完走
メダルやバスタオルを掛けてくれたり、
記録証を交付してくれたり。


また、エイドでも地元食品などが1万人規模の
ランナーに提供される。


もしボランティアの家族に受験生や持病持ちの
高齢者がいたとすれば・・


そら、ボランティアどころじゃないのは
明らかだよね。


ランナー目線でばかり見ていると気づき
にくいせど、フィニッシュしたら迎えて
メダルを懸けてくれる女子高生がみんな
マスクにゴム手袋、なんて想像しただけ
でも異常だよね。


そんな目の前でスポドリ飲んでむせ返って、
足攣りで悶絶してるランナーがいたら・・


もう、素直に中止するしかないよね。



ということで、結論は次回総会に持ち越した
とは言え、とくしまの中止はほぼ確定的。



今回のとくしまは、還暦初サブ3にむけて、
サブ3のSSクラス新設もあり、体調も
まずまずだっただけに残念だが仕方がない。


エントリーしていた殆どの皆さんも
シーズン最終レースだったろうから、
本当に残念だと思います。



モチベーションだだ下がりだと思うけど、
来季に向けて頑張りましょう!



と言いつつ、私にはまだボストンがある。



考えるに、東京の一般参加中止報道で海外にも
配信されていたかもしれない京都や熊本城
マラソンの写真。


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         熊本城マラソン from 朝日新聞



あれって、もう最悪のイメージ。


雨が降ってみんな百均レインコート着て
マスクしてるから、なんだか防護服着て
マラソンやってるように見えて、日本って
そんなにヤバいのか、って見えるんじゃ
ないかな。



あれだと、東京の招待選手だってビビって
来てくれないんじゃないかと・・・



ともかく、ボストンが中止になったり、
アジア人入国禁止、参加自粛勧告とかだけは
勘弁して欲しいけどな〜



折角の三連休の出鼻を挫く
マラソン大会中止の嵐。
Jリーグや大相撲などの
推移も見守りましょう。
これからの週末は各地で
「エアマラソン」が流行るかな?
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ボストンに向けての目標

予想したとおり「中止ドミノ」が止まらない。


残念ながらもう、とくしまの開催はかなり
望み薄と思っておくしかなさそうだ。



まだ四国ではただ一人の感染者も出ていない
のだが、全国、そして海外からも集まる
ランナー達がもしや保菌者だとしたら、
ボランティアを務める地元の方たちは正直
たまったものではない。


そんな確率は理屈上限りなく低いだろうけど、
子供たちや病弱の高齢者を 抱えている
彼ら、彼女らからすれば、万が一にも
ウイルスを持ち帰るリスクに我が身を晒す
訳にはいかない、と考えて当然だろう。


そんな構図の上に国内のマラソン大会が
成り立っている以上、ランナーのエゴなんて
押し通せる訳がない。


そんな訳で3月下旬のとくしまは、もう中止が
濃厚という前提で、潔く次を目指して行こうと
思っている。
(今も苦闘して頂いている大会関係者の
皆さんには本当に感謝していますが・・)



そんな訳で、ボストンの目標は・・・


ボストンのエントリー基準の厳しさは、
以前エントリーに際して書いたとおり。


35歳未満の若者はサブ3がボーダーライン
という厳しさだが、60〜64歳の場合は
3時間50分と結構ユルい。


そこで、昨年の60〜64歳の上位の記録を見てみよう。


Boston2019_60-64Results

これが2019 Bostonの60-64歳のベスト5の
記録。


ちょっと小さくて見えないかも知れないが、
右端のネットタイムで順位が決まる。


サブ3でのフィニッシュは3位まで。


ワンウェイのアップダウンに富んだタフな
コースで、春先のレース故、天候や気温、
風向きに左右され易い傾向があるので、
一概に数字だけでは語れないところがあるが、
昨年は普通のコンディションの範囲内だった
ようだ。


となれば、もしベストレースが出来れば、
3位以内、悪くとも一桁順位が期待できる。


60歳になった直後というアドバンテージも
あるので、出来れば上位を狙ってみようと
密かに思っている。


このレースでは、一昨年の悪天候で優勝した
川内も出場予定だ。



かつては瀬古も勝った伝統のマラソン大会。


そのためには、まずは何としても無事に
アメリカ入国を果たせることを祈りたい。



もしボストン中止のような事態
となれば世界はオリンピック
どころではない筈。
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久々の5km LT 〜姫路城落城で流れは決まったか?

