ビートルズ・・・いつも心にビートルズ 2010年02月
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              私の心にはいつもビートルズがいます。 ファンの人とは共に楽しみ、ビートルズを知らない人には興味を持ってもらえる、そんなブログを目指しています。 コメント・相互リンクはお気軽にどうぞ!

ビートルズ・・・いつも心にビートルズ
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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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さようなら、愛と平和のジョン・レノン

2010/02/15 18:08|ジョン・レノンTB:0CM:25
ジョン・レノン・ミュージアム(以下JLM)の閉館騒動はジョンと自分について、久しぶりに考え直す機会になりました。

2000年にJLMが開館した時には何だか冷ややかな気分で、行きたいという気持ちになりませんでした。

そして閉館が決まったいま行きたくなったかと問われると、「閉館して行けなくなる前に一回くらい行っとかないともったいないかな」くらいの気持ちで、やはりジョンに触れるためにJLMに行きたいという熱意は湧いていません。

存続のために活動された方々の熱意には胸を打たれるものがありましたが、JLMそのものにはやはり最後まで愛着を持てませんでした。



私のビートルズとの出会いの最初は、ジョンとの出会いです。

「Shaved Fish (邦題:ジョン・レノンの軌跡)」を聴いてジョンを好きになり、ジョンが好きだからビートルズを聴いてビートルズを好きになったのです。
shaved fish

今はどちらも同じくらいですし、そもそもビートルズのメンバーを解体して好き嫌いを比べる感覚が今ではないのですが、昔は「ジョンとポールとどっちが好き?」と聞かれれば迷うことなく「ジョン」と答えていました。

このようにFab4のうち私の中で突出していたジョンがその他のメンバーとほぼ同列になったのは(いや、実際はリンゴに対しては少しボルテージが低いのですが・・・)どうしてでしょう。

やはりジョンだけ早く死んだからだと思います。

私がジョンと出会ったのは1984年、ジョンが亡くなって4年後だったんですよね。

ポール、ジョージ、リンゴのFab4の他の3人はもちろん生きていて、その後にそれぞれのリアルタイムな人生を体験することができました。

しかしジョンだけは人生をリアルタイムで共有できなかったのです。

ですからこの20数年の間に他の3人への愛着が時間と共に増して、ジョンとの差が小さくなったのは間違いないと思います。

それでは突出していたジョンへの愛着は全く下がっていないのかというと、やはりいくらか(いや、結構かも)下がったと感じています。

どうしてジョンへの愛着が下がってしまったのか。

私はミュージシャンとしてのジョンが好きなんです。私の好きなジョンはミュージシャンのジョン・レノンなんです。

しかしジョンの死後、ジョンのイメージは次第に変わっていきました。

今ではジョン・レノンといえば「愛と平和の活動家」と一般の人に認識され、そのような内容で日本の学校の教科書にも載っているそうです。

音楽を通じて愛と平和を広めたのだと。



違う、違う。

そんなんじゃない。

ジョンは愛と平和の啓蒙のために音楽を始めたんじゃない。

音楽にはロックには、若者の心を揺さぶる“何か”があったんだ。

その“何か”にとりつかれて、ジョンは夢中で音楽をやったんだ。同じく“何か”にとりつかれたポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターという若者と共に。

「愛と平和」はその結果であり、いわば副産物に過ぎない。


私がジョンを好きになった頃、世間のジョンへの認識はまだ「ロック・ミュージシャン」だったと思います。今のように「愛と平和の使者」ではありませんでした。

どうしてそれがこんなに変わってしまったのか。

やはり、ジョンの死後のヨーコさんの活動の結果だと思います。

ヨーコさんが「ジョンの願い」の御旗を掲げて「愛と平和」を唱えるうちに、いつかしかジョンは「愛と平和の使者」へと変わっていったのです。

出会った頃は私の心の中では生きていたジョンも、この20数年の間に本当に死んでしまった気がします。

そう仕向けたのはヨーコさん。

その思いのせいで、私はヨーコさんに冷たい視線を向けてしまうのです。

そしてJLMは私にとって、変わってしまったジョンの象徴なんだと思います。
JLM.jpg

だから冷やかな気分だった。だから行きたいと思わなかった。

私の好きなジョンは、こんなにすました顔じゃない。



JLMが外国の都市で再び開館するのであれば、そこはニュー・ヨークへ移住する前に住んでいたイギリスの、リバプールかロンドンであって欲しい。

そこにはミュージシャンとしてのジョン・レノンがきっとまだ生きていると思うから。『人気ブログランキング』へ

ジョン・レノン・ミュージアム閉館決定

2010/02/04 12:55|ジョン・レノンTB:0CM:20
ジョン・レノン・ミュージアム閉館決定
2010.2.4 11:39

 元ビートルズのメンバー、ジョン・レノンの遺品を展示するさいたま市中央区の「ジョン・レノン・ミュージアム」が今年9月30日に閉館することが4日、決まった。運営会社の親会社「大成建設」が発表した。

 ジョン・レノン・ミュージアムは、妻のオノ・ヨーコさんが正式に許諾した世界で唯一の公式ミュージアム。愛用のギターや作詞原稿など約130点が展示され、ジョンの生誕60年の誕生日となる平成12年10月9日にオープンした。

 大成建設側はオノさんと展示に関する10年間のライセンス契約を結んでおり、閉館の理由を「ライセンス契約の満了に伴うもの」としている。

 同ミュージアムをめぐっては来場者数減を理由に閉館が検討されていた。
 オノさんは「ミュージアムを愛した皆さんに感謝しています。ジョンのスピリットが受け継がれ、世界平和が実現していく愛の力になることを信じています」とコメントした。


JLM IMAGINE

JLM0.jpg


正式に閉館決定だそうです。

「ジョンレノンミュージアムの存続を求める市民(ファン)の会」の方々、ひとまずお疲れさまでした。

ジョン・レノン・ミュージアム(以下JLM)については開館当初から冷めた目で見ていた私ですが、「市民(ファン)の会」のHPを読んで認識を新たにしていたところですので、閉館決定のニュースは残念に思っています。

今回の閉館決定のニュースを読んで、思ったことを1つ書かせてもらいます。

>オノさんは「ミュージアムを愛した皆さんに感謝しています。ジョンのスピリットが受け継がれ、世界平和が実現していく愛の力になることを信じています」とコメントした

ヨーコさんはJLMの存続に少しも力を貸しませんでした。存続の危機が明らかになる中、積極的にコメントを出すわけでもなく、インタビューを受けてもJLMには触れず、来日して東京で自著のサイン会を開いてもJLMには足を運ばずでした。

夫のスピリットを受け継ぐミュージアムが閉館になって、悲しくないんでしょうか。

世界平和が実現していく愛の力を広めるために、ミュージアムを存続させたいと思わなかったんでしょうか。

ジョン・レノンのブランドで商売ができなくなったら「はい、それまでよ」という態度だと、私には感じました。


今年の9月30日に閉館です。『人気ブログランキング』へ

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