ガリレオシリーズ5弾。単行本2008年10月出版
湯川准教授と草薙刑事。
新しく登場した女性刑事の内海薫。
湯川博士は、助教授から准教授に出世してますね。
順当で行けば第4弾の「ガリレオの苦悩」なのですが、短編集は苦手なので今回は、飛ばしてしまいました。
「容疑者Xの献身」では、ドップリとハマって抜け出せない感じでしたが・・
今回の「聖女の救済」もトリックが素晴らしいのも確かではありますが。。
結婚一年以内に子供が出来なかった事から、
夫・義孝から離婚を言い渡される妻・綾音。
綾音に「子供がそんなに重要なことなの?」と問われて、
「重要な事だ。自分の人生にとって欠かせないことだと思っている。子供を持てないのなら、結婚生活事態に意味がない。」と答える義孝。
明治時代じゃあるまいし、こんな事をストレートに言える人居ないよね?
居たから、殺人事件が起きた訳だけど(小説内でね。)
読者は、始まりから義孝殺人事件の犯人は分かってるので、
今回は、犯人探しでは無く。
湯川准教授と草薙刑事・内海刑事がどの様に解決していくのかが読みどころでした。
おまけに草薙刑事は、容疑者綾音に恋してるし?
草薙刑事は、綾音が容疑者で無い事を立証しようとするほど核心に迫って行くこととなり・・
そして、その恋ごころが事件を立証する手掛かりとなるのです。。
湯川准教授の洞察も素晴らしいけど。。
草薙刑事の視点も素晴らしく・・
文庫本424ページを何度も読み返してしまうのでした。
やっぱり東野圭吾さんは素晴らしい!
今度は、心の余裕が出来たので短編集の第4弾ガリレオの苦悩」を読む事にします。
ガリレオシリーズは、まだ5巻を残してるので、まだまだ楽しめそうです。
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