あんりみてっど・くっきんぐ・わーくす : アニメ感想『ロウきゅーぶ!』

あんりみてっど・くっきんぐ・わーくす

食い意地に任せて『Fate/stay night』に出てきた食事の再現、、、ということで立ち上げたブログ(原作ゲーム準拠。現在、凛√の途中で足踏み中)。今はちょっとアニメ視聴に比重が行っちゃってる感じです。アニメ飯も……と思ったら、『ef』1期飯しかやってない。そのうち、他のアニメ飯やゲーム飯も再現していくつもりで。

アニメ感想『ロウきゅーぶ!』

そしてロリは走り抜ける(←てきとー)。良作、『ロゥきゅーぶ!』12話までラスト3話、とまとめ。

・・・・・・終わった。予想以上の良作、そして
ロリロリなのになんでこんなに爽やかなんだ?、という怪作。
実は意外に、作劇的にツボを押さえて巧みだった力作。
100点満点という出来ではないけれども、いい作品となった、『ロゥきゅーぶ!』。

終わりの畳み方が上手かった上に、
2期があってもおかしくはない、いやぜひとも期待したいという、実にナイスな12話。


最後の3話まとめて。それとトータルで。


~□~

今回は3話分、ストーリー紹介はなしで、かいつまんで。

まずは10話。
まー合宿が好きだよね、この作品、と思ったら、
ミホ姉、早くも脱落。
うううミホ姉の出番、もうないのかよ。゜゜(´□`。)°゜。

それとこの10話で上手かったのは、
冒頭近くでしっかり、ミニバスの公式戦の規定の話題を振っていること。
しかもそれを知っているのが、智花と昴の2人しかいない、という配置にしたこと。

これが、ラストの真帆の感情を揺り動かす動機付けへの、
ネタ振りになっている。


さて。

中盤で合宿からキャンプに変更になるも、
柔軟な思考でそれを楽しむ小学生たち。
頭の固い(まあ小学生と比べれば)昴が、彼女たちのその指向にハッとするところ、
小学生を指導する中で、逆に彼女たちから学ぶこともまた多い、
という様子がきちんと描写。

さらに10話では、
ようやく、昴が毎日基礎トレーニングを欠かしていないという描写を挿入。
うーん、彼がまだ選手としての自分を諦めていないというのを、
ようやく入れてくれたか。
もうちょっとこの描写は前にあった方が良かったんだが、
まああるだけ良しとすべきか。


そして翌日、
硯谷女学園のメンバーとの合流で、
初めて、慧心が公式戦に出られない、ということを
いかにもなライバル立ち位置のキャラから言われてしまう、
慧心の面々、という展開に。

ここでショックを受けて逃げ出したのが、
お調子者ではあるものの、メンタルがイマイチ弱い真帆、というのが、
順当な作劇。

実はこの作品、この10話に至るまで、
5人の中での仲違いのようなことは、一切起きていなかったんだよね。

で、そういった喧嘩を乗り越えての友情の結び直しといったエピソードが、
そろそろかなー、と思っていたところでの、この10話。

うーん、実に上手い。

しかもその要因となった事実を、
智花と昴だけが知っていた。
特に智花が皆に秘密にしていた(というか、言いだす機会がなかっただけなんだけど)
という辺りが、いいフックかなー、と思ったんだけど・・・・・・


~□~

で、11話。

この真帆真帆の拗ね拗ね、意外とあっさり収まっちゃったね、の巻。

智花と昴が大事な事実を皆に伏せ得ていたという展開そのものは、
真帆以外には影響を与えず。

それ以上に、折角、他校にお邪魔しているんだし、
バスケをやりたい、というひなたやみんなの意志の方が上回った。

そして、真帆のフォローワー、担当は、やっぱり紗希。


展開としては、真帆が意外とあっさりと拗ねるのをやめたこと、
あんまり友情そのものが揺さぶられる云々がなかったのは、
まあ小学生という単純さか、
はたまた尺の関係か。

結局バスケが好き、というその一点だけで、
あっさりみんな終結。

ここはちょっと人間関係の掘り下げ不足を感じたが、
まー来週で終わりだしな、しゃーないな、と思ったり。


そして高校生たちの頑張りで、
小学生たちは試合の機会を得る。

硯谷の先輩さんも、また素敵な女の子。
彼女のギブスが外れるのは、いつの日か。
うーん、彼女のプレイもみたいよねー (*'-'*)
人柄もだけれども、葵が褒めるくらいだから、きっといいプレイをするはずだぜ。


こうして硯谷の強豪メンバーを相手に試合に挑む慧心の5人。
最初は流石に硯谷に分があるという展開は、
スポーツものらしい、手堅い筋運び。

特に、立ち直ったばかりとはいえ、やはりメンタルの弱い真帆。
煽られると、すぐにカッとなって頭に血がのぼり、
彼女本来のプレーができなくなる、という辺りは、上手い流れ。

ところがここで、今回のキーパーソン、紗希が活躍。

これまでずっと描かれてきた、彼女の知的で冷静な面が、
ここで大きく花開く。

彼女が冷静な司令塔として動くことで、
真帆は頭を冷やすことができ、
智花はその本来の実力を最大限に発揮する・・・・・・

と、なかなか上手いぞ、この展開は。


~□~

こうして迎えた12話は、いよいよ練習試合の完結編。そして・・・

接戦、頑張った。
点を取り、取られ、といったシーソーゲームの展開は、
手に汗を握った。
ゴールシーンが、熱い、熱い、熱い。

5人の、この3カ月の成長が、さらに力強く、コートに解き放たれる。

スピードのある抜きに、リバースショットを見せた、ひなた。
体勢を崩しながらもゴールを目指す、執念の真帆のシュート。
冷静な司令塔の紗希。
ワンセンター4シューターの陣形、
センターとしての揺ぎ無い自信で、攻撃の機会をつくる愛莉。
もちろん、スーパーエースの智花はいつでもカッコ良す。

抜きつ抜かれつの展開、
OPのロングバージョンが流れ始め、
5人それぞれが、これまでを振り返るかのように、
バスケへの想い、みんなへの気持ちをモノローグしていく。

そしてあと一点差。
追いすがる慧心にボールが渡り、
智花が決めると思いきや、
パスは紗希へ。

ここのパスの瞬間、楽曲が転調してさらにヒートアップするってぇのが、
ものっそい上手い被せ方。
この熱いOPソングならではの、魅せ方。

残り秒数はあと僅か、というところで、シューターは・・・そのまま、紗希!!