姫路城マラソンも中止が決定。


東京マラソンの一般参加中止を受けて、
「中止ドミノ」に歯止めがかかるか否かで
個人的に注目していた姫路城マラソン。


医師でもある市長に対する風当たりも相当
大きかったらしく、まさに苦渋の決断。


その判断自体は、市民でもない、参加予定
でも無かった私には何も意見を言う権利も
ないし、本当に関係者や参加予定だった方々
の無念を思うと、本当に残念としか言いよう
がない。


全く自分勝手な私の関心は、今後のマラソン
大会、特に3月22日のとくしまがどうなるか、
そして4月のボストンに参加できるか否かだが、
この姫路城の「落城」で、とくしまと言わず
今シーズンの大会は全て中止となる流れが
完全に出来てしまった感がある。



もっと言えば、マラソン大会なんてそんな
呑気な事を言ってる場合ではなくなって
きた、ということだろう。


インフルエンザより死者が少ないとか、
色々議論がない訳でもないが、もはや問題は
日本経済はおろか世界経済を揺るがす事態
な訳で、ここは少しでも早い収束に向けて
我慢のとき、ということなのだろう。



くれぐれもボストンが無事開催されて、
日本人の私がアメリカ入国を許されることを
今は祈るしかない。




今イチモチベーションが上がらない状況だが
昨朝、久し振りに5km LT。


別大以降、先週は10km Mペースだったので、
キロ4を切るレベルのペースで走るのは、
200m以内のWSを除けば今回が最初。


秋以降、左かかとに軽い痛みがずっと抜け
ないのだが、今回も足が温まるまでは多少
気になりながらも、いつものマイコース
までの3kmのアップでほぼ気にならなくなり、
5km LTスタート!


3'53"  3'54"  3'53"  3'53"  3'46"
5.0km   19'19"   3'52"/km


終わってみればまずまずの結果。


シーズンも一気に終盤の雰囲気になって
しまったが、こうなればとにかく故障せずに
ボストンへ行けることを最大目標に、
まだ走れる大会があるということに感謝
して、残り少なくなった50代、そして
来たるべき還暦、60代に向けて精進をして
いこう!



とくしま、たぶん開催は
難しいだろうけど、何とか
あと1ヶ月で沈静化してくれる
ことを祈りたい。
そして4月にはボストンへ
行けますように…
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東京マラソンの決断 ~とくしま、ボストンはどうなる?

東京マラソンの一般参加部門が中止に。


ある程度予想されたことではあったが、
東京の この決断が今後の国内レースに
及ぼす影響は 甚大だろう。


東京の場合、東京オリンピックという
失敗が 許されない世紀のイベントを抱えて
いる以上、 この決断は、単に医学的とか
科学的な判断に よるものではなく、究極の
リスク管理と言い 切っても良いかもしれない。



それでは、これに続く国内レースはどうなのか?


例えば静岡、そして名古屋ウィメンズは?


あるいは姫路城、板橋、そして私が出走を予定
しているとくしまは?



名古屋に関しては東京同様、オリンピック選考
という こともあり簡単に中止できないが、逆に
東京と違う 判断を敢えてすることに伴うリスクを
負えるか? と考えれば、たぶん「東京方式」に
落ち着くのでは?



一方、その他のローカル大会は判断が分かれるかも
しれない。


現地で発病者がひとりも出ていないような地域と、
すでに発病者が出ている大都会の首都圏、名古屋圏、
関西圏とでは事情が違う。


実際には東京だって、今も毎朝通勤ラッシュがあって
何千万人もの人たちが「濃厚接触」を毎日繰り返して
いる訳だから、現実には今さら東京マラソンをやめた
ところで、医学的、あるいは科学的にどれだけ意味が
あるか、と言えば、たぶん「誤差」以下だろう。



しかし、日々の通勤は報道されることもない日常だが、
東京マラソンは、たとえそれより2桁以上も少ない4万人
とは言え、社会的影響力は桁違いに大きいからこそ
このような決断に至ったに違いない。



しかし、日本人得意の「同調圧力」を考えると、
今回の東京の決断で、今後の多くのマラソン大会が
中止に追い込まれる可能性がかなり高くなった。


未だただひとりの感染者も出ていないとくしまも
例外ではないだろう。


もちろん、開催してほしいが・・・



では、ボストンはどうなる?


もちろん、これからの世界、そしてアメリカでの
発病者の推移によって全然様相は違ってくるかも
しれないが、アメリカの場合、よぼど中止に合理性、
必然性がある状況にならない限りは、そう簡単には
中止にならないだろう。


むしろ心配なのは、先日も書いたように日本国内で
蔓延、アウトブレイクが起きれば、日本人のアメリカ
入国が制限される可能性があること。


もしそうなれば...


いずれにしても、現時点で無用の大騒ぎや憶測は
何の利益も生まない。


今の私にできることは、せいぜいい新型コロナに
掛からないようにするぐらいしかないが、無用の
同調圧力で「意味なく」とくしまが中止になること
は何とか回避して欲しいが、果たしてどうなる
だろうか?



