京大芸人菅 広文講談社このアイテムの詳細を見る |
今回は、菅広文『京大芸人』を紹介します。本書は、宇治原の京大受験及び二人が芸人を志す話とそのオーディション受験の話を著者の菅目線で書かれたものです。菅が宇治原をこういう風に見ていたのかということがわかります。特に宇治原との勉強の仕方の違いが面白いね。それに菅が宇治原のことを相当気を使っていることがわかるね。意外とコンビ同士仲がいいのかもしれないね。
宇治原との勉強法を少し紹介します。
日本史:歴史は一続きのドラマ(最初から最後まで一気に読みきる)
数学・理科:パターンが同じで数字だけが違うので、同じ問題集を何度も解く。
国語・社会:問題の種類を覚えるために違う問題集を何冊も解く。
英語:例文を思える。
国語・英語:長文を読む前に問題を見る。
ロザンというコンビは、高校時代から芸人になるための戦いが行われているんだね。まず、売りを求めて、宇治原が京大に行くこと。それから、芸人になるための行動を行うこと。最後に、芸人になると強く念じること。それにしても、ロザンのネタを見たことがないので本当に芸人として面白いのかどうかわからないな。
この本自体は、面白いのかどうかよくわからない。宇治原の印象だけがのこるね。彼らは、あれよあれよという間に芸人になっているという感じがしてならない。はっきり言って、読み返して見るほどの内容ではないと思う。