ここでCM。
つか、これはやられたよ。

アイキャッチを挟んだ後、
Bパートが、後日談から、というのも、なかなかニクイ。


こうして熱く、動いたAパートに相対するかのように、
クールダウンしたBパート。
昴の表情、また面々の表情からも、
試合の結果はそれとなく感じられる。


というか、Bパートはこの12話分の折り畳みタイムとして、
駆け足になりすぎず、上手くまとめに入った。


まず、これまで、慧心の女バスが経験したことのない、「敗北」を描いたこと。

けれども、それは終わりではなく、
次の始まりである、という希望であったこと。

わけても、これまで、それこそ12話の中盤まで、
挫折を一切見せず、
冷静に5人(昴含む)のフォロワーに立っていた紗希が、
初めて挫折を味わい、
逆に彼女のパートナーとして真帆が愛の相の手を入れてフォローに回るという、
立場の逆転(と、同時に、2人の同等な関係性の確認)が入る。

スポーツモノにおける挫折と成長、というのは定番であり
そこがスポ根の胆でもあるわけだが、
こうして5人全員にその試練が与えられ、
それを友情と努力で乗り切った、という描写は、
やはり胸が熱くなる。

それは、素敵な、なんて素敵な小学生なんだ!的なナニカ(←ちょっとちがう。


そして最後の最後、ベッタベタのロリロリサービスシーンを入れ、
ラッキースケベと鉄拳制裁(拳ではなくハイキックだが)、という鉄板のギャグを噛ます。

上手い。


こうして、起承転結、きっちり押さえつつ、
さらなる成長を感じさせる結びと、
その先を知りたいという2期への引き。

葵やミホ姉はじめ、サブキャラ達の見せ場も最後にきちんとつくってくれた。
(あの、二つ名をつけたがる、ロリなお姉さん 先生が出なかったのは、ちと残念)


それと、この12話の終盤近く。
ミホ姉や昴といった、大人(と大人に近い立場)のキャラが、
指導するだけではなく、
そのことで子どもたちからも学んでいる、それが嬉しいことであるという姿勢を
キチンと見せたところなどは、
逆に手本にしたくうなるような大人の素敵なキャラとして輝いていた。

いい終わり方だった。本当に。


~□~

12話全体を通して、メンバーはアクティブ。
智花も真帆も紗希も、愛莉も、そしてひなたも、
ちょっと類型的かと思いきや、
きちんとそれぞれに掘り下げがあって、
いいかたちで個性を発揮。輝いていた。

悩みがあっても行動し、努力をしてきたこと、
それがかたちとなって成長をしてきたことが通して描かれていて、
どの子も皆、愛おしいなあ(いろいろな意味で、ってヲイ!)と、
その成長っぷりが観ていて楽しい作品となった。


ストーリー中盤からの葵の活躍、彼女の絡ませ方も上手かったし、
その他ゲストキャラも、また次の登場を期待させる、
人間味のある描き方をしてくれた。


そんでもって、メインである、主人公の昴。
このニブチン、この無自覚なロリコンが、
まー実にいい立ち位置だったね、コノヤロウ、と。

ロリ充な生活を満喫しつつも、
嫌味キャラにならなかったのは、
彼の中のバスケへの情熱がブレ無かったこと。
まー、あの鈍感さ(特に愛莉への台詞に顕著だったが)、
あとはたしなめ役(キッカーとも言ふ)の葵とのコンビネーションで、
嫌われない主人公として、上手く立ちまわった。


原作もまだ続いているわけだし、
女バスが10人になれば公式戦など、物語はいろいろ展開できそうだし、
(ひなたの妹ちゃんの活躍が眼に浮かぶほど)
この12話という終わり方が巧みでありながらも、
2期が自然に期待できるというのは、上手いなあ、楽しいなあ。


つか、そんだけこの話、力があった、ということだと思う。


ロリとかエロとか、あざとさをあざとさと感じさせないほど、
キャラがきちんと生きていたしね。


これは、いいロリ、いや、いいスポ根。

観てきて、本当に良かった。楽しかった。


スタッフのみなさんに感謝して。あーりーがーとーおーーー!!!
終わるよ!


何やっとんじゃあ!このロリコンがーっ!『ロウきゅーぶ!』

ひなた回。水着以上に、ひなた萌え。
・・・つか、これ以上ひなた萌えを増やしてどうする、といったところか。

と、いうように、ロ・・・方面で目を引きつつ、
物語的にはきちんと姉妹の関係改善といったドラマを展開。
一筋縄ではいかない、『ロウきゅーぶ!』。
9話も、やはり面白い。

まったく、小学生は最高だぜ!


~□~

アバンでいきなり水着選び。まさかの、水着回がつづく『ロウきゅーぶ!』、さて・・・
⇒夏休み、真帆の別荘へ。海で遊ぶぜ!
 ⇒ひなたの妹、かげつがひなたを心配。保健の冬子先生に相談するよ!
  ⇒海で遊ぶ面々。泳いだ後は、鬼ごっこ!そしてラッキースケベが!!
   ⇒昼食は海岸BBQ。愛莉VS蛸、ぽろりもあるでよ!
    ⇒と、食事のさなか、やってきたのはかげつと冬子先生。「姉さま、帰りましょう」
⇒ひなたに帰宅を迫るかげつ。昴に、「あなたは要注意人物です」。(当たってる・・・w)
 ⇒とりあえず一緒にお昼。冬子先生、かげつの過保護の理由を物語るよ!
  ⇒ミホ姉、姉妹の関係修復を願う。「かげつの罪の意識を取り除かないと」。
   ⇒昴、臨時の部活動を提案。かげつも参加するよ!基礎練習やビーチフラッグだよ!
    ⇒休ませようとするかげつを遮って、ひなた、マラソンを申し込むよ!
     ⇒ひなたとかげつの勝負に。伴走は昴。眺める冬子先生、ミホ姉。
      ⇒実力をセーブしているかげつに、ひなたが本気を懇願。「本気出して、かげ」
       ⇒本気を出し、引き離していくかげつ。過去の思い出、やりとりが横切るよ。
        ⇒走りながら自分のやり方に疑問を抱くかげつ。そしてラストスパート!
         ⇒完全に和解する姉妹。ひなたもかげつも可愛いよ☆
          ⇒汗の後はお風呂だよ!そして昴のラッキースケベ、またも発動!!