東京を楽しみにしていた
皆さんは本当に残念でしょうね。
来年の東京はプレミアムメンバーに
なってチャレンジしようかと思って
いたが、来年は今年の当選者の枠で
ほぼ埋まってしまうだろうから...
それより、問題は今年のボストンだ!
ホテル代、航空券代とかキャンセル不可
で取ったものも少なくないので...
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驚きのアクセス急増!! ~20km PR

別大から2週。


次のフル、とくしままで5週の週末。

別大以降、無理せずゆったりと回復を目指している。



今朝はキロ4分半で20km。


20200215RUN


まだ完全には疲れが抜け切ってはいないうちに
一昨日に10km Mペース走を始めたこともあって、
4'30"ペースでもそれなりに気合の入った走り込み
になった。



次走、とくしままで5週。



さらに4週後のボストンが控えていることもあって、
とくしまに向けては、やや軽めの仕上げで臨もうと
思っている。



新型コロナウィルスの感染が広がりつつあるが、
4月20日のボストンに向けて、もしも国内で感染が
このまま広がっていくと、アメリカへの入国制限が
発令されてしまうのでは?ということが冗談抜きに
心配になってきた。


当面、東京マラソンがその試金石になりそうで、
もし東京マラソンが中止、もしくはエリートのみの
レース、なんてことになると、ボストンでの渡米
自体が怪しいことになってくる。


これまでは気を付けてはいても他人事のような
気楽さがあったが、いざ我が身にその影響が降り
かかって来るかも知れないとなると、この平穏な
徳島の田舎で暮らしていても、一気に心配になって
きた。



マスクはあまり予防に効果がないと言うし、入手難
となると、とにかく手洗いやうがいをしっかりやるしか
ないか...




さて前回のエントリー、股関節の動的ストレッチを
UPしてから、思いもよらずアクセスが急増している。


IMG_20200215_203250

ライブドアのアクセスログによれば、
それまでの1日600~900PV(ページビュー)が
一気に1桁以上急増して、すでに1万PV/日を超えた。


前々回の鉄板「ヴェイパー」ネタですら1000PVに
届かなかったものの結構PVが伸びていたのに
比べてもまさに桁違い!



何でそんなに急増したのか、面食らってしまったが、
どうやらGoogleの「おすすめの記事」に載ったのが
原因ではないかと推測している。



この予期せぬ急増によって、


ブログ村ランキング20200215


ブログ村のランキングも、ダントツで
過去最高のひと桁ランキング!



どういう仕掛けなのかは分からないが、前述の
ライブドアのアクセス解析のデータを見ると、
”googleapis"というドメインから飛んできている
アクセスが目立っている。


そのほか、Livedoorブログでも
「ランニングカテゴリ人気ブログ」
のトップにランクされて、ランニングカテの
Livedoorブログの末尾で目立っていたり、色んな
要因があるようだ。



それにしても、今まで1日せいぜいい数百PV
だったのがいきなり1万超PVというのは驚き
でしかない。


「バブル」であることは明らかで、やがて
落ち着くところに落ち着くのだろうが...



どういう仕掛けでそういうことになったのかは
分からないが、これまでコアな主にシニアの
マラソンランナーにしか気にも掛けられなかった
このブログを、理由はどうあれ初めてご訪問
いただいた方が9割方だと思うので、もしも
マラソンに興味があって、メタボだったり、
アラ50~60のシニアだったり、サブ3ないし
ガチで走ることに興味がある方、今話題の
ナイキの厚底に関心がある方、何でもよいので
折角お立ち寄りいただいた皆さんには、50代から
マラソンを始め、サブ3(3時間切り)を達成し、
還暦になっても未だに元気にサブ3を維持して
いるおっさんがいることと、40代、50代は
やり方次第ではまだまだ若くてバリバリ頑張れる、
ということを知って欲しいと思っています。



という訳で、初めてこのブログにお立ち寄り
いただいた皆様、特にシニアでランニングを
頑張ろう、楽しもうと思っている皆様。

少しでも皆さんの参考にしていただければ
有り難い限りで、こうして日々拙文をUPする
励みになります。



理由はどうあれ、このブログに
辿り着いた皆様。
少しでもご関心を持っていただけた
とすれば有り難い限りです。
今後もお暇なときにでもお立ち寄りを。
↓ポチッと応援宜しくお願いします。


