2012/05/05公開 日本 129分
監督:森義隆
出演:小栗旬、岡田将生、麻生久美子、濱田岳、新井浩文、井上芳雄、塩見三省、益岡徹、森下愛子、吹越満、堤真一
夢の続きを、始めよう。
子ども時代に、宇宙飛行士になることを誓い合った兄弟ムッタとヒビト。時は過ぎて2025年、弟ヒビトが夢をかなえて宇宙飛行士となった一方、兄ムッタは会社を解雇され意気消沈していた。互いに違った道を進んでいた兄弟だったが、弟からの連絡をきっかけに兄はかつての夢を実現させるべく再び宇宙飛行士という目標に向かって進み始める... (シネマトゥディより)
小山宙哉原作の同名コミックの実写映画化。子供の頃に宇宙飛行士になる約束をした兄弟が、夢を実現させるまでの道のりと絆を描いたおはなし。
宇宙はロマンですなぁ....
原作を知ったのは映画の予告編だったのですが、宇宙ものは好きなので楽しみにしてました。
人類の宇宙開発の歴史が流れるオープニングタイトルでテンション上がりましたよ。
兄弟で宇宙をめざす設定も良いし、現在と子供時代で、それぞれ子役の子たちが何気に似てたので違和感なかったのも良かった。
劇中、一番テンション上がったのは弟ヒビトが乗ったロケットの打ち上げシーンでしょう。リアリティある迫力映像で映画だとわかってても興奮しましたわー。その打ち上げシーンでムッタが出会ったおじいさんはアポロ11号乗組員のバズ・オルドリン氏なんですねー。その時に言った彼の台詞が素晴らしい。
ヒビトが日本人で初めて月への第一歩を踏み出すシーンも感動的だったしいつか実現したらいいなーといい感じで見ていたのに...クレーターに気づかず落ちてしまい通信不能になってしまった所からちょっとガッカリ。なんでクレーターに気づかない?? 乗り物ごと落ちるんだけど地球の重力で落ちてやしないかい? 気を失った仲間ひとりを背負うのも地球の重力並みなんですが.....これはいったい??? 月の重力はもっと軽いからあそこまでの事故にはならないと思うんだけどなぁ。
極めつけなのがラスト。あまりにも雑すぎる~しかも唐突。本来ならばラストは感動シーンなはずなのになんか冷めちゃってた私。ムッタたちの採用試験に時間をかけすぎ!! 宇宙飛行士になるための試験内容も興味深かったけれど、感動のラストシーンへ向けての盛り上がりがないまま終わっちゃったという感じでした。いつの間にかヒビトも......。
中盤くらいまでは良かったしキャストも良かった。ちらほら小さな感動する所があっただけにもったいない。原作は長そうだし、これだけのスケールのお話を129分でまとめるのが無理なんだと思います。せめて前後編とかね。
★★★.4
★★★★ ロケット打ち上げ・月面のVFX
※TOHO cinemas free passport #7
今日は“スーパームーン”なんだそう。月の軌道が楕円形を描いているためで、月が地球に接近したときに満月になると通常の満月より大きく明るいのだそう。他の満月より14%大きくて30%明るいとのこと。双眼鏡で覗いて感動~。でも今日はお月様にまるっとお見通しされているようでドキドキする...。
宇宙兄弟 Blu-ray スペシャル・エディション | ||||
小栗旬,岡田将生 | ||||
東宝
|
壮大なスケールの映画をみみっちい予算で撮るからこんな残念なことになっちゃうんですね(笑)
こういうスケールの大きいお話は予算ないとだめですね^^;
ムッタがビルから泣きながら飛び出して道路で転んで、はい!カット!
あとは後篇を見に来てねってなればまだよかったのに。。。(苦笑)
私も今日見てきました!!
最後が(笑)
一緒に行った友達もみんな同じ感想です。
わたしは岡田君が堪能できたので満足度高いです(  ̄▽ ̄)
まさかラストはあんなに雑に終わってしまうとはビックリです。
前後編で作って欲しかったです。
予算の都合だとしてもあの終わり方はひどい。
もうちょっと何とかならなかったのかなと。
でもお目当ての方が堪能できたのなら良かったです。
岡田くんのエピソードももうちょっと観たかったですけどね。助かる所とか...
月のクレーターでの事故は原作のマンガでは触れられていましたが、月に空気がないのが一つの原因ということでした。
地球上で空気があると遠くのものがかすむので遠近感が感じられるのですが、空気がない月では遠くまで「よく見える」ので、かえって遠近感がなくなるらしいんです。
あと月では重力が小さくて落ちるスピードは遅くても、質量は変わらないので大きな谷に落ちるとやはり事故にはなりますね。
原作はムッタの採用試験のところにいろいろなエピソードがあっておもしろいんですよ~。
原作好きとしては採用試験のところが逆に薄く感じられてもの足りないと思ってしまいました。
ぜひ原作も読んでみてくださいね~。
空気が関係してるのですね~なるほど。
遠近感がなくなるのも怖いですね。
事故の所はもうちょっと落ちるスピードが遅いと思ってたもので...
教えていただきましてありがとうございます。
原作は面白そうですね。
やはり前後編とかで、前編は試験メイン後半は月へとかで作って欲しかったかなと思います。
好きなジャンルなのでぜひ読んでみたいと思います。
しかし128分もあったのか。
変わりにラストを考えると・・・実はこの映画その物が宇宙人に生体解剖を受けつつあるムッタとヒビトの夢、という夢落ちなんです、本当は(もっともやっちゃダメなラスト)。
そっか夢落ちかー(笑)