ペイトナーファクタリング事業部でEM(エンジニアリングマネージャー)をやっている片岡です。
Paytner Tech Blogでは初めまして。これからどうぞよろしくお願いいたします。
先日、YOUTRUST様が開催するプロダクトヒストリーカンファレンス2024にスポンサーとして参加しブース出展してきました。
とても良いイベントで、スポンサーとしての意義を感じることができたうえ、ブース出展からも多くの学びを得られたため、ブログに記録しようと思いました。
当日の様子など
始まるまで
開催日は11/30の土曜日。
開催地はTODA BUILDINGでした。とてもきれいな建屋かつ芸術作品が多く展示されている、田舎者としては上を眺めざるを得ない素敵な場所でした(私は岐阜からフルリモートで働かせていただいています)。 今回のプロダクトヒストリーカンファレンス2024が大規模なカンファレンスとしては初めてだったこともあり、YOUTRUSTの方々やビルの関係者の皆さんも気合が入っている様子でした。
私自身にとっても、ペイトナーとしてもカンファレンスでのブース出展は久しぶりだったため、準備の段階からブースに人が来てくれるまで、メンバー全員が緊張していました。 そもそもカンファレンスで『ブースに多くの人が足をとめて話を聞いてくれる』といった成功体験に乏しいため、「それほど人も来てくれないだろう」という気持ちで居たのも事実だったりします。
開場後
しかし始まってみるとそんな心配は無用だったとわかりました。
開始直後はブースが会場の奥に位置していたこともあり、入口に近いブースから賑わい始めたため、ややスロースタートとなりました。しかしながら一度ブースに足を止めていただけたのをきっかけにメンバー全員がそれぞれ参加者のお相手をできるほどお話を聞いていただけ、波はあれどかなり終盤になるまで続くことになりました。
ノベルティも後半やや強引ではありながらも200本以上をお配りすることが出来ました。
ブースに来ていただいた方々からも、熱心に話を聞いていただけたのが嬉しくメンバー全員最後まで話し続けることが出来ました。
参加者も、会社のCEO・CTOなどの役員レベルからエンジニア、セールスやマーケティングの方など様々な属性の方がいらっしゃいました。そんな中、ほぼ全員の人がプロダクトについて説明を求めてくれたり、質問や深堀りをしてくれたりとプロダクト志向の人たちが集まった良いカンファレンスでした。
私だけでも50名ほどとお話することができ、弊社のプロダクトの説明がどんどんと洗練されていくのを感じました。ほかメンバーもそれに近い人数と話せたと思いますのでこの日だけで、ペイトナー株式会社と『ペイトナーファクタリング』『ペイトナー請求書』の知名度はかなり上昇したと考えても差し支えないでしょう!
特に、「ファクタリングというものはご存じですか?」という質問に対して、「知っています」と答えた方は体感で1%程度だったため、今回のイベントは認知拡大にも大きく寄与できたと感じています。
本来は順番でセッションも聞きに行く予定だったのですが、途中から「もういい!目の前の人たちに応えるぞ!」となっていったのもモメンタム感じられて楽しかったです。
カンファレンス終了から懇親会
最高に白熱し楽しいスポンサーブースでしたが、普段ではあり得ない量の初対面の方々との会話によってメンバー全員ヘロヘロになりながらブースの片付けをしていました。
懇親会では、弊社メンバー数名とともに「もう他社の方と話す気力がない……」と笑い合いながら振り返りをしたり、ビールを飲んだりして余韻を楽しんでいました。
そんなところに、「ちょっと混ざっていいですか?」と声をかけてくださったのが、YOUTRUSTのエンジニアの墨さんと少し遅れて参加した寺井さんでした。
YOUTRUSTの話や色々と雑談を重ねていた中で、今回のカンファレンスがとても良かったことをCloudbase株式会社様協賛のオリジナルビールも頂き、ハイになった私が直接何が良かったのかをずうずうしくもフィードバックさせていただくことになりました。
YOUTRUSTのエンジニアに直接伝えたFB
イベントの建付けが良かった
プロダクトヒストリーカンファレンス2024のABOUTから言葉をお借りすると、以下のようになっています。
プロダクトやサービス開発の軌跡から学びを深める、テックカンファレンスです。
このイベントの建付けがテックな属性とはいえプロダクト志向の人々を呼び込み、結果ブースでの会話量に繋がっていったと思います。「プロダクトについて説明してもらえますか?」と参加者側から言ってもらえるカンファレンスのブースはなかなかないと感じています。プロダクトそのものや、その作り方・成長のさせ方に関心がある方々がこれほど多く集まったのは、YOUTRUST様のOrganizingの賜物だと思いました。
