これやっといて。
この仕事お願いね。
これ頼むわ、出来たら机に置いといてな
仕事やそれ以外でも誰かに何かを頼むときにこんな言葉で頼み事をすることは多いと思います。
しかし、この頼み方にはイライラが生まれる間違いがあります。
わかりますか?
それは、
期限を示していない
ことです。
許容範囲を伝えていないことがマズイのです。
・簡単なことだからすぐできるだろう
・朝イチに頼んだんだから昼までには仕上がるだろう
・会議は16:00からだから、遅くても1時間前には完成させて持って来るだろう
・会社に行く前に買ってきてと頼んでおいたのだから、帰ったら買ってあるだろう
こんなふうに思っていたのに、全く期待はずれで、まだできてないの?いつまでかかってるの?なんでまだ取りかかってもいないの?いつやるつもりだったの?とイラッ!としたことがあると思います。
頼むときに、いつまでに、と伝えていたらこんなことは起こらないですね。
期限を示さなかったことによるイライラは、身近な、親しい間柄の人との間ほど起こりがちです。
なぜなら、言わなくてもわかるだろうと思ってしまうからです。
たしかに、言わなくても察してもらえる機会は多いかも知れませんが、いつもいつもとは限りません。
頼むときに、
・何時までに、を具体的に伝える
・できないときは対処できる余裕のあるうちに報告してもらう
・相手の予定も考慮した期限を示す
といったことをして、相手に配慮しながら時間の主導権を握っておくことが大事ですね。
期限を示さない依頼は、相手に時間の主導権を渡すことになります。
頼んでイライラ、任せてイライラしないために、時間の主導権を手放さない伝え方をしましょう