さっそく仕訳を打ち込もう
少し解説をしようと思うけれど
個人の場合、火災保険は確定申告では控除にはできない
生命保険、介護保険、個人年金、地震保険
これならば控除にできるけれども、火災保険はムリだ
ただし、私は実家を貸しているので
事業用として賃貸にだしている実家の火災保険は経費にする事ができる
さて、共済の火災保険なので割戻金が出る
ありがたい事だ
これは2015年度の共済余剰金が今回割戻になるので
厳密には昨年度の支払い額が戻ってきたと言うことになるのだが
昨年度の修正をするのではなく、今年度の支払保険料から逆仕訳を打つ
見た目には今年の保険料が下がったように見えるわけだ
ちなみに、今年度の火災保険料も全額を今年の経費に入れている
共済の火災保険は年度払いなので、4月~翌年3月までを一括で払う
ただし個人事業主の場合は12月末〆であるので
日商簿記の試験などでは、4月~12月までを経費とし
1月~3月分を前払費用の勘定科目で仕分けるだろう
単発ならそうしなければいけないが
火災保険は毎年必ず発生しているものであり、定期的な支払いで一貫性のある処理が行えているならば
このような仕訳でも問題ないのである