バファローズ悲願の頂点に立つ | Vのシナリオ ライオンズ分析ラボラトリー
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バファローズ悲願の頂点に立つ

試合結果

明治神宮野球場 観客数 29,381人 試合時間 3時間12分

7回戦 オ4勝2敗1分

オリックス
100 040 000 5
000 000 040 4
東京ヤクルト

勝 宮城1勝1敗
S ワゲスパック1勝3S
敗 サイスニード1敗

太田1号(ソロ 1回)
オスナ2号(3ラン 8回)

ヒット ヤ8 オ8
エラー ヤ1 オ1

バッテリー

オリックス
○宮城(5)→宇田川(2)→山崎颯(1/3)→H比嘉(2/3)→Sワゲスパック(1)-伏見、若月

東京ヤクルト
●サイスニード(4.2/3)→大西(1/3)→田口(2)→石山(1)→清水(1)ー中村

得点経過

1回B:太田、センターバックスクリーン左へホームラン
5回B:吉田正、押し出しの死球
5回B:2死満塁 打者杉本のセンターフライを塩見がエラーし三者生還
8回S:村上、ライト前タイムリーヒット
8回S:オスナ、レフトスタンドへスリーランホームラン

過去リーグ優勝4度果たしながらも
日本シリーズで全て敗れていたバファローズ

2005年に阪急の流れを組む
オリックスブルーウェーブと合併し
球団史が書き換わってしまったが

遂にバファローズが日本一の座を掴み取る時が来た
近鉄からのファンの方々は感無量だし

仰木近鉄と凌ぎを削ったライオンズファンとしても
喜ばしいことである

さて試合のポイントはやはりミスが続いた5回表だろう
先頭伏見がヒットで出塁し宮城は送りバント

スワローズは村上をチャージさせ二塁封殺を目論んだが
ドラックバンドのような強い打球が抜けて内安打

続く太田はセオリー通りのサード前へのバント
ここで村上は一旦前進した後になぜかベースカバーに入り
サイスニードが取った時点でオールセーフ

2回以降ストライク先行でリズムを作っていたが
思わぬピンチを招いてしまったのが力みに繋がり
2死から連続四死球で追加点

さらに杉本の打球を塩見が取りきれず
ビッグイニングとして主導権を握れた

恐らく中嶋監督がスワローズの立場なら
高橋奎二をブルペン待機させて2死満塁で
吉田正尚にぶつけていたかもしれない

切羽詰まった状況で博打を打てるかどうか
僅差の展開が続いたシリーズのあやはそこだったと思う

しかし8回裏に村上のタイムリーから
オスナのホームランで1点差に詰めてきたのは流石だし

個人的には4回の打球がホームランになっていたら
とたらればを書きたくなるくらい紙一重の展開だった

シリーズMVPは2試合勝利打点を挙げた杉本だったが
個人的には初戦のダメージを払拭し
2試合9イニング無失点に抑えた山崎福也がふさわしいと思うけどね
これは個人の戯言なので聞き流して欲しいけども

ホークス連続日本一の時は
NPBのレベルが低下していると危機感を書いてきたが

去年今年の両チームの死闘はシリーズに相応しいし
危惧したレベルの低下はジャイアンツの質の悪さかもと
今は真逆の思いを抱いている

来年はWBCがあり忙しないシーズンになるが
またこう言う死闘が繰り広げられるように奮起してもらいたい

勿論胴上げはナベ以来の新人監督になる稼頭央を夢見て

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