<2007/A7/S4>
今年初・・いや、ひらりん史上初の二日連続2本鑑賞の1本目。
横溝正史原作で、昔テレビシリーズで見た記憶がある。
忠実リメークらしいし・・・映像技術の進歩がどうか・・・というところかなっ。
30年前にもこの作品を撮った市川崑監督作品。
2006年製作のミステリー・サスペンス、135分もの。
あらすじ
昭和の22年・・
信州・長野の犬神財閥の創始者、犬神佐兵衛・・
莫大な遺産を残し、他界。
佐兵衛には腹違いの娘が3人・・・
遺言状は親族が全員集まった席で公表する事になってるのだが・・・。
ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
遺言状を預かってる法律事務所の人が探偵・金田一耕助(石坂浩二)を雇う。
町に着いた金田一・・・泊まるホテルの主人は有頂天ホテルの三谷幸喜。
女中は深田恭子・・・なんか、ゆうこりん(小倉優子)みたいな喋り方でりんこ。
最初にその、法律事務所の所員が毒殺されて・・・
ところで佐兵衛の娘3人の名前が松竹梅で判りやすい。
松子・・富司純子、竹子・・松坂慶子、梅子・・萬田久子。
それぞれ跡取り息子がいて、順に、 佐清(すけきよ)・佐武(すけたけ)・佐智(すけとも)。
佐清だけ戦地からの復員が遅れ、やっと帰郷・・・
しかし、クリーム色したゴムマスクを頭から被った姿で登場・・・
どうやら戦地で大怪我をしたらしい・・・
全員揃って、いざ遺言発表・・・
全財産は、犬神家に同居してる佐兵衛の恩人の孫娘、野々宮珠世のものに・・・
(珠世は松嶋菜々子・・・ちょっと存在感ありすぎ・・・というか、背が高く見えすぎ。)
しかし、佐清・佐武・佐智のいずれかと結婚しなくてはならない・・という条件。
大ブーイングの娘夫婦・3家族・・・
その夜から、次々と事件が発生・・・
そもそも、マスクの人物がホントに佐清なのか・・と疑う竹・梅家族。
むかーし見た記憶のとおり・・・
菊人形に死体の首を乗っけたり・・・
佐清が本人かどうか・・・手形を取って神社にあった奉納手形と比べたり・・・
湖に、Vの字の形した逆さ死体が発見されたり・・・。
このミステリーのポイントは、青沼静間・・という男。
彼の母、青沼菊乃は女工ながら佐兵衛の寵愛を受け、静間を出産。
しかし、娘ら3人には疎まれ、町を追われた・・という過去。
その静間が戦場で偶然に佐清と遭遇・・・
佐清の戦死を知って、母の恨み・・と、成りすましを画策した・・・って話。
しかし、途中で死んだと思ってた本物の佐清がこっそり帰郷。
自分が本物だと・・・名乗り出れば、こんな事にはならなかったハズだけど、
青沼家への侘びもあったり、静間に脅されたりで・・・
犯行の手助けをさせられちゃう。
というより、最初の犯人は長女で本家を守ってきた松子。
そんなこんなで、珠世の命を守りながら、母の犯行を隠そうとしてた佐清でした。
それと、珠世・・・実は恩人の孫娘ではなく、佐兵衛本人の孫娘だった。
そんな人には言えない秘密があったのでややっこしい遺言になってたのか??
結局、松子は服毒自殺(法律事務所の毒殺と同じ)・・・
珠世は、殺人ほう助で服役する佐清の出所を待つ・・・という結末。
考えてみりゃ、本家に住んでたのは、孫の中では佐清だけ。
珠世にとってみれば、一番身近な存在。
遺言書いたジイさんにとってみれば、
明かすに明かせなかった孫娘の為に、不必要な残りの一族を一掃する為に、
仕組んだんじゃないか・・・なーんて想像しちゃうね。
うーーん、むかーーし見たのと、大差を感じない出来。
ミステリー小説としては、見ごたえある作品だけど・・・
今更・・・って感じがしちゃうねなぁ。
キャストは変われど、脚本は完全リメイクなのか???
