8月頃からあちこちで開花し黒々とした実を付け我が世の春を謳歌していた。何回か草刈り機が入りその度にあっけなく姿を消していた。この小さな株は数回の草刈りの後に成長した株。1本の株で花から果実(液果)全て観察できる。ナス科 ナス属
アメリカイヌホオズキの花や実の付き方は散状(一カ所から並んでつく)でイヌホオズキは総状(並んでつく)。現在はアメリカイヌホオズキの方が多いとのこと。
遊歩道脇のマンションの斜面に植栽。この日は風が強かったので、上手く撮れなかった。小さな実が出来ていたが、ピントが合わない。風のない日にもう一度撮りたい。マメ科ハギ属
いずれ褐色に熟し鑑賞価値は乏しいが野鳥の餌になるそうだ。「庭木図鑑」さんから
ヤマハギの枝はスダレや垣根につかわれるそうだ。
近所で一カ所しか見られないので、気になっていたがちょっと遅かったようだ。赤い実もすくなかった。アパートの植え込みの角なのでスマホを向けるのが少々気が引ける。昨年より時期的には早く撮ったが昨年の方が鮮やかだった。
ニシキギ科ニシキギ属
遠目に見ると赤茶色の花が満開のように見える萼。花は白く、花冠の先が5裂した漏斗型で、赤茶色い萼は3~5枚の裂片で長さは不ぞろい。
スイカズラ科 ツクバネウツギ属
別名「ハナツクバネウツギ、ハナゾノツクバネウツギ」
↓ 暑さ・寒さ・刈り込みにも強いので、庭木や生垣、公園樹として広く利用されている。
水面から覗くと多数のふくろっぽいものが見えた。これが捕虫嚢だろうか?花も少し咲いていた。冬は殖芽で越すそうなのでこれも見てみたい。タヌキモ科 タヌキモ属
民家の植え込みで丁度咲き始めた。キク科ヒヨドリバナ属
五つの筒状花がまとまっていて、それぞれの雌しべの先が二つに分かれているので一斉に開花すると、あっちこっち向いた雌しべで大混雑。
ヒヨドリバナと良く似ているがフジバカマの葉は三裂するのでわかる
↓ 1週間程前に撮ったフジバカマのツボミ
大堀川簡易舗装された遊歩道から対岸を撮った。非常に残念なのだが、対岸は現在草ボウボウで歩けないから近づくことができない。スマホの望遠ではこの位しか撮れない。
キンポウゲ科 センニンソウ属 別名「ウマクワズ」
ちょっと離れて二箇所でお髭の群れが見られた
期日前投票に行ったときに駅前で見かけた。ハロウィーンぴったりの花。LOVEGREEN さんの説明によると鑑賞用のナスで常緑低木だが寒さに弱いので一年草として扱われているとのこと。
ナス科ナス属 別名 花ナス、パンプキンツリー
民家の塀に沿って植栽され道路側に見事に広がっていた。花色が次第に変化することが多いので、和名をシチヘンゲ(七変化)ともいう。開花後、時間がたつと次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なる(内側が新しい)。参考サイトWikipediaランタナ
クマツヅラ科ランタナ属 常緑小低木 別名「七変化(シチヘンゲ)」
果実は黒い液果で有毒といわれるが、鳥が食べ種子を散布する。果実が実る頃また撮りたい。
↓ 大きな生け垣の外側に広がるランタナ
まだ花を撮ることができた。「特定非営利活動法人かわさき自然調査団のイヌタヌキモ」によると、根を持たない捕虫嚢によって動物プランクトンを捕獲消化する食虫植物(藻)で、冬期は殖芽の状態で越冬し、絶滅が危惧される植物だそうだ。水中の藻の様子はまだ撮れないが、いつか撮りたい。タヌキモ科 タヌキモ属