私も今後カンファレンスに出たときはブースの人たちにプロダクトについて聞いてみたいと思います。
スタンプラリーが良かった
正直な話ですが、ブースに人々の足を止めてもらうのはとても大変です。
参加者側の経験としてもブースに足を止める強い需要はないなと感じています。そしてブース側は様々な企画やノベルティを考えるのですが、それも大変な割に効果は薄いように感じています。
今回のスタンプラリーは、主催者側がブースに足を止めてもらうための非常に有効な仕掛けだったと感じました。
まず今カンファレンスでのスタンプラリーを説明します。
参加者にはスタンプラリーカードが配られ、各ブースでスタンプを貰います。一定のポイントが貯まると、懇親会に先行入場できお寿司とビールにアーリーアクセスできるというものです。
まぁ、特別なものではないのですがこれがかなり強い効果を発揮しました。
ブースはとりあえずシールを配ります。シールを台紙から剥がしたり、参加者のカードに貼り付けたりしている時にどうしても間が発生します。その時に弊社が言っていたのは「本日はどのようなモチベーションでカンファレンスに参加されたんですか?」でした。その返答に合わせて技術的な話をしたり、キャリア相談に乗ったり、プロダクトの説明をしたりと柔軟に会話を始められる寸法です。
ノベルティだと自分が興味ないものだとスルーしてしまいがちですが、シールに関しては懇親会に参加する気のある方は強い動機で受け取りに来てくれるように感じました。
ふりかえってみて
カンファレンスへのスポンサー参加としてはかなり成功の部類だったと感じていますが、今考えるだけでも数点の改善点はあったと感じました。
アイテムの用意
参加にあたって「ビジョン、プロダクト概要、組織図、技術スタック」を記述したポスターボードを用意したのですが、好評だったため卓上ボードを取り合って説明するような状態になってしまったので複数無いことが体験としてよくないなと感じたところです。
また想像以上にプロダクトそのものへの興味を持っていただけたので、プロダクト説明のパンフレット的な説明の補助資料がなかったのは悔やまれます。
ただ、メンバーとも話した所パンフレットは配っても読まれないのではないかとブースの中で話し合っていました。
ボートと同じもの、そしてその裏面にプロダクトの1枚説明(いわゆるペライチ)を印刷したものをラミネートしたものを何枚か用意しておくのが良いのではという結論に現在はなっています(もっと良い案が今後出るかもしれない)。
カジュアル面談ランチ
施策としてカジュアル面談ランチを提案していましたが、想定以上に反応が芳しくありませんでした。
今回のカンファレンスの色と合っていなかっただけな可能性はありますが、見せ方や話の持って行き方などに工夫が足りなかった結果だとは思うので改善したいポイントです。
まだまだお待ちしておりますので、ぜひペイトナー株式会社 カジュアル面談ランチ登録からご登録ください!
メンバー
今回のカンファレンスの特色としてプロダクト志向の人が集まったというのは前述の通りです。 それを肌で感じたのがイベント開始後だったのですが、ブースのメンバーを全員エンジニア(とEM)で固めたのはもったいなかったかなと今では思います。
弊社のエンジニアはプロダクト志向の方が多く説明などには問題はなかったとは思いますが、プロダクトマネージャーを始めとしたその他職種の方が居ても良かったですね。
多角的な説明が提供できたな、と共に社内モチベーションのためにもなったと思います。
まとめ
総じて、とても素晴らしいカンファレンスで、スポンサーとして参加して本当に良かったと感じています。
個人的にカンファレンスに参加するときは『新しい人と仲良くなる』必ず頑張ることとして設定していて、10人以上とSNSアカウント交換をするをKPIとしています。
スポンサー参加のため単純比較は難しいですが、YOUTRUSTでのつながりが45人、X(旧Twitter)の相互フォロワーが6名増えました。
それだけ多くの人と会話することが出来た活気あるカンファレンスだったということですね!
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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私も今後はPaytner Tech Blogに出稿するようにしたいと思います。