もしかしたら今はもう涼しいのかもしれない(もしかしたらですが)尾瀬ヶ原ハイキングのレポートの続きです♪
実際は尾瀬ヶ原に行く前に「山ノ鼻」の周辺を少しだけ歩きました。
周辺地図です。
「山ノ鼻」というのは、鳩待峠から尾瀬ヶ原へ下っていき、尾瀬ヶ原の手前にある場所で、森林の中に「至仏山荘」があり、散策客の休憩スポットにもなっています。
また、東に行けば尾瀬ヶ原、西に行けば至仏山となる分岐点でもあります。
こちらの図解で見ると、至仏山の方向に歩けば池塘(ちとう)がいくつかありそうなんですけど・・・
山ノ鼻から見た感じでは池は見えませんでした。
もっと山のほうの茂みの中にあるのかも。
今記事1枚目の写真のように2つの頂きが見えるのですが、おそらく左側の頂きが「小至仏山」の頂上です。まあまあ、なだらかに見えます。
右の頂きが「至仏山」の頂上ですね。
至仏山の標高は2228m。
6月中旬だとまだ雪が少し残っています。
この時に登れたら登山もきっと涼しかったでしょうけど、毎年5月のゴールデンウィーク終了後から6月末までは登山道や植物の保護と滑落防止のために入山禁止になっているようです。
それと、5~6月以外でも、山ノ鼻から至仏山への道は岩場の急登が多く、滑りやすい岩でもあるため、登りのみの一方通行となっていて、下りは禁止されています。
山ノ鼻の標高は1410m。
登山の上級者以外は、鳩待峠(標高1951m)からのピストン(往復)が無難です。僕は鳩待峠からでも足が痛くなりました・・。
鳩待峠からだと道が長い上に小至仏山から少し下ってまた登るので、健脚の方は山ノ鼻から一気に登りたいんでしょうけどね。
至仏山の山頂部を超ズームアップ!
入山禁止時期なので、当たり前ですが人の姿は見えませんね。
あの山頂に立ったのは先月の7月末。
もうすぐ1か月たちますね。早いなぁ~。
ついでに至仏山の山頂から尾瀬ヶ原方向の眺めの写真も載せておきます!
上から見ると、尾瀬が原も燧ヶ岳(ひうちがたけ)もすごく遠くに見えたから不思議でした。
ズームアップ!
上から見ると尾瀬ヶ原の広さに対して燧ヶ岳もすごく雄大で、範囲の大きい山なんだということが分かります。
尾瀬ヶ原から見ると、燧ヶ岳って遠くに小さく見えたのに、やっぱり上から見ると全然違うんですよね。
さらにズームアップ!
去年の秋に燧ヶ岳に登った時は、標高2346mの俎嵓(まないたぐら)までしか登ってなくて、そのすぐ隣りの燧ヶ岳最高峰、標高2356mの柴安嵓(しばやすぐら)には登らずに下山してしまったんです。帰りの車のガソリンの量が心配で早くガソリンスタンドがやっているうちに下山したかったので、結果的には良かったんですけど、目の前にある最高峰に登らずに下山してしまったことはとても残念無念でした。なので、今年は再挑戦したいのです。
ちなみに燧ヶ岳の標高2356mは東北地方以北(東北地方と北海道)の最高峰でもあります。
北海道の最高峰は既に登頂しましたし、北関東地方の最高峰:日光白根山(標高2578m)もすでに登頂してますから、燧ヶ岳も絶対に踏破したいです。
柴安嵓と俎嵓では標高10mしか違わないんですけどね。
山ノ鼻から至仏山へ行く道は、このゲートを越えます。
このネットフェンスは尾瀬の湿原と山との間に張り巡らされているようで、山から下りてきた鹿が湿原の植物を食べないようにしています。
ゲートは手で開けて入れますので、通ったら自分で閉めます。
山ノ鼻から、左(西)に行くと至仏山、右(東)に行くと尾瀬ヶ原ですが、正面方向へ続く道もあります。
こちらもゲートを通ります。
図解によると、この先をずっと歩くと左に行く道や、その先は左にカーブしていて、道は山ノ鼻から至仏山へ行く道につながっているようです。
人が少ない場所なので、時間に余裕があればこの辺りを歩いてみるも良さそうですね。
こちらからも、草原のような湿原の向こうに至仏山が見られます。
茂みの向こうに小さく燧ヶ岳が見えます。
この辺りの茂みにもレンゲツツジがたくさん咲いていました。
ズームアップ!
切り取り、引き算の美学ですね~。
これぐらいズームアップしないと花もなんだかよく分からないですし。茂みの向こうに散策している人達も見えてちょっとイイ感じ。
山も真ん中に配置すれば良いというわけでもなく・・思い切って端っこに山頂を寄せてしまうのもアリですね。
以前に「胸キュン撮影術」の話を書きましたけど、レイアウトとアングルで、同じ場所の写真でも全然変わってきます。
いろいろ、カメラマン心を揺さぶられる尾瀬でした。
↓過去記事参照です。
「ロコだけが知っている胸キュン撮影に挑むw」
★日本ブログ村のランキングに参加しています。
↓ 凸ぽちっと、応援お願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村
★撮影時期=2023年6月18日
★撮影場所=群馬県利根郡片品村