合格者の短答対策・「短答過去問パーフェクト」の使い方③

予備試験・司法試験短答対策の定番書「短答過去問パーフェクト」の使い方について、司法試験(予備試験)合格者の体験記から抜粋したポイントを紹介します。
合格者によって様々なやり方があることがわかります。合格者の体験記を参考に、ご自身にあったベストな活用方法を模索してみて下さい。

今回も3名の合格者の活用法です。それではどうぞ↓↓↓

manK.Nさん(2023年司法試験合格)
短答対策としては、辰已の過去問パーフェクトを中心に取り組んでいました。とはいえ、解いた問題は、3科目とも全体の3分の1にも満たない程度です。なぜなら、合格するにはそれで足りるからです。予備試験の短答式試験に何度も落ちた原因を分析した結果、全問題を完璧にしようとし、消化不良に陥ったことが挙げられます。その時の反省を生かし、福田先生にご教示いただいた問題を中心に何度も解きました。具体的には、各選択肢の正誤を理由も含めて答えられるまで解きました。結果的に本番では、憲法がかなり難しく足を引っ張る形にはなりましたが、合計125点は超えることができました。

manT.Gさん(2023年司法試験合格)
短答対策のためには、パーフェクトか、肢別本かは、諸説あるかと思われますが、私は、パーフェクトの方が適切であると考えます。正答率が30%~40%程度しかない過去問でも、他の過去問と比較対照してみると、正解を導くために必要な知識は、実は既に過去に何度も出題されている知識ではあるものの、それが紛らわしい形で出題されていたりすることが圧倒的多数です。そういった”気づき”とそのための対処を積み重ねていくことが、短答で高得点を取るためには必要だと考えます。これは、肢別ではなく、過去問ごとに掲載されているパーフェクトならではの利点です。

manD.Yさん(2022年司法試験合格)
短答試験対策は辰已の『短答過去問パーフェクト』の繰り返しが効果的です。私も憲民刑は3周しました。得点力アップの鍵は、何回解くかよりも解説の熟読にあります。六法片手に解説を熟読し、必要なら判例集や教科書の該当箇所も熟読して下さい。「なぜ×なのか? どうして○でないのか?」を考える学習が初見問題にも対応出来る実力を育みます。

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