アメリカ
ファンタジー
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ティム・バートン監督が自身の少年時代の思い出から紡ぎ出した84年の同名短編
フィルムをストップモーション・アニメで長編化した白黒3Dのファンタジー・
コメディ。
孤独な少年が愛犬の死を受け入れられず、その亡骸を禁断の実験で甦らせて
しまったばかりに、やがて町中を巻き込む大騒動に発展してしまうさまを、
グロテスクでありながら愛嬌あふれるキャラクターにブラックな笑いと
ピュアで切ないストーリーを織り交ぜて描き出す。
(allcinemaさんより抜粋)
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小さな街に暮らすヴィクターは友達のいない孤独な少年。科学が大好きな彼は
屋根裏で発明や映画作りに熱中する日々。しかし、そんな彼の隣には、片時も
離れない最高の相棒がいた。それが愛犬のスパーキーだった。
ところがある日スパーキーは事故に遭い、命を落としてしまう。
その事実を受け入れることができないヴィクター。
彼は科学の授業をヒントにスパーキーを生き返らせる実験を思いつき、
嵐の夜、ついにそれは成功し、継ぎはぎだらけのスパーキーと感動の再会を
果たすのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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これもまた甥っ子の要望があったので、MOVIX堺にて鑑賞。
3Dは嫌いなので、敢えて2D吹替え版で鑑賞。
なかなかに面白かった。
ストップモーション・アニメなので『メアリー&マックス』の時のように
途中で寝落ちしてしまうかと思ったが、キャラクターの造型やいろんなモノが
生き返ることで起きる騒動が面白くて、最後まで寝落ちすることなく観られた。
不気味ながらもどこか愛嬌あるキャラクターにガメラやグレムリンを意識した
モンスターが登場したりと異形愛を感じるティム・バートン監督らしい内容の
作品だった。
個人的にはラストのくだりはスパーキーが生き返らないまま、ヴィクターが
その死を受け入れた所で終わった方が良かったような気がするんだけどな。
なんにせよ甥っ子がかなり喜んで観てくれたので連れて行った甲斐はあった。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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コメントありがとうございます。
それが2Dの場合は全然観にくいってことは無かったですよ。
ただ3D版は観てないので、そっちではどうかわかんないですけど。