私はずっと眼鏡をかけているのですが、気持ちを鎮めたい時は眼鏡を外して歩いたりします。
なんの効果があるかと言うと、見えないことで情報に反応する頻度を減らすことができるのです。
見えていると、知り合いに会うんじゃないかな、通勤途中だと職場の知り合いに会うんじゃないかな、挨拶をしないと失礼だ、と身構えてしまいキョロキョロと周りを見渡しながら歩くことが多いのです。
でも、見えなければそもそも注意のしようがありません。
誰にも合わないような場所や、帰り道一人で歩いている時など、周りを気にする必要のない時や、電車の中などでも眼鏡を外してみることもあります。
見えないということは、そこにあっても認識しない、認識できないということです。
見えていないという事実を受け入れさえすれば、あってもなくても関係なく気にする必要が無い、と考えることができるのです。
なんとなくイライラする、落ち着かない、と言った時って、感情のセンサーが過敏に働いている時なので、敢えて情報量を減らして反応しないようにすることで気持ちを落ち着かせるのです。
目を閉じる、耳栓をする、というのも同じように効果がありますね。
また、時間さえあればついついスマホを触ってしまいますが、これも過剰な情報を取り込むことになり、イライラしている時には負担を上乗せすることになるため落ち着きたい時には不向きな時もあります。
試しに日中に機内モードにしてみたり、カバンに入れて見えなくしてみると、意外と気にならなくて落ち着いていられたりするので、気にならない状態に身を置いて情報量を減らすことは効果があります。
情報に触れている時は脳が常に働いているということなので、時々休ませてあげると、疲れも軽減されるので、意識して情報を減らすことを日常に取り入れるとイライラしにくくなります。
オンとオフの切り替えを日常の上手く取り入れる、そのきっかけのひとつが情報量を減らすための行動です。
ぜひ簡単にできそうなことを試してみてくださいね。