Aパート、Bパート、ご丁寧に2回も、昴のラッキースケベと、
ミホ姉のキックが炸裂。
「何やっとんじゃあ、このロリコンがー!」
・・・・・・
・・・・・・いや、まあ、ラストをこっち方面で締めるのは、この番組の定番なんだけどね・・・


~□~

と、水着回でありながらも、
ちょっぴりぎくしゃくしていた袴田姉妹の仲を改善していく合宿回、
(って、合宿じゃないけど)として、物語りもきちんと機能。

解決のための策として、きちんとスポーツ絡みの展開を入れ込んだ台本も巧み。

今回はそうした台本の良さ、構成の安定が、ひときわ目を惹いた。


に、しても、新キャラの妹・かげつちゃん、凄い。

初対面の昴に対して、
「あなたは要注意人物です!」
「バスケットを教えるふりをして、姉さまの身体を触ったり、飛び散る汗や蒸気した頬を見て、けだものの目を向けているに違いありません!」
などと真実を告げるとは(←え゛?

物おじしない5年生、しかもスポーツはかなり巧みな模様。
そこが、今回の展開のカギとなる。

いつも先回りをして、ひなたの心配を過保護な程にし続ける、かげつ。
そこに、昴が、
「それは、ひなたちゃんがそう言ったの?」と
かげつに一石を投じるのが、
終盤の彼女の気づきへのきっかけとして作用する。

実はかげつにしても、
この関係がどこかおかしい、と感じていたようで、
それがマラソン勝負の中、彼女の回想でぼんやりと暗示される。

かげつが思い返すのは、
彼女たち姉妹二人の思い出の数々。
それを振り返りながら、彼女自身が、少しずつ、感じ方を変えていく。

この彼女の変化が、マラソンの進行と一緒、というのも面白い。
いい見せ方だ。

そして物語のラストは、
ひなた当人からのリプライを受けての、
彼女の、その思い込みからの解放。
まあ、それは、今回の物語のあるべきゴールでもあるわけだが。

これらを、走るという行為そのものと、
その中での過去の振り返り、現在との引き比べという流れで展開し、
彼女たちの気持ちに決着をつけたのが、
構成としては、唸る。上手い。


彼女の気づきをきちんと認める昴は、ここでは2人の先生役。

「俺が言うのもヘンだけど、あまり自分を責めちゃダメだよ。」「かげつちゃんがつらそうだと、ひなたちゃんも辛いんじゃないかな」

うんうん、そうだよね、昴、いい事言うねえ。
と、昴がフォロワーに回ってくれている、
この持って行き方も上手い。(ロリコンだけど←違っ!


~□~

そして今回の主役、ひなた。

ひなた、かわゆす、といういつもの彼女だけではなく、
今回は彼女の深い想いもきちんと描写されていた。

最初、
かげつが姉である自分を庇っていることを見抜いて、
「本気出して、かげ。」「ひな、かげの全力、見たいな。大丈夫だよ、負けないから。」
と、彼女と自分が姉妹として同じ地平に立たなければならないことを、
かわいくも毅然と示す。

本気で走りだしたかげつに、「おー、かげの走りだ」、と
喜んだ彼女。

実は、ひなたもまた、かげつに対して、
心苦しい想いを抱いていたことが、終盤、明かされる。

走るのが苦手だった昔を想い、
かげつが一緒に遊んでも楽しくなかったのではないか、ということを
気にしていた彼女。

それが今では、女バスへ参加したことで、
既に自分の体力問題が改善されてきていることを実感しており、
だからかげつと自分は一緒に遊べるのだと、
素直な喜びを示す。

心の中に、実は彼女もまた、わだかまりがあったこと。
けれどもそれはもう大丈夫だから、と真っ直ぐに伝えてきたところ。

問題をかかえていたのは、かげつだけじゃない。

そして、ひなたは、自分の力で、それを解決していた、
それをきちんと提示した、という鮮やかさ。

こうして、双方向のお悩みがきちんと解決され、
姉妹の絆をさらにきちんと結び直していく。

いいなあ、これ。

この、姉妹対決のマラソンのさなか、
どんどんと夕景が色濃くなっていくところの描写もまた、素敵だ。


後、関係ないけど、
妹にまでイノセントチャームを発動させるとは。。。「ひなた・・・・・・恐ろしい子☆!」
だぜ!


~□~

それと今回、何気に楽しかったのが、冬子先生。
つか、この人、二つ名をつけるだけじゃなくって、イロイロヤヴァイ人だったんだなw

昴への炉のつく紳士っぷりを同類と見抜くその目。
さらに、「私の千ロリ眼を甘く見ないで」と、
よくわからないスタンドを発揮させたり。

さらには、ミホ姉にすりすりとはww
いや、ミホ姉、かわいいけどな。

この2人の、
「近寄るな、ヘンタイ!」「もっと言って」の掛け合いもナイス。
貴女方、漫才でつか?www
(いや、ミホ姉は本気で嫌がってたとは思うが)


~□~

まさかの3回続けての水着回。
しかも、前回とは違う水着、というスタッフのキアイww
嬉しいねえ。

水着ビジュアルだけではなく、
総じてビジュアルはいい感じだったし、
水中、陸上、それぞれの動作、描写も丁寧で、
安心して見られた。

動きで感心したのは、少女たちだけではなく、
ラストのヤモリの動作もかなりヤモリヤモリしていて、
スタッフの頑張りが窺える。
つか、ヤモリ、楽しいよね。かわいいよね。うんうん。(←ひなたに同調)


と、今回はめっぱい水着を堪能しつつ、
メインのひなたにかなり気持が持って行かれているような。


そして次回は、葵ちゃん再登場。これは楽しみ、超楽しみ!


