2010年07月 : 森ルイ@大崎上島

森ルイ@大崎上島

2010年、警視庁を退職して東京から瀬戸内海の大崎上島にIターン移住した森ルイのブログ。築90年の古民家に住み、2011年4月に島のアンテナショップとしてカフェ&ショップantennaをオープン、自分の考えていたことが実現できたので2015年3月に閉店。島でクラシックバレエを教えながら築100年の古民家をDIYリノベーション。2019年からは宮島の拠点作りを始め、二島居住スタイルの予定が、いろいろあって思うように進まず、保留中。2021年4月から大崎上島町議会議員。

2010年07月

訂正

バレエ教室の日程に表記間違いがありました
23(日)とありますが、正しくは23(月)です。
よろしくお願いします。

クラシックバレエ教室

大崎上島でクラシックバレエ教室を始めることにしました

今年、ご縁があって移住することになった大崎上島。自分が今までやってきたことで、島の人が楽しんでくれたらいいな~と色々と計画中ですが、まずはクラシックバレエ教室

私は5歳からクラシックバレエを習っていますが、決して裕福な家庭でもなく、才能や資質・容姿に恵まれていたわけでもありません

私がバレエを始めたきっかけは、母が卓球をやっていた公民館でやっていたバレエのレッスンを見たことでした。私は覚えていませんが、自分で「バレエやりたい」と言ったそうです

公民館と言っても、昔小学校だった木造二階建ての床がきしむ建物で、バーの代わりに木枠の窓のさんに捕まってレッスンをしていました。

私は身体を動かすのが好きなお転婆娘だったので、バレエを踊るというよりは体操クラブに通っている感覚

週に一回のレッスンはほとんど休まず通っていましたが、小学生でトゥシューズを履き始めた時は足の指にマメができて皮が向けて痛くてズル休みを企てたりもしていたそうです

二年に一回発表会があり、小さい頃はお姉さん達の踊りを真似したりしていました。

コンクールなどを目指すバレエ教室ではなかったので、踊りが上手な子もそうでない子もいて、太っちょさんも、おやせさんもいました。

幕もののバレエでは役柄をつけたりもしましたが、毎回同じ子が主役というわけではなく、その演目によって先生が振り分けていて、みんな見せ場がありました。

そんな感じでみんなで楽しくレッスンをしていたので、舞台監督さんから「ここの子達はみんなノビノビ楽しそうに踊ってるね」と言われました。

そんな環境だったからこそ私もバレエを続けてこられたのだと思います。もちろん、月謝や発表会の費用を出してくれた親のおかげですが…

大崎上島は橋がかかっていないため、バレエを習おうとしたらフェリーに乗って島外に通わなくてはいけないのですが、職業としてバレエダンサーの道を目指すわけではなく、楽しんで踊りたいという方にはハードルが高いというわけでプロのダンサーでもなく、バレエ教師の経験もありませんが、バレエ教室を始めることにしました。

小学生から年齢上限なしで生徒を募集したいと思います。希望者の年齢などによってクラス分けをしますが、まずは無料体験レッスンを実施します。大崎上島の皆様、是非ご参加下さいませ

[会場]
開発センター大会議室

[日程]
8月15日(日)
14:00~説明会
14:30~15:30レッスン

8月16日(月)
10:00~説明会
10:30~11:30レッスン

8月23日(日)
19:30~説明会
20:00~21:00レッスン

[持ち物]
Tシャツ、ジャージ又はスパッツ、靴下(バレエシューズの代わりなので汚れてもいいもの)、タオル、飲み物

バレエ教室は小学生以上を対象にする予定ですが、小さなお子ちゃま連れのママもご参加頂けます。
また、「もう歳だから…」とか「身体かたいし…」なんて言ってる50代以上の方も、ラジオ体操のつもりで参加して頂けたらと思っています。

無理をせず、できる範囲内で音楽に合わせて踊る楽しさを知って頂きたいです。

では、皆様とお会いできるのを楽しみにしております

念願のトゥクトゥク

ついにトゥクトゥク購入しましたそれも偶然見つけて

お店と家で走らせたら、若干左に向かいながらも、ちゃんと走ります

ボディはビールの缶ですが、ギアもあるし、ナンバープレートの部分にはバーコードの数字を使うなど芸が細かい

このトゥクトゥクは大崎上島のお隣、フェリーで15分の大三島にあるLimoneというお店で買いました

オーナーご夫婦は東京から島に移住して、レモン栽培などをしながら、レモンのお酒リモンチェッロを作っています。で、オーナーがタイ好きで、お店にはタイの雑貨が沢山ありました。

トゥクトゥクの他にもリアルなマグネットがあったので、広島の名産、牡蛎とレモンを買いました

大崎上島にも若い世代がいっぱい移住してくれたらいいな~と思っています。そのための受け入れ体制作り、頑張ります



今治にて

今治港に着き、駅まで15分くらいの道のりを散歩をかねて歩くことにしました

港からすぐ近くの大通り沿いにある創業1790年の一笑堂という和菓子屋さんに立ち寄ると、店内の椅子におじいさんが座って新聞を読んでました。

私がカウンターショーケースに並ぶお饅頭を見て迷っている間に奥から娘さん?お嫁さん?らしき人が出てきました。

お土産用の小さいお饅頭と、自分のおやつ用の「くりまん」と「どら焼き」を頼み、会計している間に奥から息子さん?お婿さん?が出てきて、最後にはおばあちゃんも揃いました

みんなでお迎えするのが恒例なのか、私が金髪のように髪を染めていて、この編にはいないタイプだから見に来たのか…?

