3連休なのですが明日は仕事です。

いかに充実した1日を過ごすか、というテーマで、昼にホットヨガ ~後屈~柔軟性UPのマル秘メソッド 難易度1.5 を受講しました。

こちらマスターコースといって、一定回数以上ホットヨガレッスンをこなしたら受講できるコースで、後屈をいかに楽々できるようになるか、というコースです。

普通のレッスンと違って人体工学を含んだ座学もあったりで、人体のどの部分をどう動かしたら後屈になるのか、を丁寧に教えてくれます。で、最後にポージングをまとめてやるわけですが、コレが中々辛い内容で、つくづく

 俺の出っ張った腹が邪魔

だと痛感しました。


さて、 運動しても痩せないのはなぜか 読了しました。


こういう外国の教養書を読むのは久しぶりです。この手の本って、本来のテーマを中心にしながら、あちこちで内容が横にそれていって最終的にシンプルなテーマと 無駄とも思える大量の知識が手に入る、というものですが、この本も例外ではありません。

発端は、著者がアフリカに住む純粋狩猟採集文化民族の1日の消費カロリーを計測するところから始まります。この民族、文明の利器はほとんどないのは勿論、農業すらやっていない、日本でいうと縄文時代のような暮らしをしている人たちで、彼らの日々は食料を得るための活動に費やされます。二重標識水法という尿を採取してその中の酸素量でカロリーを計測するわけですが、その結果

この1日中歩き回り身体を動かす人たちの消費カロリーが我々文明人と変わらない

ことがわかります。つまり、運動すれば消費カロリーが増えて脂肪が燃焼する、という結果にはならないわけで、それは何故なのか?では運動は意味はないのか?また、激しい運動をしているアスリートが痩せているのはなぜか?

といった謎を突き止めていきます。

結論については読んでいただくとして、この本、 あくまでも教養書というやつで、ダイエット本ではない ので、

痩せるためにはあまり役に立たない感じになっており、逆に デブが自分の肥満体の理論武装に仕えそうな感じになってしまってますね。

困ったものです。