(にしても、合宿の多いアニメだよな、これ・・・いいけどさ。つづくよ!)

水着でスポ根!『ロウきゅーぶ!』8話。

作中の時間配分、半分以上が、少女の水着シーン、という『ロウきゅーぶ!』8話。

しかし、そこで描かれていたのは、本気のスポ根。
しかも、クオリティが高い(けど水着だw)。

いやこれ、別に水着でなくても、フツーに面白い台本だと思うんだが、
そこにさらにロリだとかエロだとか・・・
もう、どーにでもなーれ☆!って感じにw
いや、スポ根なんだけれども。


~□~

さーて、前回の引きが気になるよ、の今回の『ロウきゅーぶ!』8話はっー!

昴が小学生のコーチをしていたことを葵が知り、そして・・・
⇒ミホ姉のフォローで一旦は納得する葵。コーチをしているところを見学するよ。
 ⇒サービスシーンその1、入るよ。シャワーだよwww
  ⇒葵の過去回想。彼女は身長がもっと欲しいんだよ!
   ⇒智花が朝練に。葵を彼女と勘違い⇒「誤解だよ!」昴、またもフラグを立てるよ!
    ⇒昴、勉強をがんばるよ!葵、友達とお話。過去話が入るよ。 
     ⇒葵、勉強のノートを昴に届けに来たら、不在・・・昴の真の行き先がバレるよ!
      ⇒真帆のお屋敷に葵、登場。昴と葵のマジ喧嘩、発動だよ!!
       ⇒葵VS女バス。「明日、昴を賭けてバスケで勝負しよう!」なんでそうなる?
(今回はいつもにも増してアイキャッチの破壊力がばつぐんだよ、智花だよ、スク水だよ!)
⇒葵の友人が助っ人、3対5で試合だよ、でも水着だよ!?
 ⇒小学生チーム、先制点、さらに追加点だよ!
  ⇒でも余裕の高校生チーム、あっさりやり返し。あっという間に点差が開くよ!
   ⇒葵の指摘。クローズアップされるのが、愛莉の身長。さあ、どうする?
    ⇒試合再開。葵を止められるのは、愛莉だけ。できるのか?
     ⇒高校生が譲る形で試合終了。あれれ、気づけば、円満に。
      ⇒葵に水泳を教わる愛莉。他の子も女子高生と歓談。八方丸く収まったよ!
       ⇒昴、勉強も頑張ったよ、けれどもそれは、葵のノートがあったから!
        ⇒小学生の水着に鼻の下を伸ばす昴を蹴り倒す葵、と夫婦漫才で〆るよ!

恋愛模様は、ちょっとお預け。
けれどもこれ、いつかはそういう展開持ってくるんだろーな・・・
でも今回は、ひとまずハッピーエンド。


~□~

一見、前回からの引きとなった愛莉回と思いきや、
蓋をあけると葵回。
ばっちりと。


前半では彼女、
小学生5人に対する恋のライバル的立ち位置・敵役につくと見せかけて、
後半でそれを鮮やかにひっくり返した。

特にBパート、試合に入ってからというもの、
徐々に、彼女本来の良さをちりばめていく展開が、
見事。

ライバル的なスタンス、と見せておきながら、
個々の少女たちにそれぞれの弱点を指摘し、
長所をどう伸ばすかを、しっかりアドバイスする彼女。

そこには、昴を巡る恋愛感情以上に、
スポーツウーマンとしての彼女の矜持というものが窺える。

そして、試合を通して、気づけば、彼女は
昴とはまた違った角度、別の意味での、少女たちのコーチ役に変身していた。
彼女の昴への想いはもちろん深いものなんだけれども、
(「口だけじゃダメ!本気で昴が大事なら、ちゃんと態度で示して!バスケへの想いが本物だ、って・・・行くよ!!」)
それ以上に、競技者として公正たれ、という彼女の根本が際立っていた。
素晴らしい。


しかもこれ、
全編水着で行うんだもんなー。

なんつー構成。
ロリもエロもスポ根も、いずれも手を抜いてナイ。

そして気がつけば、
少女たちのロールモデルとしての葵が、ソコニイル。
すげえ。

終盤での水泳のコーチといい、
ある意味、昴以上にコーチングが向いているのかもしれない。
というか、昴にお人好しと言っているが、
君の方がきっとお人好しだよ、葵。
(てか、昴は・・・炉のつく紳士だから、きっと・・・)


~□~

そしてもう一人の、というか今回、本来の主役は、愛莉。

彼女の、
怖がり、というか臆病な性格が元となって、
そのせっかくの長身を活かしきれていないこと、
それどころか弱点となっていたことが、
葵との試合を通じて、彼女の中で明確に自覚される。

それをどう乗り越えるか、といったところを突いてきた今回の展開は、
サブタイトル通りの彼女の成長が窺えて、
(「転生への階段」)
そこもまた、巧みな構成。

その、愛莉の起爆剤となったのが、
昴への彼女の秘めた想いと、
葵へのライバル心。


そこで、今回のライバル役を担った葵が、
実は愛莉の長身を心底うらやましく思っていることが、
前の方できちんと描かれているからこそ、
この関係の物語的な面白さが活きてくる。
(もちろん、愛莉はそのことを知らないワケだが)

そうして、なんやかやで、内気な彼女が葵と一番の仲良しになった、というのも
結びとしても、とてもすがすがしい。

こういう部分は、スポ根ものの王道の展開だよな。
水着だけどwww


~□~

それにしても、相変わらず昴は、フラグ建築士。

朝っぱらから、智花に、
「智花と毎日朝練するのは、俺にとって、大事な時間だから」
などと甘い言葉をささやいたかと思うと、
Bパートでは、
半裸、というか水着の愛莉の肩を抱いての、
「ごめん愛莉・・・俺が間違ってた。助けてくれ。キミの力で葵を止めてくれ。俺はまだ、みんなのコーチでいたい」、
だとう?