その後も裏路地を気の向くままプラプラ

一眼レフのカメラを島の家に置いてきたので、気になるものは携帯カメラでパシャパシャ

看板はそのままで、シャッター閉まっている食堂や店が多く、地方都市特有の空気感が漂っていました

マルナカ食堂の前に置かれた段ボール箱は無人直売所で、じゃがいも一個10円、ミニカボチャ一個50円と書いてあり、貯金箱が置いてありました

ちなみに、「フリーマーケット」とも書いてあり、小皿を売ってました。

その後も佇まいが気になる家を発見二階の割れた窓からは古いミシンが見え、空き家のようでしたが、花が綺麗に手入れされていて隣接した車庫があいていたので、隣に住んでいらっしゃるのかもしれません。

次も空き家ですが、モロッコのような、イスラムのような雰囲気の外観が気になります。

最後は一部が板壁になった不思議な建物。こちらは不動産屋で現役でした。デザインなのか、単なる補修なのか?

この写真を撮った後に男性の大きな声が聞こえ、何事?と思い、声がした方を見ると男性の20mほど前を足取り軽く歩く黒いラブラドールが

後ろにいたのは飼い主さんで、手にはリードを持っています。でも放し飼いにしている訳ではなく、この黒ラブは脱走したようでした

犬好きの血が騒ぎ、ウェルカムの姿勢をとると、黒ラブが近づいてきましたそして、離れたところから「つかまえとって下さい」と飼い主さんの必死な声が

実家では犬を飼っていて、庭で放して遊んでいるとスキをついて脱走され、追いかけると一定の距離を置いて逃げるという犬の特性?はよくわかっていたので、捕まえてあげたい気持ちはヤマヤマでしたが、成犬のラブラドールを捕まえるとなると、かなり本気で抱き抱えるようにしないと捕まえられないしかも、これから夜行バスに乗る身としては着替えもないし、犬の匂いプンプンのTシャツでは眠れないし、隣の人も迷惑だし…と一瞬の間に色々と考え、後から洗える肘から下だけで捕まえようとしたら案の定逃げられました

何となく責任感を感じ、時間もあったので、飼い主さんと一緒に捕獲大作戦に加わることにしました。

黒ラブは公園に入り、あっちにフラフラこっちにフラフラ…でも公園の反対側は車通りが激しい国道、犬が交通事故にあうのも、犬が原因で交通事故が起きるのも避けたい

そこで、さっきかったお饅頭の袋からどら焼きを取り出して誘うことに

飼い主さんいわく、「さっき餌を食べたからあまり効果ないんよ。いつもなら餌で捕まえられるんやけど」とのこと。

でも、どら焼きなのか、私と遊びたいのか、フラフラと近づき「伏せ」の姿勢に「よっしゃ」と思い、膝と両手で抑えたものの、捕まえられるとなったら逃げ出すわけで…また逃げられました

そうこうしているうちに奥さんが自転車で参上黒ラブはしばらくフラフラしていたものの、最後は頭を低くして降参

犠牲を出さずに無事に捕まえることができました

飼い主さんからお礼を言われ、「良かった良かった」と思って、ふと自分の姿を見ると、アスファルトに膝をついたので、黒いパンツの膝は白くなり、黒いTシャツのあちこちが黒ラブのヨダレでテカテカ

公園のトイレで水をつけて何となく綺麗にはなったものの、石鹸がなかったので手の臭いがとれない

その後、駅に着いてから石鹸でゴシゴシ洗って綺麗になりました

微妙にTシャツが臭いけど…




高速船

いつも島と東京を往復する時は広島経由の夜行バスですが、今回は愛媛県の今治経由の夜行バスにしました

広島経由の場合、竹原港からフェリーで25分、ほどで大崎上島の白水港・垂水港に到着します。運賃は340円(人のみ)です。

今回の今治ルートは大崎上島の天満港から大三島を経由して45分で今治港に到着です。フェリーの場合は1時間15分かかります。運賃は千円(人のみ)です。

フェリーの場合は甲板で風を感じることもできるし、クーラーのきいた客室内にいることもできます。

高速船の場合は客室のみで、波が間近に見えるので海好きな方・クルージング気分を味わいたい方にはおすすめですが、波の影響で少し揺れるので乗り物酔いする方はフェリーが良いと思います。

ふと外を見ると中型の船を追い越してます

おっちゃん三人が乗った釣り船とすれ違いました

おっ!橋が見えてきたしまなみ海道ですね。橋の下をくぐるのって何かワクワクします

お決まり写真、橋の下から

メールの文字と揺れで、そろそろ酔いそう





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