Ｖのシナリオ ライオンズ分析ラボラトリー

５４／１２０ 通算成績 ２３勝２９敗２分

京セラドーム大阪 観客数 4,915人 試合時間 3時間21分

１２回戦 オ６勝５敗１分

埼玉西武
０００ ０２１ ００２ ５
１００ ００２ ０３Ｘ ６
オリックス

勝 吉田凌２勝１敗
Ｓ 漆原１Ｓ
敗 ギャレット３勝１敗
本
吉田正８号(ソロ １回)
栗山７号(ソロ ６回)
ジョーンズ９号(ソロ ８回)

ヒット オ10 西12
エラー オ０ 西１
盗塁 安達(5)
捕逸 森(３回)

バッテリー

埼玉西武
松本(5)→宮川(1)→H森脇(1)→●ギャレット(2/3)→田村(1/3)－森

オリックス
アルバース(5.1/3)→澤田(2/3)→H富山(1)→Ｈ斎藤(2/3)→○吉田凌(1/3)→S漆原(1)－伏見

得点経過

１回B:吉田正、左中間スタンドへホームラン
５回L:山川、三塁線を破る２点タイムリー二塁打
６回L:栗山、ライトスタンドへホームラン
６回B:杉本、ライト前２点タイムリーヒット
８回B:ジョーンズ、レフトスタンドへホームラン
８回B:Ｔ岡田、ライト線へのタイムリー二塁打
８回B:伏見、レフトフェンス直撃のタイムリー二塁打
９回L:外崎、レフト線へのタイムリー二塁打
９回L:栗山、センター前タイムリーヒット

以前ライオンズのヘットコーチとして田邊・辻政権を支えた橋上秀樹氏
今年、不振の要因として「慢心があるんじゃないか」と言われた

ファンからすれば
「勝ちに行っとるわ！外野が偉そうに語るなよ」と言いたいのだけど

今日はベンチも選手に気と言うものを感じない
慢心と言われても仕方ないかなと

試合のポイントは今回も継投
松本航から宮川に変えた事で有利な展開を手放してしまう

５回源田のエラーから始まったピンチで
吉田正尚をストレートで押し切ってポップフライを上げていたのを見て
もう１イニングは続投すると思っていた

何故宮川なのか理由はわからない
継投するのなら森脇２イニングとかでも手はあったと思うが

増田をベンチ外にしていることを考えれば
普通は先発を引っ張る

３連投後の中１日とあってストレートが浮いてしまい
ピンチを作ると杉本にはフルカウントからインハイ勝負で同点打

あの場面無理に勝負をするのではなく
ニコイチつまり次の伏見との勝負でも構わないと言う思いだったのだが

なぜ失投していたストレート要求なのか
森友哉は同じことを繰り返すのがセオリーになってしまっている

追いつかれてもバファローズのブルペンを見れば勝機があると思っていた
ヒギンス、ディクソン共に昨日連投して３０球、２０球超え

当然ランクの落ちる相手だから同点ならいけると踏んでいたが
結局打線がつながらず

８回にギャレットがジョーンズにホームランを打たれると
完全に集中力が切れて３本の２塁打を打たれ３失点

９回漆原から２点は返したが
２ボールからアウトになった源田と山川が致命的で３連敗となった

ゲーム展開よりも気になるのが選手のプレーが悪すぎると言う事

このカード３ボール１ストライクからほとんどのバッターがやみくもに手を出し凡打
今日の試合も２ボールで完全に力んでいる相手に打ちに行く場面かと

カメラワークでベンチが映されたとき
ライオンズ側から声が出ず、試合を見ていない選手がいた

グラブをしばらく見つめていたのは今日スタメンで出て２打席２三振
６回に代打を出された山野辺である

この様子を見て悪いチーム状態だなと

かつて浅村が途中交代をした後、
自ら率先して声を出していたのとは真逆

声を出して試合に入ると言うのも立派な貢献だと思うが
それすらしないでそっぽ見ているのは問題外

本来なら即二軍と言いたいところだが
山田遥楓を入れたところで変化が起きるとは考えにくい

３点ビハインドでレフトスタンドに体を向ける４番と
判定に不利なジャッジが多かったからとベンチから野次飛ばして注意された森友哉

主力が自分勝手にやっていれば
ご覧のとおりチームは勝てません

私のプランニングでは８０試合までに貯金と言うシナリオを描いてたが
５割も厳しくなってきいよいよチームの解体期なのかなと

ＦＡされても次の選手が育つと言う環境もなく
野手ドラフト推奨しているが間抜けなファンはまたピッチャー取れの大合唱なんだろうな

まあさすがに今年の打撃成績で山賊打線だの獅子脅し打線だの
ふざけた名前が付くことなくただの凡打線に収まっているのは好都合であるが

同一カード６連戦は借金６
先発投手の負け越し１１と厳しい状況で折り返しに入って行く

来週はホームでのファイターズ３連戦
札幌の借りを返すべくチーム全体でしっかりと勝ちに向かったプレーをしてほしい


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