なんかもう、このリア充、後ろから蹴り倒したいんだけどwww


つか、小学生相手に、よくぞここまで甘い言葉を、と思う一方。

葵との諍いのさなか、
「この子たちに水泳やバスケを教えることは、自分のことと同じくらい大事なんだよ!」
と言い切る昴。
この、「自分のことと同じくらい大事」、というのは、
まあ事実ではあるんだろう。

1話、2話くらいまでは、
選手である自分とコーチである自分の齟齬に悩む、
みたいな展開を想像していたんだが、
むしろそれが相乗効果であるというのは、
ちょっと意外。
でもまあ、現状は、それが本音に近いものではあるのだろう。

ただ、それならば、
もうちょっと、昴自身の練習シーンとか、あった方がいいかもな、これ。
そこんところは、ちょっとばかりバランスが悪く見える。


~□~

今回はビジュアルも好ましく(絵的な意味でも布面積的な意味でも動画的な意味でも)、
前回のアレを本気で取り返してきた。

加えて、水着だというのに、きちんと王道、本気のスポ根を通したのも、
大したもの。
試合シーンの動きも、随分と頑張っていた。

つか、ここまで面白くなってくると、
普段ラノベは回避している俺でも、原作購入の検討に入っているくらい。
(いやまあ、挿絵も相応に魅力的というのもあるが←ヲイ!)


ともあれ、今回は葵が素晴らしすぎた。
性格もビジュアルも、中の人の演技も。
けれども、ちょっとだけ、ひなたには負けているんだがな(←え゛?


と、いうダメダメな自分を自覚しながら。次回を楽しみに。


(あいかわらず予告が予告になってないけど、ひなただから許すよ!つづくよ!)

アニメ短評、『ロウきゅーぶ!』7話、『TIGER & BUNNY』21話、『日常』21話、など。

一応、一通り(DVDもBDも)持っているにもかかわらず、
『ef-a tale of memories.』の廉価版DVDの購入を考えてしまっている俺が
ココニイル・・・・・・


あまりに忙しいんで、イロイロなものを短評にブッ込んだ。
あ、でも『ピングドラム』と『クロワーゼ』は別立てで感想アップの予定。
やはり完成度の高いものはキチンと感想を残したいしね・・・・・・


~□~

■『ロウきゅーぶ!』7話。

まさかのロリきゅーぶの短評落ち。
まーそんだけ忙しいというのもあるんだが、
それ以上に7話は水着回だというのに、ビジュアルがアレ気だったんで、
モチベーション下がった。正直。

今回は、愛莉回。
アバンの回想シーンから愛莉だったので、
「愛莉キター!」
と思ったら、、、今回のビジュアルはなあ。

それと、今回は愛莉回であると同時に、
昴の同級生・葵ちゃんプッシュ回。


前回のかかと落とし同様、パンチラ要員としてしかみていなかったが、
彼女の昴への想いは一途でいじらしい。

そしてお約束というかなんというか、
女の子との約束のブッキング、発生。

けれども昴、あっさり、小学生を優先するとは、
流石ロリコン 紳士だけのことはある。

まー、正論を言えば、あの時期の少女の成長は実に素晴らしいもので
(まったく・・・小学生は最高だぜ!)
吸収も早く、どんどんと上達していくわけで、
その意味では教える方も楽しく、教えがいがあるというのは事実だろう。


けれども。

葵は、昴の、選手としての彼をも心配している。
(もちろん、恋愛絡みがまず第一にあるのだとしても)

と、葵は昴の心配をしてばかりなのだが、
逆に想われている立場である小学生たちは(このロリコンめ!)、
昴のそうした背景については思うこともなく、
彼の好意を受け取る一方。
まー、その状況を知らないというのもあるから、仕方がないだろうし、
まして年齢的に12歳と16歳とでは気遣いというのも違うだろうが、
これは恋愛的観点でいけば、追う立場と追われる立場の違いというのが
大きいんだろーなー、と
ぬるーくデレデレと見ていた。

ら。

ラスト、修羅場キタ・・・?


こういう形で、この作品が、次週への引きをつくるとは。


それにしても、真帆の金持ちっぷりが半端ねえのも、
オタの願望(と妄想)丸出しでワロタ。
メイドさんなんか、自己紹介しちまうし。

あと、今週はちょっとひなたちゃんに靡きかけてしまった。
いや、紗季ちゃんも賢いカワイイなんだけどね。

(いやマジで、今週のビジュアルがきちんとしていれば、ひなたちゃんに転んでたかもしれない、俺)


~□~

■『TIGER & BUNNY』21話。

敵と味方が完全に入れ替わる、の巻。
とはいえ、ベンさんと、虎徹の家族は、当然、味方だけどな。

展開は、ほぼ予想通り。
とはいえ、多くの視聴者が観たい王道に沿って展開してきた。
ルナティックのヘルプといいベンさんのフォローといい、
動いた楓ちゃんといい、
視聴者のツボを突いてきたな。

一方、これまでの仲間が敵対してしまう姿を見るのは、悲しい。

と、感情面はさておき。


物語構造を読み解いていくと、
やっぱマーベリックさんの作戦は粗いとしか言いようがないなー。

ルナティック=ユーリが虎徹の正体を知っていたというように、
自分が把握している人物以外にも、
彼の正体を知っている人間がいてもおかしくはない、
ということに想像が及ばないとは、
犯罪者としては致命的に頭が悪い。

