真我に出会って
私に起きた奇跡は、思いもしなかった実父に出会えたことです。
なんだか母の産道を行くようなそれは私の旅でした。




いつもブログを読んでいただき、本当にあり

がとうございます。








2016年12月


前回のブログより、12月18日(日)は、尾張一

宮講演会でしたが、私の母は参加することは

できませんでした・・・


でも、母の愛をいっぱい浴びて、今素晴らし

い気持ちの私がいます・・・



今回、尾張一宮講演会と、前日のKさ

んのピアノリサイタルの開催により、遠い所

から前泊でおみえになっている方々もおられ

たと思いますが、私は二つの会場が実家に近

いということで、二日間は自宅に帰らず、

実家に宿泊させてもらい、母との時間も同時

に持つことができたのです・・・




佐藤康行先生の講演会をめぐり、やはりすご

いすごいドラマが、あるもんだと改めて思い

ました・・・



300人以上が参加され、その人数分、きっと

縦の真理から揺さぶられて、すごい勢いで

エネルギーが会場内で溢れかえっていたよう

に思います・・・




講演会の前に、人から影響されたこともあり

ますが、私が忘れかけていた思いが溢れ出て

きて、やがて決心のように強い心になったこ

とも、実は思いもよらないことなのです!


それは、私の母を「真我開発講座」に導くこと

です!


私さえもっともっと真我を極めていって、

光の灯台をめざせば、母にも影響されると、

それでいい!と思っていたのですが、今の母

に、1秒でも早く、真我にたどり着かせてあ

げないと!と、だから、勇気を持って母に

必ず、真我を伝えるんだ!と決心したのです




そしたら、近いところで、尾張一宮講演会が

あるし、この参加ができたら、更によい流れ

になるだろうと思ったのです・・・



私は尾張一宮講演会で、これも私の人生の中

ですごいことなのですが、司会を担当させて

いただくことになっていました・・・



真友さんたちは、私を励ましてくれました~

「お母さん、娘が司会をしている姿は絶

対、見たいと思うよ!!」と・・・



私はこの励ましにより、母は父の介護で、

外出することもできないとわかっていました

が、この ‘私が司会をすること’ も強調し

ながら、なんとか母を講演会に誘ってみよう

と思いました・・・



母のことは、よくわかっていますが、案の定

私が司会をすることを話しても、何の驚きも

表さないのです・・・


私も私で、照れくさがりではありますが、

がんばって「見てほしいんだけど・・・」と、

なんとか素直に話したのですが、「お父さん

いるから行けないわ!!」と、簡単に言われ

てしまいました・・・



講演会のスタッフ、実行委員の方々はこの

連日、大忙しでしたが、私も実家に出入りし

ながら忙しく振る舞っていた時、母は、優

しく私を支えて寄り添ってくれているのが、

私には強く、強く感じられたのです!



高田賢一さんのピアノリサイタルでは、

昔、私も何度も何度も弾いていたシューマン

の「子どもの情景」を、高田さんの可憐

なピアノの音色が、私を懐かしのレトロな

世界の色に、心地よく染めていただいた感じ

です・・・


私が座ったお隣に、なんと佐藤康行先生が座

られて、私はびっくり仰天!



素敵なリサイタルから、ホロ酔い気分で実家

に帰ってきたら、母が、お風呂にも入らず

私を待っていてくれて、そして夜の10時に

食事を用意してくれたのです。


なんだか、すっごく嬉しくて・・・


それから、私が講演会の司会で、普段とは

違って、服装をどうしようか、考えていまし

たが、母は一緒に鏡の前で見てくれて私と

一緒に考えてくれて、「それがいいん

じゃないの~」と、選んでくれたことが

私には最高に満たされた心強さを与えて

もらったのです・・・



翌日、実行委員として朝から講演会場に遅刻

しないように行くことに、母も勿論、第一優

先で私とともに思ってくれて、母が作った

朝食のお味噌汁をすすりながら、やはり私は

この上なく満たされて、支えてもらっている

ことを肌で感じて、私は講演会の興奮ととも

に、この上なく安心感に包まれていたのです

・・・




小学校の時、本読みでは、皆の前で、

読むことどころか、声も出せずにいた私が、

家に帰っても、父にも母にもその苦しみが

話せなかった・・・



そんな私が、半世紀近く経って、今、司会の

場に立つことすら、とんでもない奇跡だ~っ

て、佐藤康行 尾張一宮講演会の会場で、

私はフッと思ったのです・・・



そして、今、ブログを書きながら感じました

・・・



人前で、声を出すこともできなかった私が

司会で話すことができるようになったその

大変化というのは、実は父、母からの愛して

いるに決まっているその真実に気づいただけ

のこと・・・




あの時私は、父にも母にも、泣きたいような

苦しみも何も打ち明けられず、孤独感を味わ

っていた私が、今、父からも、母からも、

愛されているに決まっている、何よりの安心

感が私に生まれ、そして何より私の

力となる・・・




やはり、満月・・・

私に満月を見たから、すべての幻想も今は

消えたのでしょう・・・




講演会をめぐり、私は素晴らしい体験があり

ました・・・


そして、私はまた、真我の確信です・・・



尾張一宮講演会も終わり、実家を後にする時

私は、「お母さん、二日間お世話にな

りました・・・」と、言ってしまったのです・・・


そして、付け加えて「あ~満月の法則

の本、読んだら感想、聞かせてね・・・」と言っ

てしまったのです・・・



「感想なんて、わからんわ!」と、言わ

れると思ったら、母は、「うん、わか

ったわ!!」と私に言うのです・・・



サヨナラをしたら、私の背中の向こうから、

そんな信じられないような言葉を私は、

もらったのです・・・




すごいことが、起きている・・・すごい・・・

すごい・・・




        つづく





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