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ここでは日本ダービーの過去のオッズや成績からほとんど好走が厳しいと思われるデータを取り上げたいと思います。

まずは単純なオッズデータから。

※日本ダービー過去10年オッズ別成績
2014y05m29d_025125574

単オッズ別成績をみると単勝万馬券レベルの馬は【0.0.0.43】と馬券になっていませんね。
50倍〜99.9倍でも2頭しか馬券になっておらず、複勝率は通常の単勝万馬券馬に近いレベルの5.9%。
因みに過去20年で単オッズ50倍以上で調べると【0.2.4.156】複勝率3.7%。
競馬ファンの予想力が上がってる事を考えれば、ここも先週のオークス同様、原則としては単勝50倍未満までの決着と考えた方がよさそうです。


続いて前走成績から。

※前走G1以外で3着以下だった馬の成績
2014y05m29d_031145324

過去10年=前走G1以外のレースに出走して3着以下だった馬は全部で【0.0.0.17】。
同様のデータを過去20年で見ても【0.0.1.41】で好走できたのは96年3着のメイショウジェニエ1頭だけでした。
メイショウジェニエの場合は皐月賞3着→青葉賞5着というローテーション、すでにG1で好走歴ありましたのでこれは例外と考えていいと思います。


※前走G1で2秒以上負けた馬の成績
2014y05m29d_033314605

前走G1組でもさすがに2秒以上負けてきた馬となると過去20年で【0.0.0.14】巻き返しは厳しいようですね。

因みに前走G1で0.3差〜1.9秒差負けだった馬の場合、その前走G1で5番人気以下だった馬は過去10年で【0.0.1.38】複勝率2.6%、過去20年でも【0.1.3.69】複勝率5.5%。

前走G1組は原則

・1着馬
・0.2差内負け馬
・4番人気以内で1.9秒差内負け馬

のいずれかが良さそうです。


以上のデータから今年の登録馬で前走成績から好走が厳しそうな馬は・・・

アズマシャトル
アドマイヤデウス
ウインフルブルーム
シャドウダンサー
スズカデヴィアス
タガノグランパ
ピオネロ
マイネルフロスト
ミヤビジャスパー

あたり。
ただしウインフルブルームはすでにG1で2度も好走している馬。
このテの脚質の馬はあまりデータが意味をもたないケースも多いですし無理に嫌う必要はないと思います。

あとは常識的に考えてエキマエ、サトノフェラーリあたりはデータを持ち出すまでもなく抽選通っても厳しいでしょうね。