真冬なのに大汗 ~股関節を回すストレッチの効用

昨日、水曜のスピ練のつもりが寝坊。


そんな訳で1日遅れで暫くぶりのスピード練習。



とは言うものの、別大から1週間半。

もう目に見える疲れはほぼ取れたものの、あまり
無理はしたくないので、今日はスピードを抑え気味で
いくメニューとして、10kmMペース走を選択。


20200213RUNsum



20200213RUN


最初の1kmはキロ5でアップ。


以後、10kmを2段のビルドアップ気味で。



今朝は16℃と季節外れの暖かさ。


朝RUNとしては本当に久しぶりに半袖コンプレと
5インチショートパンツで。



身体が温まるまで、最初はイマイチのペース。


やがて汗が吹き出し始めるにしたがって楽に
ぺースアップ。


久々のジャパンブースト3だったが、後半はほぼ
先日の別大ペースまで上がって無理なく巡航。


後半は2月とは思えない大汗をかいて無事に終了。


考えて見ると、冬の4、5か月ほどを除けばいつも
こんな風に大汗をかいて走っていたんだ、と改めて
実感。


久々にいい汗をかいた。



さて、今日の話題は、昨日のストライドに関連
するお話。



一昨年夏に梨状筋症候群を患って以来、今でも
ほぼ毎晩続けているルーチンがある。


ストレッチなのだが、一般的な静的ストレッチ、
いわゆる筋やスジをじわ~っと伸ばすものでは
なく、動的ストレッチというやつで、ものすごく
簡単なもの。


ベッドでうつ伏せになった状態から、両ヒザ下を
直角に立てる。


そしてヒザ下を左右にワイパーのように大きく
振ってやる。


ただそれだけ。


いつもは寝る前に左右に50回。


両下肢を揃え、ゆったりと大きく振る。


最初はもっぱら梨状筋症候群対策だったのだが、
続けているうちに、股関節支点で大きく走るときの
動きと共通点があることに気づいた。


両下肢を大きく一方に倒すと、反対側の腰骨が少し
浮き上がる。


この左右の腰骨の動きの繰り返しは、実は1年余り
前から始めた股関節支点で骨盤を回しながら
ストライドを伸ばす走りと共通点がある。


直立した状態で腰をツイストする動きと似ている。


この骨盤を回す動きにより、腸腰筋が使えて、
股関節(脚の根元)の支点が前後にシフトする
ことで、自然にストライドが伸びるのだ。


この骨盤がスムーズに回る感覚は、走る動作の
中でいきなり意識的にやると疲れてしまうが、
こうして毎晩、脱力した状態で骨盤が回る感覚を
覚えると、実際のRUNでも無理なく自然に出来る
ようになる。



そして、この動的ストレッチのバリエーション
として特に臀部に疲れを感じるときに追加する
のが、同じワイパー動作を股を左右に30~45度
開いた状態でさらに30~50回。



これをやると、如何にも股関節(大腿骨の付け根)が
回っているということが実感できる。


こちらはストライドを伸ばすというよりは、純粋に
臀部まわりの筋肉群と股関節(大転子)がスムーズに
動くようにするのに役立っている気がする。


事実、これをやると梨状筋症候群を患った右臀部の
股関節が、コキッ、コキっと回って、梨状筋や
周辺の筋肉群、関節まわりがほぐされているのが
実感できる。


一昨年の夏、梨状筋症候群に悩みに悩んで、色んな
静的ストレッチや、電気治療、整体などを試して
ダメだったのだが、ネットでこの動的ストレッチを
見つけて試してみたら、日に日に症状が改善し、
1週間ほどでほぼ全快したのだ。


以後、左右の臀部に疲れが出た時など、この動的
ストレッチを入念にやっているが、先に述べたように
副次効果として、股関節支点で股関節を回して
ストライドを伸ばす走りにも良い影響を与えている
と思っている。



ヴェイパーフライやズームフライは臀部の筋肉を
使った走りになる傾向があるので、臀部に疲れを
感じた時など、この動的ストレッチを試してみては?


個人差があるので、効果のほどは保証しかねますが...



身体の固さは筋金入り。
多くの静的ストレッチは
その姿勢すら取れないことも。
正座すらできないぐらいなので・・・
その点この動的ストレッチは超簡単。
寝る前や寝起きに気楽にお試しを。
↓ポチッと応援宜しくお願いします。


過去5年間の別大比較 ~ヴェイパーFN%の効果は?

今日は過去5年連続の別大を振り返って、
特にヴェイパーフライ・ネクスト%の効果を
見てみようと思う。



IMG_4841




まずは、いきなり過去5年分の別大データをドン!


2016別大  2:55'10"  Takumi REN
05-10   20'16"   4'03"/km   208spm   115cm
15-20   20'23"   4'05"/km   210spm   115cm
25-30   20'36"   4'07"/km   207spm   116cm
35-40   21'44"   4'21"/km   205spm   113cm

2017別大 2:59'44" Japan Boost3
05-10   20'38"   4'08"/km   207spm   115cm
15-20   20'36"   4'07"/km   208spm   116cm
25-30   21'18"   4'16"/km   205spm   115cm
35-40   22'32"   4'30"/km   200spm   111cm

2018別大 2:54'16" Japan Boost3
05-10   20'28"   4'06"/km   201spm   119cm
15-20   20'17"   4'03"/km   204spm   119cm
25-30   20'11"   4'02"/km   205spm   119cm
35-40   21'24"   4'17"/km   201spm   116cm

2019別大 2:59'13" Japan Boost3
05-10   20'39"   4'08"/km   196spm   121cm
15-20   20'40"   4'08"/km   196spm   122cm
25-30   21'10"   4'14'/km   197spm   119cm
35-40   22'16"   4'27"/km   196spm   114cm

2020別大 2:54'49"  VaporFly Next%
05-10   20'23"   4'05"/km   195spm   124cm
15-20   20'28"   4'06"/km   197spm   123cm
25-30   20'31"   4'06"/km   195spm   124cm
35-40   21'28"   4'18"/km   195spm   119cm



過去5年の別大で、5-10km、15-20km、
25-30km、35-40kmのラップ、ペース、
ピッチ、ストライドを比較してみた。


2016、2018、2020年はともに好走して
グロスサブ55ないしそれに肉薄するレース
だった。(マーカーの3レース)


