真我に出会って
私に起きた奇跡は、思いもしなかった実父に出会えたことです。
なんだか母の産道を行くようなそれは私の旅でした。
いつもブログを読んでいただき、本当にあり
がとうございます。
2013年元日に、私の父母と18年間、
一緒に暮らした猫のゆきちゃんは、逝ってし
まいました・・・
もしかしたら、産みの親である私の帰りを
待って、元日に、私たち3人がいる時に旅立
ったのでしょうか・・・ゆきちゃん~!
まだ、温かいゆきちゃんの真っ白な体を撫で
ながら、私は「ありがとう!!」と何度も
言って、オンオン泣きました・・・
「さっき、私の部屋に、軽快な足どりで
入っていってたよ・・・」
あの姿が、最後だなんて・・・私の目にしっか
り焼きついています・・・
母も言いました・・・
「さっき、おトイレにも入って、いつもと変
わらずきちんと用を足してたよ。」と
・・・
ゆきちゃんは、代々の猫には見られず、
かなり気性の荒い女の子で、小さい頃から
すぐに噛みついて、ハ~ハ~怒る猫ちゃんで
そのくせ、父(私の育ての父)にだけは甘えて
猫撫で声も出すのに、ごはんをもらう母には
まるで下女扱い・・・
昔、放り出して時々しか会いに来ない私にも
ふん~!とした態度をしているようでした。
母に対して、強気なゆきちゃんなのに
それで
も母は、ゆきちゃんのためにあれこれ
甲斐甲斐しく、愛いっぱい注ぎ、ゆきちゃん
の大好物のかつおの削り節を嬉しそうにいつ
も与えていました。
かつおの削り節が、ふわふわで、ゆきちゃん
は食べながら飛ばしてしまうので、母とゆき
ちゃんの間では、"とばし" で通じ合って
いました。
母が、「ゆき、とばし!とばし!」と、話しか
けると、ふん~!としているゆきちゃんが、
いきなり、母の側に寄っていって、
「にゃ~にゃ~」甘えるではありませんか~!
母もゆきちゃんも、とても嬉しそうで
私も幸せな気持ちで、いつも眺めていました
・・・
ゆきちゃんが子猫の時、相変わらず気性は
荒く、遊びながらも私は何度も噛まれていた
ある日、噛みつかれた勢いで私はとうとう、
ゆきちゃんを思いきり座布団で叩いてしまっ
たのです・・・
座布団よりも、体が小さいゆきちゃんは、
それでもひるむことなく、全身の毛を目一杯
逆立てて、激しく私と向かい合っていました!
ふと、私は自分の醜さに耐えられなくて、
感情の高ぶりも途絶えました・・・
私は子どもがいませんが、それはもしかした
ら、子育て中に、手をあげてしまうようなこ
とだったのではないでしょうか・・・
それ以来、時々やってくる私にゆきちゃんは
知らん顔でますます、ふん~!とした態度で
したし、私も、いつも悪かったな~と思いつ
つ、とっても苦手なゆきちゃんでした
・・・
それから住まいも落ち着き、私も一人で、
血の通った生き物を育てる資格があると思え
るようになって、自宅マンションで猫と暮ら
すようになったのです。
なんと、私の友人から頼まれて、頂いた子猫
は、ゆきちゃんと同じ、真っ白な女の子でし
た・・・
アーニャには、本当に色々教えられました・・
私は、ゆきちゃんとの苦い経験もあり
アーニャと遊びながら、ばりかかれてしまっ
ても、決して叩くことは、ありません・・
というか、動物、猫は、賢い生き物ですが
人間がしつけと銘打ったとしても、叩くとい
う行為は、力のある人間がただただより力の
弱い猫をいじめるだけで、今の私には決して
そんなことはできないです・・・
真我に出会ってからの私は、ゆきちゃん、
アーニャともまるで、接し方が変わってしま
いました・・・
同じ生命として一つ、
より命の尊さを感じ、
相手の神を知り、
もともと一つ・・・
私の中から、幼い感情の思いもなくなり、
慈しみという心を、私は、ゆきちゃん
そしてアーニャから、どれだけ教えられたこ
とでしょう・・・
アーニャも今では13歳のおばあちゃんです
が、いつしか私の歳も追い越して、私は
ただただ今も一緒にいてくれるアーニャに、
いつもありがとう!!という、感謝、慈しみ
が、溢れてくるのです・・・
子猫の時に、感情にまかせてゆきちゃんを
叩いてしまった自責の念を私は今もあります
が、歳をとっていくゆきちゃんは、とっくに
私を許してくれているかのようでした
・・・
母と私の会話の横で、気がつくといつも
静かに見守っていてくれるようになった
ゆきちゃんを、私は、なんだかいつも神々し
く讃えていたんですよ!!