あと、牛角さんなんかは、実家に帰ってアルバムとか見たら、
虎徹を思い出すんじゃね?バニーの例からすると。


ただ単純に、拉致ったサマンサ小母さんを洗脳(というか記憶の書き換え)
した方が確実に完全犯罪だったのにねー。

まー、こういうところで、物語を盛り上げるためのお作法に従った、というのが、
なんだかビミョーというかなんというか。


一方、その餌撒きがあるからこそ、
ルナティックのカッコ良さ、ベンさんの伏線、さらには楓ちゃんの活躍の期待と
親子(父娘)関係の改善といった「タイバニ」の通しテーマ(のひとつ)を
きちんと描きだすことができたわけだし、
視聴者的にはそこを観たかった、という点では満足なんだけども。


ひとつスルーされそうでいやだなーと思う点は、
今回、虎徹は完全に「冤罪」で逃げ回っており、
冤罪であるにもかかわらず、顔出しの名前出しの、という
その捕り物が見世物にされている点。

ひょっとして、ヒーローのこれまでの捕り物の中にも
こうした冤罪の人、いたんじゃね?
(ヒーローTVを20年間もやってればさー、確率的に)

今回、虎徹が「俺はやってない!」としつこく言うのに対して、
スカイハイさんが
「それは司法が判断することだから」と言いながら、
逃げ続ける相手が犯罪者であることを疑いもせずに捕り物を続けているのは、
ある意味すげー民度の低いことだと思うんだが。

本来、司法の裁きがなければ、推定無罪というのが法治国家のありようなわけだし。

現行犯でそのシーンからばっちり放映、というのでない限り、
虎徹に限らず、そういう「ホントは犯罪者ではなかった人」がいた可能性もあると考えると、
ヒーローTVという興業は、司法的問題を引き起こしそうだよなあ、これ。


その意味では、ヒーローTVがやってることって、
ユーリがルナティックとして私刑で死刑にすることと、
根本は一緒だよね。

誰が相手を犯罪者であると決めるのか、
もしくはその犯罪者がホントに罪人であると決めるのかについて、
その判断を行うのが、
ユーリという個人であるか、
あるいはヒーローTV、もしくはマーベリックさんなどの
お偉いさんであるかどうか、の違いしかないじゃん。


捕り物を興業として成り立たせるのであれば、
もうちょいこの辺りきちんと捻っておかないと、
出てくる犯罪者がジェイクみたいなのばかりにならないと、
お話がつくれなくなりそうな・・・(と、2期を睨んで言えば)。

たぶん、この話、この
「捕り物を見世物にしてどうよ問題」(あとは冤罪者の名誉回復はどうなるの問題)
にはツッコミせずに、
虎徹の名誉回復とラスボス(マーベリックさんとウロボロス)の撤収で
幕引きになるだろーな、という空気がアリアリなんだよなー。
今の調子だと。


~□~

■『日常』21話。

中盤の、高崎先生の妄想爆発と桜井先生のプライベートが、
個人的にはツボだった巻。

あと、はかせと坂本さんのコンボも強烈に可愛かったぞ、の巻。

んでもって、ファイ王国だけで1本つくってもいいんじゃね?の巻。


いやー、桜井先生かわいいなあ。
高崎先生の焦りっぷりはよくわかる。けれどもわからん。
高崎、貴様妄想しすぎwww
で、結局せっかくのチャンスをふいにする。


しかも、その後、中村先生に対しては素で褒めてるし。

あ、でも、あの指摘は確かに当たってたな。
私服はボーイッシュかわいい、と。メモメモ。


終盤のメイン、今回もフェイ王国。
いやー充実してたな、ここ。
状況全くわかんないんだけども、でも面白い。
つか、なんでみおちゃんあんなに強いのよwww
まー、ゆっこの中では、そんだけ大事なんだってことなんだよね、きっと。


あ、おコタのなのとはかせ、かわいいねー。
なの、ラブシーンに興味しんしんだねー。
みおちゃんのBLにも興味しんしんだったしねー。
なんか、なのの薄い本ネタがそこここにばらまかれているような気がするのは、
きっと俺の心が汚れているからだねー。

寝入ったはかせのかわいさもだが、
布団ではかせと坂本さんがひっついて寝ているのが、
なんか破壊力ばつぐんすぎて、暫しポーズボタンで静止画見てたよ、俺。
子供と猫だなんて、反則だ。
まして、相手がはかせだよ、はかせ!!


と、今日も幸せを満喫できる『日常』だったとさ。


~□~

ef1期の廉価版は、発売後暫く様子見て売れて無さそうだったら
手を出すかなー。
特典ないから、慌てて買う必要もないし。

どーして千尋編だけで出してくれねーんだろ・・・・・・

おぱんちゅ、同衾に、覗きとな?『ロウきゅーぶ!』6話。

今回はスポコン成分だけではなく、
ロリコン成分でもイロイロと頑張って来た・・・!

しかもなんだかんだで、紗季ちゃんメインだ!!

おおー、漲ってきたーっ・・・・・な、『ロウきゅーぶ!』。
6話は合宿編の後編。


~□~

5話からの続きだよ!合宿2日めがスタートだよ!!
 ⇒紗季ちゃんと昴が妙に仲良しだよ(←ちょっと意味が違う
  ⇒竹中が皆と一緒に練習するようになったよ、やったね!
   ⇒紗季ちゃん、さらに竹中と真帆の仲を取り持とうとガンバル。
    ⇒竹中歩み寄る。真帆とだいたい仲直り。
     ⇒お好み焼き屋の娘さん、張り切りすぎだよwww
      ⇒ひなた不在、実は竹中が練習を手伝ってたよ!  
⇒みんなでひなたを探すよ。でも昴は、ひなた本人ではなく彼女のぱんつを発見!!
 ⇒お風呂場に放置したひなたちゃんぱんつは、しかし竹中の手に!!!
  ⇒男2人、ひなたちゃんぱんつを返しにいくよ(コソーリ)
   ⇒とらぶる!TOラブる!!昴は智花と同衾して窮地をしのぐよ!!!!
    ⇒選手交代のできない球技大会、ならば・・・竹中、お前がコーチだ!
     ⇒球技大会大活躍だよ!勝利の後は・・・・・・覗き発覚wwwww