その3レース、シューズはそれぞれ違うが、
最も大きな違いはストライドの長さ。



2018年まではどちらかと言えばピッチ走法。
少なくともストライドを伸ばそうと意識した
ことは無く、むしろ無用の着地ショックを
避けることを意識して、「摺り足」的な走り
だったと思う。



しかし2017後半にテレビで「陸王」が放映
されたのを機に、愛用していたジャパンブースト
の「厚底」(当時)をより意識するようになった。


当時、一般には入手困難だったヴェイパーフライ
(初代)の代わりにズームフライ(初代)を定価で
入手、足立フレンドリーでいきなりハーフPBを
マークしたものの、足裏痛が我慢できず、2018別大は
足に馴染んだJapan Boost 3 で臨み、初のサブ55を
達成した。



梨状筋症候群による走力ダウンがあった2018~
2019シーズンになり、ヴェイパーフライFKが発売、
設楽や大迫の日本記録の走りが注目を集め始め、
箱根駅伝でもナイキ旋風が吹き始めていたが、
ヴェイパーフライFKの入手難とカーボンプレート
による足裏痛の懸念もあって、別大には引き続き
Japan Boost 3で臨んだ。 


一方、シューズこそJapan Boost3ではあったが、
ヴェイパーによるストライドの伸びによって驚異的な
PBが連発している状況を目の当たりにし、ストライドを
伸ばすための走法改造を始めた。


走法改造のきっかけになったのが、2018大阪のアフター
でのたのくるさんとの会話だったが、早速2019別大で
その片鱗が数字上表れている。


この時は、梨状筋症候群からの復帰してのサブ3達成
だけで精一杯だったが、股関節支点で軸足にしっかり
乗り込み、遊脚を巻き上げ、結果としてストライドを
伸ばす走りが徐々に身に付き始めていたのだと思う。



そして2020年別大。


2019別大に比べ、ストライドが2~3cm伸びている。


Japan Boost 3 → VFN%の履き替えがあった割には
そんなに劇的な違いではないようにも見えるが、
ピッチ固定であればストライドの1cmの伸びは
1%近いスピードの伸びに相当する。


サブ3(180分)の1%は2分近いタイム短縮な訳で、
やはりヴェイパー効果は大きいと実感するが、その
一方で理由はどうあれ2019シーズンでJapan Boost 3
ながらストライドを伸ばす走法改造の基礎づくりが
出来ていたことが、今回、ヴェイパーの威力が大きかった
にせよ、還暦目前でのセカンドベストにつながった
のではないかと思っている。



因みに、今回の別大では、2年前や昨年の別大より
2kg以上体重オーバーだった。


体重1kg=3分と言われる中でサブ55のセカンドベスト
が出せたのは、他でも言われているように、、体重を
しっかり載せてプレートを撓らせ、ズームXフォームの
高エネルギーリターンの恩恵を最大限に引き出す一方、
他のシューズとは別次元のクッション性の高さが、
体重による着地衝撃を最小化し、劇的に疲労を軽減
したことがあるのではないだろうか。



報道によれば、新ルール適合シューズとなるであろう
ナイキ・アルファフライにおいては、体重による
反発を最適化するために、カーボンプレートの厚さを
シューズのサイズに応じて微調整するらしい。


現行のヴェイパーフライN%はトップレベルのランナーに
最適化されているだろうから、体重の軽い市民ランナー
にとってはカーボンプレートの設定が若干オーバー
スペックになっている代わりに、体重が重いランナーに
とっては案外マッチしているのかもしれない。


いずれにせよ、体感でも分かるとおりヴェイパーN%の
効果は間違いなしに大きい。



「厚底旋風」に関する報道が加熱する中で、コーチ陣の
コメントで「シューズに合わせた走りが必要」というのが
多くみられたが、この「厚底」はどんなマラソンランナー
にも大きな効果をもたらすことは間違いない一方、その
ポテンシャルをより大きく引き出せる走り、というのも
間違いなくあって、そういう意味では私の走りや体重は
結構いい方向に作用してくれていたに違いない、と
つくづく感じている。



東京マラソンでおそらく大迫や設楽がアルファフライを
初めて実戦投入するだろう。



その結果次第で、またしても厚底論争が再加熱するに
違いない。


個人的にはアルファフライはやり過ぎ感がなくもないが、
エアやジェルのクッションがマラソンにとどまらず
様々な形で多くのスポーツシューズですでに使われている
現状からすれば、今さら規制のしようがないのだろう
とも思う。


ただ、一市民ランナー目線からは、さすがにシューズ1足
3万円はやり過ぎだと思う。


ナイキや、類似品を世に送り出すシューズメーカーの
開発競争には敬意を表するし、何とかナイキ1強には
歯止めをかけて欲しい。


ヴェイパー1足で、これまでの本番シューズが4足も
買える、というような状況はどう考えても異常。



はやくヴェイパーN%の型落ちが多数売れ残って
1万円以下で買えるような状況を期待するが・・・


当面、向こう1年程度は「ピンクの厚底」を
本番シューズ限定で使って、少しでも元を
取りたいと思っている。



この1足でジャパンブーストが4足、
そしてガーミンが買える。
ガーミンでは決して速く走れる
訳ではないのだが...
でも12万円のガーミンとか
1袋1500円のジェルとか、、、
やっぱ相場ってあるよね
ライバルメーカー、もっと頑張れ!!
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別大振り返り(6)~フィニシュ後、PB3走比較