ゆきちゃん~ありがとう!!
それから、今、気づいたことがあります・・・
私が、ゆきちゃんと共に生きていこうと思っ
たのに、自分の身の回りの状況、心境等の理
由で、それが果たせなくて、実家の母に、
ゆきちゃんの育ての親になってもらいました
・・・ゆきちゃんを母に託したのです・・・
なんだか、私の実父が病気になって、母とお
腹にいる私のもとから立ち去ったということ
と、私がゆきちゃんを放り出したことは、
まるで同じことではないですか・・・とハッと
してしまいました・・・
私は無意識にも小さい頃からずっと実父を
責めていたのでしょうが、自分も、同じこと
をしていたのです・・・
ゆきちゃん、私は、ひどいことをしたんだね
・・・ずっと、気づいてなかったよ・・・ごめんね
・・・ごめんなさい・・・許してね・・・
それでもゆきちゃん、あなたは、愛をいっぱ
い、いっぱいくれましたね!!
ゆきちゃん、本当にありがとう!!
父(私の育ての父)は、何にもしないのに、
ゆきちゃんからそんなにも、好かれてしまい
照れながらも、本当に嬉しかったと思います
・・・
母は、猫等、可愛がる性分ではなかったけど
ゆきちゃんのおかげで、母の愛をどれほどい
っぱい溢れさせてもらったことでしょうね!
ゆきちゃん、ありがとう!!
ありがとう!!
私のこともありがとう!!
離れた所からも、いつも私のことを心配して
くれてたんだよね・・・
ゆきちゃん、ありがとうね!!
私も、ちゃんと、生きていくからね!!
ゆきちゃん・・・ありがとう!!
つづく
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なんだか母の産道を行くようなそれは私の旅でした。
いつもブログを読んでいただき、本当にあり
がとうございます。
2013年元日に、私の父母と18年間、
一緒に暮らした猫のゆきちゃんは、逝ってし
まいました・・・
もしかしたら、産みの親である私の帰りを
待って、元日に、私たち3人がいる時に旅立
ったのでしょうか・・・ゆきちゃん~!
まだ、温かいゆきちゃんの真っ白な体を撫で
ながら、私は「ありがとう!!」と何度も
言って、オンオン泣きました・・・
「さっき、私の部屋に、軽快な足どりで
入っていってたよ・・・」
あの姿が、最後だなんて・・・私の目にしっか
り焼きついています・・・
母も言いました・・・
「さっき、おトイレにも入って、いつもと変
わらずきちんと用を足してたよ。」と
・・・
ゆきちゃんは、代々の猫には見られず、
かなり気性の荒い女の子で、小さい頃から
すぐに噛みついて、ハ~ハ~怒る猫ちゃんで
そのくせ、父(私の育ての父)にだけは甘えて
猫撫で声も出すのに、ごはんをもらう母には
まるで下女扱い・・・
昔、放り出して時々しか会いに来ない私にも
ふん~!とした態度をしているようでした。
母に対して、強気なゆきちゃんなのに
それで
も母は、ゆきちゃんのためにあれこれ
甲斐甲斐しく、愛いっぱい注ぎ、ゆきちゃん
の大好物のかつおの削り節を嬉しそうにいつ
も与えていました。
かつおの削り節が、ふわふわで、ゆきちゃん
は食べながら飛ばしてしまうので、母とゆき
ちゃんの間では、"とばし" で通じ合って
いました。
母が、「ゆき、とばし!とばし!」と、話しか
けると、ふん~!としているゆきちゃんが、
いきなり、母の側に寄っていって、
「にゃ~にゃ~」甘えるではありませんか~!