凄い。
スポコンとロリコンが、しっかり両立しとるwww


~□~

5話と6話で前後編、といった展開。
前回が竹中が真帆を見出した回ならば、
今回は、真帆が竹中を見出す回。

しかもそのナビゲーターは、鉄板《メタル》マスターこと、紗季。

と、竹中と真帆の仲直り完結編なんだけれども、
実際は紗季ちゃんの主役回。

しかも、一番の見せ場はひなたちゃん、という、
ストーリーが分かりやすいのに、見せ方は異様に凝っている、というところに、
制作陣のキアイが光る。


紗季ちゃん回でもある今回は、
2人の幼馴染みでもある彼女が、
真帆と竹中の仲立ちに全面的にかかわる。
し、彼女の見せ場、個性などもじっくり描かれる。

彼女が真帆に引っ張られてバスケを始めた理由を語ることなど、
紗季ちゃんを描きながら、
同時に、真帆の人好きのする性格をも的確に描写する。
度入りのアイガードをプレゼントだなんて、
金持ちらしいやり方だが(私立の小学校だし、まあそこはあり得なくは無い話)、
真帆の本気度が伝わると同時に、
紗季が本気になっていったきっかけであることも、
頷かされるところ。


そんな彼女だからこそ、
真帆と竹中、2人の幼馴染みの関係を取り持ちたい、という、
彼女の気持ち自身もまた、上手に伝わってくる。


けれども、真帆が本心から竹中を見直した最大のポイントは、
竹中の、ひなたちゃんへの特訓を見たこと、というのが、
またちょっとひねってきていて、面白い。

もちろん、それ以前に、竹中から謝ってきてくれたことで、
真帆の感情もそれなりには柔軟になっている。
現に、練習はもとより、夕飯づくりでも、
やはりこの3人の幼馴染みが、自然と作業をこなしている。
(一方、智花と愛莉、昴とひなたは除外されているのがミソ)

そこへきて、決定打として、
竹中が熱心にひなたちゃんの練習を見てあげている、
さらには翌朝、女子だけで頑張れと、身を引く竹中少年の背中に、
真帆の感情のわだかまりは、もう完全に解消されている。

その間、随所、ポイントポイントで、
紗季ちゃんが、竹中の気持ちをフォローして真帆に伝えているところも、
また巧み。
ひなたちゃん特訓をそっと見守ろうと真帆に言うところ、また
コーチ代理就任の時は逆に、真帆の性格に合わせた煽りで、
真帆ばかりか、皆を盛り立てる。


と、今回は、紗季ちゃんの魅力がたっぷり。嬉しい。

し、真帆の感情の流れも、実にスムーズに描かれていて、
竹中との仲直りが、きちんと、いい塩梅に収まった。


で、その竹中見直しの、第二の立役者となった、ひなたちゃんも、また
かわええ。
・・・・・・ああ、かぁーいい!!!

みんなに迷惑をかけたくないしもっと楽しみたい、という心掛けも
ナイスファイトだし、
何よりやっぱあの幼さというかなんというか・・・
しかもおぱんちゅは、パンダさんだ。

鉄壁だぜ。


~□~

と、その幼女のパンツが、後半の展開の軸になる(←大分勘違いしてる

つか、昴、夜間のお忍びミッションの、真剣さが、
笑わせてくれるぜ。

んで。

ヤヴァイ、というその時に、
なんで智花のお布団に避難してるんだよーーーーっ!オマエは!!

つか、ここで、女の子(小○生)と、同衾かよっ・・・・・・でも、智花、色っぽい。

今回は、ひなたちゃんのぱんつもだけれども、
むしろこの同衾シーン、アングル的なところで、
智花が一番色っぽい。。。

かと思ったら。

ラスト、覗きキターーー!
ここでの見せ場担当が、大人っぽい愛莉というのが、
実に的を得ている。
あの、布越しにうっすらと影のように描かれる、下半身(ぱんつ履いてる)とは、
なんというエロさ。

・・・・・・スタッフのキアイ、はじけっぷりが、たまらんww


~□~

と、友情と成長とエロが、しっかりとマッチングしていた、
不思議な6話。

一応、パンツ泥棒の一端であった竹中が、
結構カッコ良く終盤を決めていたのも、
(特に、ひなたのがんばりを無駄にしないでくれと昴に頼む辺り)
物語的には、「イイハナシダナー」的なまとまりがあって、宜しい。


しかしまさか、ここまでエロで引っ張ってくるとは思わなかったし、
それが別に違和感なく両立していたのも、
不思議というか、ある意味みごとなバランス感覚。

あとは毎度褒めているような気がするんだが、
AというキャラクターをBというキャラクターから照射するという構造は、
この作品のような、友情をベースにした物語だと、とても活きる。
いいねー。


それにしても昴。
貴様、パンツ泥棒といい、強引な同衾といい、覗きといい、
もう・・・・・・引き返せないな(何がだ?)。

つか、この話、どこへ向かってるんだろーか。


(とはいえ、そろそろ順当に他校との試合、とかって展開かと思うけど。どうかな?ともあれ楽しみに。つづくよ!)

ハーレムにも程がある!合宿編。『ロウきゅーぶ!』5話。

クラス対抗の球技大会。
それを口実に、小学校で合宿、ときた。
しかも学校の施設で。さすが私立、立派。お風呂もついてるぜ!