別大からはや1週間。


時折小雪が舞う寒さの中、20kmJOG。


5'20"~40"でゆったりと。



別大の疲れはほぼ抜けてきた感じだが、
もう1週間ぐらいは焦らずじわじわと戻して
いこうと思っている。



別大のフィニッシュ後、ゴール脇の芝生で
後続の仲間を応援。


その様子がテレビ中継に映っていたようで、
motoさんがその辺を詳しく書いてくれている。


こちらにも。


この日の晩はアラフィフ、アラカンの仲間たちと
楽しいアフター。



後泊して翌日、恒例の別府湾に面した砂湯に。


IMG20200203094429


このあと、明礬温泉にも寄って白濁した硫黄泉の
露天風呂に浸かってから、別府駅に戻ってきた。




駅前にある銅像で記念写真でも、と思ったら
車いすの方が混じったグループが銅像の前に
陣取って談笑中。



Point Blur_20200209_160320


いつまで居座っているのかな?と思って
よくよく見てみると、白い杖を持った
小柄の女性は...



世界記録更新の道下さん!!


38km付近で抜き去られ、ついて行けなかったが
ラストのひと踏ん張りで力を貰ったのは間違い
ない。



声を掛けて記念写真を、と一瞬思ったが、楽しく
談笑されているのに割って入るのも、と思い直し、
少し離れたところから銅像の写真を撮る振りをして
写真の隅に写させていただいた。


隣の背の高い女性は前半の伴走者かな。



盗撮した訳じゃないけど勝手に写真を撮って
済みません。




さて、今回の走りの総括として、過去の
別大の記録と比較してみた。


2016  2:55'10"          3rd 
2017  2:59'44" (2:59'30")
2018  2:54'16" (2:54'05") PB 
2019  2:59'13" (2:59'00")
2020  2:54'49" (2:54'37") 2nd



過去5回の別大は、すべてサブ3、

うち、2018がPB、今回がセカンドベスト、
そして2016がサードベスト。


残りの2回は故障を抱えたり故障明けで何とか
ギリギリでサブ3を死守したが、とにかく別大は
私にとって最高かつ好相性の大会だ。




2年前のPBのラップ。

2018別大アップデート

極寒、強風の中、10~35kmの中盤を風に
乗って楽にペースアップでき、ラストの
向かい風に余力を残せたのが勝因だった。



サードベストの4年前の初別大。

別大2016PB比較

右側の数字は2018のPBとの比較。
30km手前から遅れ始め、30km以降
失速してサブ55を惜しくも逃したレース。



そして今回のラップ。

別大2020PB比較

こちらも、30kmまでは風の要因を除けば
PB時と遜色のないラップ。
30~35kmの落ち込みを取り戻せなかったが
35kmの第2折り返し以降、落ち込みながらも
何とか粘り切ったという感じ。



こうして見ると今回は、年齢のことも考えれば
ほぼベストレースと言っても良いだろう。


ただ、体重がPB時より2㎏以上重かったことや
ヴェイパー効果も加味すれば、もう少し行けた
気もする。



今シーズン、残るは還暦初のフルとなる3月22日の
とくしまと、4月20日のボストン。



それぞれ中7週、中4週と結構立て込んでいるので
ボストンに照準を合わせるためにも、とくしまは
あまり無理せず確実にサブ3を獲りに行く程度で。



そしてボストンは、下り基調の片道コースで、
ハートブレイクヒルなど中盤以降にアップダウンが
結構あるタフな非公認コース。


風向きや天候に大きく左右される可能性があるが、
タイムというより60~64歳の年代別でベスト
パフォーマンスを目指したい。


天候などの条件にもよるが、2019年のresultsでは、
サブ3なら60~64歳の5位以内、サブ55ならトップ争い
という感じだ。


この辺はまた改めて詳しく書くとして、別大の総括は
これで締めることとしよう。



別大はカテ2を再度確保したので
気分を一新してとくしま、
ボストンへ向けて。
来年、また戻ってきます。
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別大振り返り(5)~フィニッシュまで


今日は午後から仕事で、午前中、10kmだけJOG。



キロ5少々のEペース下限で。


別大の疲れはかなり抜けてきたが、この週末は
無理せず回復を優先させたい。



さて、もう賞味期限が切れかかっているが、
別大の振り返り、いよいよフィニッシュまで。



35kmの第2折り返し通過は2:23'54"。


54分切りのPBは厳しくなったが、サブ55、別大カテ2は
頑張ればまだ大丈夫だ。


皮算用では、残り7.195kmを、40kmまで4'18"で21分半、
ラスト2.195kmを9分半でギリギリセーフ。


とにかく4'18"をキープ、最低でも4'20"を見ないように
頑張るだけだ。



とは言え、直前の35kmラップは4'18"だったので、もう
これ以上遅れることは許されない。


現実にはかなり厳しい闘いとなることは間違いない。



【35km~40km】
 4'22" 4'16" 4'17" 4'18" 4'15"
 2:45'25"  21'31"  4'18"/km



折り返して直ぐ、連続で二つの橋のアップダウン。


一つ目の長い橋でぬまっちさん、サトさんとスライド。



エール交換も余裕がほとんどない。



一つ目の橋を下ったところが36km。



早くも4分20秒を割り込んでしまった。



万事休すか!?