個人的には金田一耕助はスマップの稲垣吾郎ちゃんがイイかなっ。
それにしても、金田一・・・殺人事件を未然に防げない(毎回だけど)・・・
犯人は目の前で自殺しちゃう・・・のに・・
報酬だけはしっかり数えて領収書発行してましたっ。
あと、一番良かったのは、犯人だった富司純子。
このオバサン、最近目立ちすぎ・・って言うくらい、
出る作品・出る作品で、凄い演技してるねっ。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
石坂浩二・・・「日本沈没」では、すぐに死んじゃう総理大臣役でした。
富司純子・・・「フラガール」「寝ずの番」でも快演が光ってます。
という事で今回は
犬神家のたたりじゃぁぁ度・・・
失礼・・・「たたりじゃーーー」は、八墓村でしたねっ。
ミステリー事体は面白いけど、驚きは少ないね。
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今年初・・いや、ひらりん史上初の二日連続2本鑑賞の1本目。
横溝正史原作で、昔テレビシリーズで見た記憶がある。
忠実リメークらしいし・・・映像技術の進歩がどうか・・・というところかなっ。
30年前にもこの作品を撮った市川崑監督作品。
2006年製作のミステリー・サスペンス、135分もの。
あらすじ
昭和の22年・・
信州・長野の犬神財閥の創始者、犬神佐兵衛・・
莫大な遺産を残し、他界。
佐兵衛には腹違いの娘が3人・・・
遺言状は親族が全員集まった席で公表する事になってるのだが・・・。
ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
遺言状を預かってる法律事務所の人が探偵・金田一耕助(石坂浩二)を雇う。
町に着いた金田一・・・泊まるホテルの主人は有頂天ホテルの三谷幸喜。
女中は深田恭子・・・なんか、ゆうこりん(小倉優子)みたいな喋り方でりんこ。
最初にその、法律事務所の所員が毒殺されて・・・
ところで佐兵衛の娘3人の名前が松竹梅で判りやすい。
松子・・富司純子、竹子・・松坂慶子、梅子・・萬田久子。
それぞれ跡取り息子がいて、順に、 佐清(すけきよ)・佐武(すけたけ)・佐智(すけとも)。
佐清だけ戦地からの復員が遅れ、やっと帰郷・・・
しかし、クリーム色したゴムマスクを頭から被った姿で登場・・・
どうやら戦地で大怪我をしたらしい・・・
全員揃って、いざ遺言発表・・・
全財産は、犬神家に同居してる佐兵衛の恩人の孫娘、野々宮珠世のものに・・・
(珠世は松嶋菜々子・・・ちょっと存在感ありすぎ・・・というか、背が高く見えすぎ。)
しかし、佐清・佐武・佐智のいずれかと結婚しなくてはならない・・という条件。
大ブーイングの娘夫婦・3家族・・・
その夜から、次々と事件が発生・・・
そもそも、マスクの人物がホントに佐清なのか・・と疑う竹・梅家族。
むかーし見た記憶のとおり・・・
菊人形に死体の首を乗っけたり・・・
佐清が本人かどうか・・・手形を取って神社にあった奉納手形と比べたり・・・
湖に、Vの字の形した逆さ死体が発見されたり・・・。
このミステリーのポイントは、青沼静間・・という男。
彼の母、青沼菊乃は女工ながら佐兵衛の寵愛を受け、静間を出産。
しかし、娘ら3人には疎まれ、町を追われた・・という過去。
その静間が戦場で偶然に佐清と遭遇・・・
佐清の戦死を知って、母の恨み・・と、成りすましを画策した・・・って話。
しかし、途中で死んだと思ってた本物の佐清がこっそり帰郷。
自分が本物だと・・・名乗り出れば、こんな事にはならなかったハズだけど、
青沼家への侘びもあったり、静間に脅されたりで・・・
犯行の手助けをさせられちゃう。
というより、最初の犯人は長女で本家を守ってきた松子。
そんなこんなで、珠世の命を守りながら、母の犯行を隠そうとしてた佐清でした。
それと、珠世・・・実は恩人の孫娘ではなく、佐兵衛本人の孫娘だった。
そんな人には言えない秘密があったのでややっこしい遺言になってたのか??
結局、松子は服毒自殺(法律事務所の毒殺と同じ)・・・
珠世は、殺人ほう助で服役する佐清の出所を待つ・・・という結末。
考えてみりゃ、本家に住んでたのは、孫の中では佐清だけ。
珠世にとってみれば、一番身近な存在。
遺言書いたジイさんにとってみれば、
明かすに明かせなかった孫娘の為に、不必要な残りの一族を一掃する為に、
仕組んだんじゃないか・・・なーんて想像しちゃうね。
うーーん、むかーーし見たのと、大差を感じない出来。
ミステリー小説としては、見ごたえある作品だけど・・・
今更・・・って感じがしちゃうねなぁ。
キャストは変われど、脚本は完全リメイクなのか???
個人的には金田一耕助はスマップの稲垣吾郎ちゃんがイイかなっ。
それにしても、金田一・・・殺人事件を未然に防げない(毎回だけど)・・・
犯人は目の前で自殺しちゃう・・・のに・・
報酬だけはしっかり数えて領収書発行してましたっ。
あと、一番良かったのは、犯人だった富司純子。
このオバサン、最近目立ちすぎ・・って言うくらい、
出る作品・出る作品で、凄い演技してるねっ。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
石坂浩二・・・「日本沈没」では、すぐに死んじゃう総理大臣役でした。
富司純子・・・「フラガール」「寝ずの番」でも快演が光ってます。
という事で今回は
犬神家のたたりじゃぁぁ度・・・
失礼・・・「たたりじゃーーー」は、八墓村でしたねっ。
ミステリー事体は面白いけど、驚きは少ないね。
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基本的にオリジナルとさほどかわりなかったですね。
キャストはオリジナルの方が好きだったりします。