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(画像順:右下1位、2位からは順に左へ)

2020年は在宅が多かったのでかなり久々にたくさん新譜を聴けた。ベストにはそんなに反映されてないけれど、ジャズ(特にUKジャズ)をいつもより多く聴いた。最近のジャズは自由で面白いね。

以下はベストについて、日記的な意味合いで適当にメモ。

例年より良い出会いが多く、1〜8位は気分で入れ替わるくらい良かったな。




10. Jeff Parker / Suite for Max Brown
トータスのメンバーJeff Parkerのソロ。一応ジャンルはジャズの範疇だが、空間的な音造りはおそらく彼オリジナルのものなのかと。


9. Kassa Overall / I Think I'm Good
ロバートグラスパー以降のジャズ×ヒップホップ。ジャンルレスな方向に隆盛を極めるジャズ界隈の中で、特にジャズから逸脱していて好きだった。


8. Busty and the Base / Eddie
ネオソウル、ファンク、ヒップホップあたりを通過した今風なサウンドだが、全体としてはメロディアスで「ポップス」と称して良いレベルのハイスタンダードなクオリティになっている。レーベルはBroken Social Scene界隈でお馴染みのArts & Craftsから。 


7. Braids / Shadow Offering
アニコレに影響を受けてることで知られるカナダのミニマルなエクスペリメンタルポップバンドの久々の作品。プロデュースは元デスキャブのクリス。名盤の1st、native speakerから好きなバンドだが、よりダイナミックで美しく力強い世界観になった印象かな。



6. 田中ヤコブ / おさきにどうぞ
中村一義を引き合いに出されるようなビートルズ的メロディのポップミュージック。日常を想わせる一見平和な歌詞なのに、風が吹いたら飛んでいってしまいそうにどこか儚く美しい。


5. Lemon Twigs /  Songs for the General Public
相変わらずの60s〜70sテイストなギターロック風なのだが、過去の音楽に憧れた音楽では全く終わらず、むしろ全く新しい音楽に感じるのが彼らの音楽の不思議なところ。Twitterで「彼らこそポップこそ前衛を地でいく」というツイートを見かけたけど全く同感。


4. Cindy Lee / What's Tonight to Eternity
元Womenのフロントマンのプロジェクト。ドリーミーで耽美的な世界観の中、妙にローファイでザラついたギターとかフィードバックノイズなどがかき鳴らされていてまさに混沌。インディギターロック近年稀に見る怪作か?2020年最も衝撃を受けた作品。


3. Sondre Lerche / Patience

ノルウェイのSSWの9作目。今回は1st 〜2ndを少し彷彿とさせる歌中心の曲が多い。ジャンル的にはチェンバーポップ〜ソフトロックっぽい。彼の作品に外れはないがここ最近の中で抜けて好き。


2. Grimes / Miss Anthropocene

イロモノとも取られそうなほど、キャッチーでありながらダークな方向性に振り切れてる。好みが分かれそうだが、ぶっ飛んでてカッコいい。


1. ラブリーサマーちゃん / The Third Summer of Love
飾らない真っ直ぐな言葉と直球なギターロック。年をとり無意識に感情が鈍くなりどこか背景が灰色になっている日常の中でハッとするような思いがした。サウンドはティーンの頃に聴いていた音楽の集合体のよう。ブリットポップ、ウィーザー、スーパーカーなど。聴いていて感じるノスタルジーはかつて実感できていた感覚なんだろうか?「懐かしいのは悲しいことなのかな?」の言葉が刺さった。懐かしい感覚はどこか悲しくも眩しい。




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