2つ目の橋の上りの給水手前で最後のジェル、
メイタン・ゴールドを摂り、下りを使って
何とかペースを4分10秒台に戻した。


約2km産業道路を進んだところで左折。


周りのランナーも全体にペースが落ちている。


2年前のPBのとき、ここで先行ランナーを
ゴボウ抜きしたことを思い出し、先行する
ランナーに何とか食らいつく。


ラスト5kmを通過。

2時間33分20秒ぐらいだったと記憶している。


サブ55へ残り21分40秒。


418で行ければ10秒のマージン。


とにかく418を死守、最悪でも420を見ないように。


再び右折して柳通りの2kmあまりの直線に入る。



何とか418ペースを維持していると、後方から
背の高い男性伴走者を伴った小柄な女性視覚障害
ランナーが勢いよく抜いて行った。


道下さんだ。


確かサブ55だと自らのもつ世界記録更新の筈。


何とかついて行こうと試みたが、彼女だけ周りの
男性ランナーたちと全然勢いが違う。


サブ55をめざす結構な密度のランナーたちを
縫うように、小柄な道下さんの姿が次第に
遠ざかっていく。



39.5km付近でふたたび左折。



道下さんの背中は、はやランナーの人波に
遮られ見えにくくなっていたが、残すところ
もう3kmを切っている。



先に見える信号を右折すれば40kmだ。


もう残り僅か、もう死ぬ気で走っても何とか
フィニッシュに辿り着ける、と思うと少し
元気が戻った。



そして再び右折して直ぐ、40kmを通過。



 40km 2:45'25"



ラスト9分半に若干のおつりがある。


何とか大丈夫だ、とほぼ確信したが・・・



【40km~Finish】
 4'18" 4'19" 1'16"(0.31km)
 2:54'49"  9'24"  4'17"/km



すぐにラスト2kmを通過。


残り8分45秒ぐらい。


4'20"でも間に合う。


Epsonの1km平均ラップ表示をチラチラ見ながら
進む。



ほぼ一杯一杯でこれ以上ペースは上がらないが
かと言って完全に出し切るレベルにはまだ僅かに
余裕がある。


大分川の橋に向かう緩い上りを上り切って、
競技場に向け川沿いへと右折。


ラスト1kmを通過し、一気に坂を駆け下りた。


残り4分30秒ほど。



もう間に合うと確信し、ラストスパートに入った
つもりだったが、全然スピードは上がらない。



競技場入り口に駆け込んだ。


競技場入り口の計時板は残り2分あまり。


バックストレートを過ぎて最終コーナー。
残り200mでまだ1分ある。


もう大丈夫だ。


2時間54分49秒でフィニッシュ。


2020別府大分finishBLG
   (RKB毎日放送フィニッシュ映像WEB配信より)



59歳11か月の5度目の別大で、2018別大に次ぐ
セカンドベスト。



PB更新はならなかったものの、現状の仕上がり
具合を冷静に考えると、十分満足のいく結果。



今回の別大を含め、マラソン界を席巻したヴェイパー
フライNext%によるところがとてつもなく大きかった
ことは事実だが、



次回、別大を最後に総括して、還暦60代を展望
してみようと思う。



これまでPB、セカンド、
サードベストはすべて別大。
さらに過去5年、すべてサブ3。
別大を抜きにはもぅ何も語れない。
↓ポチッと応援宜しくお願いします。


別大振り返り(4)~35km 第2折り返しまで

早くも別大から1週間近く。


ようやく筋肉痛も徐々に治まってきた。



記憶が薄れないうちに別大の振り返りを急ごう。



うみたまごまで戻って20km。


これまでのように楽ではなくなったが、まだ
多少の余力を残して後半戦へ。


【20~25km】
 4'05" 4'07" 4'06" 4'09" 4'03"
 1:42'25"  20'35"  4'07"/km



うみたまごを過ぎ、ハーフを通過。

 21.0975km 1:26'20"


依然として53分切りのペースを維持している。


この付近から大きなバンクが何回か続く。



大した風もないこともあって、集団には拘らず
基本的に最短のコース取りで。



大分の街が近づいてきたところで、ちょっと
ペースが落ちた。


疲れが徐々に出始めていたのは事実だが、
早くも失速という訳にはいかない。


海岸沿いの道が終わり大分の街に入るあたり。


少しストライドが落ち、ヴェイパーの反発力が
鈍ってきているように感じていたので、腰高を
意識してしっかり股関節支点でシューズを踏み込む
ようにしたところ、ペースが戻った。