しかも、コーチが高校生だろうと、ロリコンだろうと(←たぶん違うww)、
一緒にお泊りだと?・・・う、うらやますぃー。

しかし、そこにもう一匹、男子投入。
さて、その道行は。


~□~

前回のスク水エプロンは、(メイドじゃなかったのな)、紗季ちゃんのアイデアだったのか。
なんと。
この手の想像をするのは真帆だけかと思ったら。
侮れん、小学生女子www

と、4話ラストのエプロンもしっかり活躍、
和気あいあいとおにぎりを握るシーンから始まった合宿。
前回の勝利が自信となって、やる気も漲る女子5名。
おにぎりもそれぞれ個性的☆

しかし、担任・ミホ姉の登録ミスで、
男バスの有力メンバー、竹中も参加することに。

そこで、竹中と、真帆が、衝突する・・・という5話。

今回は、この2人の対立を軸に、
智花だけではなく、
女バスのみんながバスケに意欲的になってきていることを丁寧に描いてきた。


ここで彼が加えられた事情について、
ミホ姉のミスが狙ったものなのか、それともただ単純に間違っただけなのか、
彼女の表情からはちょっと読みとれない。
んだけども、
それがどうであれ、これを機会に、
ギクシャクしている真帆と竹中の仲直りのきっかけになれば、
という意識はあった模様。
ナイス教師。


しかし、竹中が真帆と衝突する理由が、
意外と深い部分にあったことが、
後半に向けて、丁寧に掘り下げられていく。
しかも終盤で、それは恐らく誤解ではなかろうか、という見せ方での
ひっくり返し。

今回も、こうした「その回のメインキャラを別のキャラクターによって見せる」手法が、
上手に使われている。


今回は、確実に真帆回なんだけれども、
真帆と付き合いの古い竹中が真帆のこれまでのことを語り、
また彼女への感情を見せることで、
真帆の持つ魅力を照射する。

しかし、彼女の本質だけは、彼が掴み損ねていた、というところが、ミソ。
地道な真帆の練習風景のビジュアルで、
竹中の思い込みを、吹き飛ばす。

この部分を、
真帆と竹中2人の掛け合いではなく、
真帆はビジュアルのみ、そこから彼が気づく、
(さらには、主人公・昴が、彼の気づきを引き出す鏡として作用する)
という描き方をしてきたのが、
上手かった。

と、同時に、
彼とは逆に、真帆とまだ付き合いの浅い主人公・昴の方が、
先入観のない分、真帆の本質を早くに気づくいていたよ、という、
この2人の対比も面白かった。


気分屋のように見えて、実はきちんとした努力家だった、真帆。
まあ、鉄棒や縄跳びよりも、
ゲーム性も高く、仲間とワイワイ楽しめるスポーツの方が、
真帆には向いているだろーな、そりゃ。
彼女のように人好きのする子は、個人競技よりも
団体競技の方が伸びるだろうし、
仲間から評価されることがモチベーションになるはず。

特に今は、実力の近い紗季や、付き合いの長い竹中といった、
ライバルになれそうな、切磋琢磨のできる相手がいるから、
負けず嫌いな彼女はまだまだ伸びしろが大きそう。


~□~

と、竹中を通して真帆の魅力を描くと同時に、
ここで彼の人となりも自然と描かれ、
彼がいかにバスケが好きなのか、
そのためにどれだけ努力を払っているのかが、
短くも的確に、随所で描かれるのもいい感じ。

そう、コイツもいい奴じゃん。
頑張ってるじゃん、と。

前回の試合の後で、男バスとの仲直りシーンがなかったところを、
こういう形でフォローを入れてきたこと、
さらには竹中という男子メンバーを描くことで、
女バスの5人の個性をさらに際立たせることになっているのは、
感心、感心。


特に、ありがちな、実は真帆が好きだから意地悪していた、的な流れはなく、
彼が好きな子はひなたである、というポジショニングも上手い。

一方で、ひなたの可愛さを見せる流れを挿めるし、
尚且つ真帆の評価に関しては、好意による下駄を履かせない、という塩梅だもんな。

基本、男キャラに興味のない俺なんだけれども、
竹中のポジションの置き方は、とても興味深く感じた。

でも、ひなたとの仲は応援しないぞ。w


~□~

それと、ミホ姉に乗せられて、なんやかやで
2人の仲を仲裁したいと思ってしまう昴は、
結構お人好し。

そこもまあ、智花が気に入っているところである、
彼の美点なんだけどね(畜生、あのロリコンめ!←違うけど

ただまあ、担任教師が取り持つよりも、
同性の、教師よりかは年の近い「お兄さん」的立ち位置の昴の方が、
竹中にとってはより親しみやすいかも、的なところは、
ミホ姉も思っていそうだな。
つか、俺が担任教師だったなら、そう仕掛ける。


と、ここで、2人の仲裁イベントを考える、ということで、
昴は智花とさらにお近づきになるという、
何気に美味しい思いもしているわけだが(「捕まっちまえ、このロリコン野郎!」)。


その智花は、やっぱりメイン、さすが主役。
華があるというか、美味しいところを持っていく。w

プランAは、ゲームで仲良しに、作戦。
と思ったら、ビギナーの智花の方がゲームが巧みだった、というオチww
真帆以上に、智花は、スポーツ万能だね、ありゃ。
って、ゲームはスポーツじゃないけど。

さらには、昴との作戦会議を、紗季にばっちり覗かれてしまうというwww
・・・・・・つか、写真撮ってません、て。紗季ちゃん、ホントでつか?www


今回の、智花絡みは、基本しっかりコメディ路線。
根が生真面目なだけに、彼女のデレと彼女の笑いは、ツボに入ると、結構クる。
紗季ちゃんのナイスツッコミも、最高。


~□~

おにぎり5人前やお風呂、そしてもちろんスパッツと、
そーいう大きなオトモダチ向けのシーンも充実なんだけど、
バスケの練習、みんなの情熱と、
マジなスポ根もきちんと押さえて、5話も手堅く見せてきた。

基本、ネタの仕込回ではあるので、物語の展開としては地味だったが、
今回は竹中が真帆を見出した、ということは、
今度は真帆が竹中を見直す展開、というアンサーが来るだろう。

そこは試合で描くのかな。
合宿中に、盛り上げてくるかもしれないが。

問題は、まだまだチームワークができていない、この6人、というこの状況。
また、人数的に、補欠が出るかたちになるから、
それをどう心理的にみんなが折り合いをつけていくのか。

そこに、ひょっとすると、竹中のひなたちゃんへの想いが関わってくるのかも。


あとは、やっぱり、紗季ちゃんの活躍がもっと見たい・・・・・・ぜひ。


(ミホ姉の登場シーンの少なさには、何かわけがあるのか。あると思いたい・・・つづくよ!)

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