皆さんより一足遅く...(笑)
『バベル』 2006年
原題 : BABEL
監督 : Alejandro González Iñárritu
同監督出世作 『アモーレス・ペロス』 を初めて観たとき、
というか、その後何度観てもだけれど、
最後にバチッと決まる、あのパズルが完成した瞬間のような、
あのはまり具合は、この作品には無かったですね。
逆に言うと、組み合わせ途中のパズルを誰かに途中で蹴られて、
でも、またなんとか組み合わせようかと思っているけど、
その結果は何も教えてもらえないまま終わったような。
やっぱり、この監督はスゴいのだ。
同じような時間軸の組み合わせ方をしているのに、
作品すべてがまったく違う波長で終わってる。
今回のこのモヤモヤ感。
何も結論を教えてくれない。
でも、やっぱりみんなどこかで繋がっている。
繋がっているのに解りあえない。
物悲しさだけは一緒だな。
ガエル・ガルシア=ベルナルをああいう使い方するとは
思ってなかったなぁ。
それにしても、脇役もかなり豪華だったなぁ。
『バベル』 2006年
原題 : BABEL
監督 : Alejandro González Iñárritu
同監督出世作 『アモーレス・ペロス』 を初めて観たとき、
というか、その後何度観てもだけれど、
最後にバチッと決まる、あのパズルが完成した瞬間のような、
あのはまり具合は、この作品には無かったですね。
逆に言うと、組み合わせ途中のパズルを誰かに途中で蹴られて、
でも、またなんとか組み合わせようかと思っているけど、
その結果は何も教えてもらえないまま終わったような。
やっぱり、この監督はスゴいのだ。
同じような時間軸の組み合わせ方をしているのに、
作品すべてがまったく違う波長で終わってる。
今回のこのモヤモヤ感。
何も結論を教えてくれない。
でも、やっぱりみんなどこかで繋がっている。
繋がっているのに解りあえない。
物悲しさだけは一緒だな。
ガエル・ガルシア=ベルナルをああいう使い方するとは
思ってなかったなぁ。
それにしても、脇役もかなり豪華だったなぁ。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督がもし、神の視線でこの作品を作っていたとしたら、モヤモヤしたものが残ることをわざと意図したのかもしれませんね。
生と死、善と悪ははっきりと分けられるものではないから・・
あのモヤモヤ感も図られたものなんですよね。
彼の凄さはそこにあるのではないかと。
人間は天使と悪魔には分けられませんよね、確かに。