カリヨンとオルゴールがバレエ音楽を奏でる、ヴァン クリーフ&アーペルコピー「レディ アーペル バレリーヌ ミュージカル ウォッチ」
ヴァン クリーフ&アーペルは、メゾン独自の時計制作のテーマである「ポエトリー オブ タイム(詩情が紡ぎだす時)」を色濃く表現するべく、「バレエ」を題材にとった3つの新しいタイムピースを発表した。美と調和を愛し、何十年にもわたってバレエスの世界から無限のインスピレーションを汲み取ってきたヴァン クリーフ&アーペルの新作「レディ アーペル バレリーヌ ミュージカル ウォッチ」は、メゾンが初めて音楽と時計の動きを融合させた複雑時計で、目と耳の両方で楽しむ体験を叶えてくれる。
3種類のポエティックコンプリケーション
バレエの魅惑を余すことなく描き出すために、ヴァンクリーフ&アーペル時計コピー 代引きはバレエ「ジュエルズ」の3 幕を立体的に再現した。文字盤の上部には、きらめくシャンデリアと豪華なカーテン(幕)が、多くのダイヤモンドで表現されている。そのまばゆい輝きによって、メゾンが誇る職人技がいかんなく発揮された色鮮やかな文字盤が、明るく照らし出される。カーテンのドレープは手作業でエングレービングと色付けが施されている。職人技を結集した豪華なカーテンが開くと、ミニアチュールペインティング(細密画)による背景に、世にも優美なバレリーナが姿を現すのだ。
ヴァン クリーフ&アーペルとバレエ
ヴァン クリーフ&アーペルの創業者のひとり、クロード・アーペル(写真左)と、著名な振付家でニューヨーク シティ バレエ団の共同創設者でもあるジョージ・バランシン(写真右)とが親交を結んだことがきっかけで、バランシン作のバレエ「ジュエルズ」が創作された。「ジュエルズ」は1967年4月にニューヨークで初演されて以降、今でも世界各国で演じられている人気作だ。
物語のないこの演目は全3幕からなり、それぞれひとつの宝石とひとりの作曲家が結びつけられている。第1幕「エメラルド」はガブリエル・フォーレ、第2幕「ルビー」はイーゴリ・ストラヴィンスキー、第3幕「ダイヤモンド」はピョートル・イリイチ・チャイコフスキー、という構成になっている。
音と文字盤の動きでバレエ「ジュエルズ」を表現する
タイムピースはそれぞれ、バレエ作品「ジュエルズ」の各幕の振付を意識した宝石とモチーフの組み合わせを特徴としている。「レディ アーペル バレリーヌ ミュージカル エメラルド ウォッチ」はグリーンの繊細なニュアンスをまとう一方、「レディ アーペル バレリーヌ ミュージカル ルビー ウォッチ」は優美な赤い色調の輝きに包まれている。そして「レディ アーペル バレリーヌ ミュージカル ダイヤモンド ウォッチ」は、くっきりとしたホワイト、ブルー、ゴールドの色味を帯び、その輝きはまばゆいばかりだ。各モデルのケース上部のリューズには、文字盤と同じ色の貴石があしらわれている。
裏蓋にまで施されるサヴォアフェール(職人技)
このタイムピースが紡ぐ物語は、ケースの裏側にも続きがある。浅浮彫のエングレービングによって、ニューヨーク五番街にあるヴァン クリーフ&アーペルのブティックの前で踊るバレリーナの姿が描き出されている。
オルゴールとカリヨンが共に奏でる類まれな音色
4本のハンマーで周囲のゴングを打って4音を鳴らす超複雑機構カリヨンが組み込まれたムーブメント
オルゴールディスクの組み立て。円形のディスクの奥にオルゴール用のピンを弾く櫛歯が見てとれる。
このオルゴールの振動板には、10本の櫛歯が着けられている。視覚的なアニメーション効果を生む回転ディスク(文字盤の裏)の底面に取り付けられたピンが、この櫛歯をはじくことで音が鳴る仕組みだ。カリヨンの4つのゴングが同じ数のハンマーに叩かれると、オルゴールに別の音色が加わる。このふたつの楽器が、20〜25秒のメロディを完璧な音程で演奏するには、ピアノのように綿密に調律される必要があった。またそれぞれの曲のリズムを安定化するため、遠心力式の調速機構(遠心ガバナー)が、文字盤を回す香箱のトルクを調整し、一定の速度を維持する。こうして、完成された美しい旋律は、3回連続して演奏することが可能だ。
開発に10年かかったサヴォアフェールの融合
この新作は、3つのクラシック音楽の複雑なメロディをオルゴールとカリヨンで再現している。ガブリエル・フォーレの「ペレアスとメリザンド」(1898年)、イーゴリ・ストラヴィンスキーの「ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ」(1929年)、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの「交響曲第3番」(1975年)の3曲がそうだ。3曲は、オルゴールとカリヨンに合うよう簡略化して編曲され、澄んだ音色で、正確に、そして優美に、メロディとハーモニーを奏でる。例えば「レディ アーペル バレリーヌ ミュージカル ルビー ウォッチ」は、ストラヴィンスキーの「ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ」を92もの音で演奏する。そのうちの69音がオルゴール、23音がカリヨンによるものである。
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