前回の話の裏話。

ようやく電車に乗ることができ、娘があいてる席に座ろうかな?!とした瞬間、同時にその席にご婦人が自分のリュックをシュッ!!と置いて席を確保されました。

ご年配の方だったので、娘もすぐに「どうぞどうぞ!」と譲りました。

お隣には、その方のご主人。
足が悪いようで、押し車のようなものを押してらっしゃいました。

「ごめんなさいね、、、」
と申し訳なさそうに謝って頂きましたが、そこは中学生は若いのでね!!

私も座ることができたので、結局、娘だけが立つことになったのですが、再開したばかりの電車は、スピードがあまりにも遅く、到着まではまだまだかかりそう。

途中で娘に
「交代しよ!」

と声をかけましたが、「いい。大丈夫。お母さん座ってて」

と優しい娘。

そんなやり取りはお隣のご夫婦にも聞こえているので、「ごめんねぇ」とまた気にかけて下さって。。。

そこから、ちょっとした世間話になり、我が家は兵庫県から来て地震に遭遇したことや、新宿に寄らずにホテル直行すればこんなことになっていなかったことなど・・

ご夫婦も晩御飯を食べずに帰れば良かったわねー。なんておっしゃってたので、親族の集まりか何かですか?と聞いたら、、、?



「いえねー、今日は私の個展があったので・・」
とご婦人。

こ?こ?個展?

聞けば、写真家さんのようで、ご自身の写真展に顔を出し、その後、皆さんでお食事となったそうです。

話してるそばで娘が密かにお名前検索^^;

口パクで(・・けっこう・・有名・・)
って笑

そして、「あっ!やだ!そーだわ!」
と突然、写真家のご婦人が何かを思い出されたかと思えば、

「これ、椅子になるのよ。私ったらどうして今まで気付かなかったのかしら!」とご主人の押し車をパッと広げ、椅子に変形✨

ここに座って!
と娘をそこへ座らせてくれましたwww

良かったら食べて!と娘にオニギリまで下さってwww、離れた土地での予想外の素敵な出会いでした♡



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今回の個展は関西では無いとのことでしたが、また関西でも開催される時は、ぜひ見に行ってみようと思います❣


旅の思い出のお話でした!



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