母もゆきちゃんも、とても嬉しそうで
私も幸せな気持ちで、いつも眺めていました
・・・
ゆきちゃんが子猫の時、相変わらず気性は
荒く、遊びながらも私は何度も噛まれていた
ある日、噛みつかれた勢いで私はとうとう、
ゆきちゃんを思いきり座布団で叩いてしまっ
たのです・・・
座布団よりも、体が小さいゆきちゃんは、
それでもひるむことなく、全身の毛を目一杯
逆立てて、激しく私と向かい合っていました!
ふと、私は自分の醜さに耐えられなくて、
感情の高ぶりも途絶えました・・・
私は子どもがいませんが、それはもしかした
ら、子育て中に、手をあげてしまうようなこ
とだったのではないでしょうか・・・
それ以来、時々やってくる私にゆきちゃんは
知らん顔でますます、ふん~!とした態度で
したし、私も、いつも悪かったな~と思いつ
つ、とっても苦手なゆきちゃんでした
・・・
それから住まいも落ち着き、私も一人で、
血の通った生き物を育てる資格があると思え
るようになって、自宅マンションで猫と暮ら
すようになったのです。
なんと、私の友人から頼まれて、頂いた子猫
は、ゆきちゃんと同じ、真っ白な女の子でし
た・・・
アーニャには、本当に色々教えられました・・
私は、ゆきちゃんとの苦い経験もあり
アーニャと遊びながら、ばりかかれてしまっ
ても、決して叩くことは、ありません・・
というか、動物、猫は、賢い生き物ですが
人間がしつけと銘打ったとしても、叩くとい
う行為は、力のある人間がただただより力の
弱い猫をいじめるだけで、今の私には決して
そんなことはできないです・・・
真我に出会ってからの私は、ゆきちゃん、
アーニャともまるで、接し方が変わってしま
いました・・・
同じ生命として一つ、
より命の尊さを感じ、
相手の神を知り、
もともと一つ・・・
私の中から、幼い感情の思いもなくなり、
慈しみという心を、私は、ゆきちゃん
そしてアーニャから、どれだけ教えられたこ
とでしょう・・・
アーニャも今では13歳のおばあちゃんです
が、いつしか私の歳も追い越して、私は
ただただ今も一緒にいてくれるアーニャに、
いつもありがとう!!という、感謝、慈しみ
が、溢れてくるのです・・・
子猫の時に、感情にまかせてゆきちゃんを
叩いてしまった自責の念を私は今もあります
が、歳をとっていくゆきちゃんは、とっくに
私を許してくれているかのようでした
・・・
母と私の会話の横で、気がつくといつも
静かに見守っていてくれるようになった
ゆきちゃんを、私は、なんだかいつも神々し
く讃えていたんですよ!!
ゆきちゃん~ありがとう!!
それから、今、気づいたことがあります・・・
私が、ゆきちゃんと共に生きていこうと思っ
たのに、自分の身の回りの状況、心境等の理
由で、それが果たせなくて、実家の母に、
ゆきちゃんの育ての親になってもらいました
・・・ゆきちゃんを母に託したのです・・・
なんだか、私の実父が病気になって、母とお
腹にいる私のもとから立ち去ったということ
と、私がゆきちゃんを放り出したことは、
まるで同じことではないですか・・・とハッと
してしまいました・・・
私は無意識にも小さい頃からずっと実父を
責めていたのでしょうが、自分も、同じこと
をしていたのです・・・
ゆきちゃん、私は、ひどいことをしたんだね
・・・ずっと、気づいてなかったよ・・・ごめんね
・・・ごめんなさい・・・許してね・・・
それでもゆきちゃん、あなたは、愛をいっぱ
い、いっぱいくれましたね!!
ゆきちゃん、本当にありがとう!!
父(私の育ての父)は、何にもしないのに、
ゆきちゃんからそんなにも、好かれてしまい
照れながらも、本当に嬉しかったと思います
・・・
母は、猫等、可愛がる性分ではなかったけど
ゆきちゃんのおかげで、母の愛をどれほどい
っぱい溢れさせてもらったことでしょうね!
ゆきちゃん、ありがとう!!
ありがとう!!
私のこともありがとう!!
離れた所からも、いつも私のことを心配して
くれてたんだよね・・・
ゆきちゃん、ありがとうね!!
私も、ちゃんと、生きていくからね!!
ゆきちゃん・・・ありがとう!!
つづく
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