【前回のあらすじ】
あのときは拒否されていたが、その後 "フォト" で編集した画像をアップロードできるようになった。
ほな、さいなら
2階のトイレのリフォーム作業(床材の張り替えと便器・便座、紙巻器の交換)は1時間半で終わったが、1階の作業は4時間半かかった。1階は壁紙(天井を含む)の張り替えも行なったので、それに時間を要したのだ(3時間半ちょっと)。古い壁紙をはがすのに時間がかかったようだし、はがしたあとの壁の凹凸をある程度平らに下処理するのにも時間を要したのだろう。なお、当初私たち夫婦は、天井は汚れても傷んでもいないので張り替える気がなかった。しかし、DCM で天井を張り替えても張り替えなくても料金は一緒だと言われ、張り替えることにした。
張り替え作業をしているおじさんとおばさん(私より年長で夫婦だと思われる)は、ときおり喧嘩っぽい口調でやりとりしながら作業を進めていた。頼むから私のウチで夫婦喧嘩はご遠慮願いたい。しかも仕事中なわけだし。
トイレのドアが目隠しになって観察しようにもほとんど見えなかったので、どんなふうに作業が進められていたのかわからない。
最初に古い便器を取り外したあと、内装工事が終わるまで、水道業者さんはやることがない。まあ、こんなことは毎度のことで慣れているのだろう。昼すぎまで車でどこかに出かけていた。この間に昼食も済ませてきたのかもしれない。だから決して円満とは言えないやりとりをしている見ず知らずの老夫婦と私の3人だけが、家に取り残されたのである。あー、なんだかキンチョーした。
老夫婦は昼食休憩もはさまずに作業を進め、14時になって「お先に失礼します」と水道業者さんと私に告げて帰っていった(この間、一度もオシッコをしないでいるとは、私には到底まねできないことだ)。
「仕上がりを一応チェックしてください」どころか「終わりました」でもなく、唐突に「お先に失礼します」である。なんか、不思議な感じがした。
見積もりのときーそのときは、今回来た3人とは別の人物だったー「暖房パネルの裏側などは壁紙をきれいに張り替えられない可能性が高いですが、そこはご了承ください」と言われたが、幸い、若干そういうところもあったものの、思っていた以上にちゃんとに張り替えられていた。だから良かったようなものの、依頼主に仕上がりの確認もしないで帰るなんて、あとからクレームがきたりしたときにかえって面倒なことにならないのだろうかと思った。それとも、最終的に全権は水道業者さんに委ねているのだろうか?2人が帰ったあと水道業者さんと話をしていると、そんな感じもしないではなかった。
これががリフォーム後。
本州の人にはなじみがないかもしれないが、床にある円い金属性のものは水抜き栓。冬期間に水道が凍結しそうなときにこれを回して水道管の水を抜く。4カ所あるが、ウチは24時間暖房を入れているので、外にある水道の水栓以外は、水を抜いたことはない(あれ?なんでねじ穴がつぶれてんだろう?床の張り替え前はつぶれてなかったぞ)。
むかしのに比べ使う水の量が少なく音も静か
今回、温水洗浄便座の故障がきっかけとなってトイレのリフォームを行なったわけだが、便器も替えて正解だった。というのも、今までのはけっこう汚れていたというのもあるが、新しい便器は、
● 流した時の水流の音が静か。
2階で流したときに、1階で聞こえていた水の音が、かなり小さくなった。
● 静かなことに加え、カタログによるとむかしの便器よりもかなりの節水になる。
節水でも「パワーストリーム洗浄」ということで、少ない水でもしっかり流れる。
● サイドカバーがついているのでほこりがたまりにくい。
● フチがないので掃除しにくい死角がない。
● 100年クリーン「アクアセラミック」で、ツルンと汚れが落ち続ける。
100年ってことは、私が164歳になるまでその効果が持続する。
と、水も節約、トイレ掃除の時間も節約になるからである。
なお、ネットなどで見ると便器の交換目安は15年から20年だそう。キッチンやユニットバスもそうらしい。いやー、恐ろしい。
リフォーム工事が終わったあと、私は「これからは私もトイレ掃除をこまめにするようにするから」と妻に言った。
先日「あなた、あれから1回かトイレ掃除した?」と妻に言われた。
してなかった。私は。1回も。
だって、(妻が掃除していることもあって)汚れてないんだもの。
でも、なんてこった。これなら、私は不誠実な夫。嘘つき、ほら吹き、ライアーだ
なので、このあいだの土曜日に初回となるトイレ掃除に積極的に取り組んだのだった。
♪ 今日の一曲 ♪
ルネサンス期ドイツ音楽の最大の作曲家とされるゼンフル(Ludwig Senfl 1486頃-1542/43 スイス)のリート(この場合は多声曲をさす)「彼は彼女に何を約束したのだろう(Ich weiss nit, was er ihr verhiess)」。
ルネサンス期ドイツ音楽の最大の作曲家とされるゼンフル(Ludwig Senfl 1486頃-1542/43 スイス)のリート(この場合は多声曲をさす)「彼は彼女に何を約束したのだろう(Ich weiss nit, was er ihr verhiess)」。