大分の街に入ってすぐ、25kmを通過。

 1:42'25"


設定の4'06"ペースから5秒の貯金。


一時はズルズルと失速しかねない状況だったが
フォームの立て直しで、明らかに楽にペースが
維持できるようになった。



【25~30km】
 4'06" 4'05" 4'06" 4'06" 4'08"
 2:02'54"  20'29"  4'06"/km


大分市街地の真っ直ぐな道を進む。


そんなに余裕はないが、設定ペースは維持
できている。


市街中心部、大分駅の近くまできたところで
左折。


一旦、海側に向かって進路をとる。


一昨年の寒波、強風の中でのPBのことを
思い出した。


その時は、一気に向かい風を受けたが、今回は
風の影響はほとんどなし。


当時、風に負けて一気にペースの落ちたランナーを
ゴボウ抜きした記憶が蘇り、左折をきっかけに
風もないのに流れのペースが落ちたように感じ、
2年前の再現。


結果的にペースが上がっていた訳ではなかった
ようだが、確かにこの1kmほどの区間で20人
ぐらいは抜いただろうか。



ふたたび右折して臨海産業道路へ。



ここから35kmの第2折り返しまで6kmあまりの直線。


前方に弁天大橋の坂が見えてきた。


この坂が壁のように感じるか、それとも楽に上り切れるか。


後者のイメージで、あまり無理せず敢えてストライドを
詰めて楽に上ることを優先した。



うまく上り切った、と思ったので一旦落ちたペースを
戻そうとしたが、何故かペースが戻らない。


一気に脚が重くなった。


こんな筈ではない、と一瞬焦ったが、事実脚が出ない。


橋の上はほぼ横風。

実際の距離以上に長く感じられた。



橋を渡り切り、下りに入った。


右前方にフィニッシュの大分市陸上競技場が見え
ここまで頑張って戻ってこようと気合を入れ直したが
下りにも関わらず今イチペースが戻り切らない。


競技場を過ぎ少し行ったところが30km。

 2:02'54"


引き続き406ペースは維持し、6秒の貯金。


しかし完全に脚は売り切れ直前。


どこまで粘れるかの12.195kmの闘いに突入した。



【30~35km】
 4'05" 4'09" 4'12" 4'14" 4'18"
 2:23'54"  21'00"  4'12"/km



30kmを2:03'で通過できればサブ3からの貯金は5分。


つまり、残りの12kmあまりをサブ3ペース、4'16"で
行けばサブ55でフィニッシュできる、ということは
予めのケーススタディで頭に入っていた。


また、キロ6秒落ちる毎に5kmで30秒、ということも
頭に入っていたので、PBの54分切りを死守する残り
マージンが1分強ということを考えると、6秒落ちの
4'12"まで落ちてしまうと40kmまででPBへの「貯金」
をほぼ使い果たしてしまう、ということも鈍り始めた
頭の中で一応理解できていた。


重くなった脚で何とかペースを維持しようと気合を
入れ直した矢先、後方から並びかけたランナーから
「KJさんですね?ブログ見てます」と声を掛けられた。


赤いノースリのウェアを着ていたように記憶しているが
正直、あまり記憶が定かではない。


咄嗟に「54分切れるので頑張りましょう!」と返したが、
その方はペースが落ちていなかったので、実際は53分
ペースだった筈。


一瞬、そんなことを思いながら何とかそのランナーに
置いて行かれまいと頑張ったものの、ついていけたのは
ほんの僅か。


31kmの給水に寄ったところで一気に離されてしまった。


ペースが目に見えて落ちてきた。


だだっ広い直線の臨海産業道路がとてつもなく長く
感じた。


あっさりと6秒落ちの4'12"ペースを割り込んでしまい
54分切りのPBはもう絶望と悟り、目標をサブ55、
カテ2死守に切り替えた。


残り10kmを切っているので、406から12秒落ちの
4'18"を維持できればサブ55出来るはずだ、と。



折り返し手前の2連続の橋の上り下り。


かなりペースが落ちてしまったが、何とか4'18"を
割り込まずに済んで、35kmの第2折り返しまで
辿り着いた。


 35km通過 2:23'54"



30kmからの5kmで406ペースから30秒落ち。

ということは、サブ55まで残った貯金は1分
30秒あまり。


やはり406から12秒落ちの4'18"あたりを最後まで
死守すれば何とかサブ55で滑り込める。



朦朧とし始めた頭で、別の計算で再確認。


ラスト2.195kmを9分半として、40kmまでの5kmは
残り21分半。


やはり418で間違いない。


実は、この時点で418で最後まで行ける自信は
なくなっていたが、とにかく行けるだけ行こう
と覚悟を決めた。




35kmの第2折り返し。
以降、朦朧とする頭に
過去4回の別大での
記憶が何度も去来した。
ここまで来ればもう
必死で粘るしかない。
↓ポチッと応援宜しくお願いします。


プロフィール

KJ

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