写真とか大学とか

2025年02月16日

Re: SKX001 (7s26-0010)のカスタム

小ぶりで気に入っているSKX001ですが、以前に交換したベンツ針が気になります。
当初はその大胆な感じを組み合わせの妙だと思っていましたが、いくたびも見るにつけ文字盤の良さを打ち消している気がし始めました。

この文字盤はくさび形のインデックス(の変形)になっているので、針の形状も同じようなかたちの方がデザイン的にしっくりきます。その場合はソード針の形状になるはず。というわけで小ぶりなソード針を探して交換しました。

bl01
(Macro Elmarit 2.8/45 + OM-1)

針の先の形状がインデックスの形状とマッチしている印象です。

bl03
(同上)

針の質も良く、インデックスの肉感と合っています。

bl02
(同上)

ついでにリューズをSマーク付きのものにしました。ブレスレットはStrapcodeのものです。

bl04
(同上)

ライティングを変更して、お決まりのポージングをした一枚です。30年近く前の時計でありつつも、ここ最近の38mm径の時計の流行に乗っているように見えます。

これでほんとうにSKX001のカスタムは終わりの予定です。他の人のカスタムも見てみたいのですが、ネット検索してもほとんど無いんですよね。


filmanddigidays at 16:06|PermalinkComments(0) 時計 | デジタル

2024年12月15日

SKX001のカスタム(7s26-0010)

ひょんなことから偶然にもSKX001を入手することができた。それも日本製のタイプです。
文字盤には「MADE IN JAPAN」の文字だけでなく「21 JEWELS」とも書かれています。また日付板は、英語とアラビア語になっていますので、まごうことなき日本製でしょう。

シリアル番号からすると、この個体は1997年製のもの。ケースも目立つ傷は無く、打痕も無し、文字盤もムーブメントもきれいですが、針にだけ劣化がきていて少し目立つ状態だったので交換することにしました。

OLY10111

今回はベンツ針にしてみました。このタイプの針は、いかにもROLEXを意識しているような雰囲気になってしまうので避けています。とはいえ、SKX001の文字盤はインデックスが尖っていますので、針も尖っていても合いますし、アクセントとして丸があってもよいかと考えたので、思い切ってベンツ針にしてみました。

OLY10104

暗くしたときの光の反射具合もなかなかイケてる気がします。

OLY10103

分針がちょっと長い気がします。とはいえ、秒針や分針が文字盤全体を覆うように進んでいくさまは好みではあります。
この点はそのうちに何とかするかもしれません。

やはり38mmのサイズ感は付けていて心地よいものがあります。しかし、なぜSKX001ってこんなにマイナーなんでしょうか。不思議です。


filmanddigidays at 13:02|PermalinkComments(0) 時計 | デジタル

2024年11月17日

OM-1を購入しました

オリンパス機はE-300から使い始め、E-M1 mark iiまで購入したところでやめておいて、しばらくNIKONに触れていました。

bl03

その理由は Contax や Zeiss Jena のレンズを元の画角のまま使いたいという欲求にありました。
数年前からフィルムは高騰しています。もはやオールドレンズを使った撮影が気軽にできなくなってしまいました。
たとえフォーサーズにレンズを付けても本来の画角とは違った写りになることに何となく違和感を覚え、フルサイズ機と戯れることにしたのです。

Jenaのレンズで露出や絞りを確認しながら撮影できるのは楽しくて楽しくて仕方がありません。フィルムでは十分に観察できなかったレンズの歪みや色の薄さや偏り、思ってもみなかったような写りも味わうことができて、心底楽しかったです。

bl01

その一方でフルサイズのカメラは重さというよりも体積の大きさが気になってきました。具体的にはカメラバックを新調しなければならなくなり、インナーケースも大きめなものに変えて(その結果バックパックもちょっと大きめに)、それでも持ち歩くレンズを一本減らさなければならない事態に悩んでいました。

私が持ち歩くのは、Distagon 25mm, Planar 50mmが通常のセットで、ここにFlektogon 20mmを追加するか、Distagon 18mmを追加するかで悩むのが通常のパターンです。ときおりPlanar 85mm, Jena Sonnarかなという感じです。
ところが最近は、50mmと18mmみたいにレンズの数を減らして行動していることに気づきました。
カバンに入らないのです。自転車で移動するときにかなり窮屈な思いをしてしまうので、知らず知らずのうちにそのような選択をしていたようです。

当然ながら出張のときにはフルサイズのカメラは持っていけません。お手軽撮影ができるE-M1 mark iiが旅のお供です。

bl05

そんな折にOMDSからクーポンが届くのですよ、これが憎たらしいタイミングで。というわけで購入しました。

購入してみたら、ものすごいいいカメラじゃないですかこれ。撮影現場で「これしたい」みたいな機能がきちんと備わっていてストレスなく撮影ができるのです。さらにカメラとレンズの体積も小さくてすむので、持ち歩きがものすごく楽な状態に戻りました。

bl04

Summilux 9mm, Zuiko 25mm, Panasonic 42.5mmをセットで持ち歩いても、肩掛けカバンに全部入るんですよ。

解像力や白トビのしづらさ、ノイズの少なさはフルサイズの方が上なのは当たり前です(個人的には高感度やノイズってソフトウェア処理に依存する部分が多いので、撮って出し以外では気にならないのが正直なところです)が、そんなにシビアな写真は撮っていませんから、持ち歩けることが何よりも重要です。

bl02

よく指摘されるボケですが、オールドレンズは絞ってから勝負というところがあるので、あまり気になりません。
この写真くらいにボケてくれれば十分です。


filmanddigidays at 23:55|PermalinkComments(0) 写真 | デジタル