今日の猟は大失敗。
自分の浅慮ぶりが嫌になります。
目標は猪1頭に鹿4頭の猟果だったのですが。
「大人数だから大きな猟場をやろう」と、私が楽観的思考で半ば強引に決めてしまったのが運の尽き。
もっと皆の考えを取り入れるべきでした。
![SC08642.jpg](https://blog-imgs-158.fc2.com/a/y/u/ayuzou1926/SC08642.jpg)
簡単には、小さな猟場を大人数でガッチリと囲むのもアリだったのです。
読み違いの一番の要因は雨。
夜半から明け方まで降り続いた雨が獲物たちに移動を促した。
いや、シッカリと降ったようなので「余儀なくした」が正解。
鹿は尾根などの比較的に開けた場所を寝場とします。
よって、そのままでは冷たい雨に打たれてしまう。
そこで間伐を行っていない樹林の混んだ場所などに雨宿り的に非難するわけです。
見切りを行えば分かることですが「雨の前後は獲物は移動する」は基本。
鹿はそれが顕著。
一方、猪もその傾向にありますが、体高が低いため普段からシダやカヤの群生地帯を寝場とすることが多く、必然的に雨を凌ぎやすい状態で休んでいます。
また岩の下や倒木の根元などの掘れた場所を利用して雨を巧みに回避したりと。
時には山中の使われなくなった農機具小屋や家の縁の下などの人工物を寝場としていることも。
そう言えば、我が移設犬舎の古家の縁の下も猪が寝屋として利用していました。
![SC05450.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/a/y/u/ayuzou1926/SC05450.jpg)
犬舎を作り始めてからは、さすがに来なくなりましたが。
そんなことを分かっているのに漠然といつものように尾根筋から猟犬を入れてしまった私。
![SC08639.jpg](https://blog-imgs-158.fc2.com/a/y/u/ayuzou1926/SC08639.jpg)
山頂に向かって登って行くと、鹿の新しい寝場の痕跡がそこかしこに。
ところが鹿は もぬけの殻で、雨が強く降り出す前に移動した様子。
なのに鳴き出した猟犬たち。
鹿が居なかったため、鹿のニオイに惑わされずに猪を起こしたよう。
鳴き方やGPS画像の様子から間違いないでしょう。
これはこれでアリなのですが、頭を抱えてしまった私。
タツ配置が同猟場で実施される巻狩りでのニホンジカ管理捕獲時の鹿シフトだったのです。
「上手くタツに掛かってくれよ」と尾根上で祈るような気持ちで見守るも、銃声は聞こえず。
おまけに猪を力押ししがちで、捲らせることの下手な猟犬たちを連れて来てしまった。
タツを抜けた場合は厄介なことになってしまう。
そして心配したとおりに。
最終的には山を二つ越えたところで何とか猟犬たちを回収。
猪にも逃げられてしまいました。
そんなことをしている間に別の場所からスタートした先輩勢子の猟犬たちが、たまたま猟場内に残っていたオス鹿を川に追いつめて捕獲。
結局、その1頭のみの猟果で終了。
皆には苦労してタツ配置して貰ったので、何とも申し訳ない思いです。
強風が吹き荒れた後の獲物たちの寝場はそれなりに分かっていますが、雨の後の動向は、その降り方によっても様々なので丁寧には考えておらず。
本来ならば、その時々で見切りを行ってから猟を行うべきなのですが、近頃はヘンな慢心から手抜きをしてばかり。
雑な猟に皆を巻き込んでしまった私の責任は重大。
でも文句も言わずに解体場の清掃をしてくれる仲間たち。
![SC08640.jpg](https://blog-imgs-158.fc2.com/a/y/u/ayuzou1926/SC08640.jpg)
もう少し猟場に足を運んで周辺の様子を見て回らないと分からない事ばかり。
猟期後半に入って褌を締め直すのでした。
自分の浅慮ぶりが嫌になります。
目標は猪1頭に鹿4頭の猟果だったのですが。
「大人数だから大きな猟場をやろう」と、私が楽観的思考で半ば強引に決めてしまったのが運の尽き。
もっと皆の考えを取り入れるべきでした。
![SC08642.jpg](https://blog-imgs-158.fc2.com/a/y/u/ayuzou1926/SC08642.jpg)
簡単には、小さな猟場を大人数でガッチリと囲むのもアリだったのです。
読み違いの一番の要因は雨。
夜半から明け方まで降り続いた雨が獲物たちに移動を促した。
いや、シッカリと降ったようなので「余儀なくした」が正解。
鹿は尾根などの比較的に開けた場所を寝場とします。
よって、そのままでは冷たい雨に打たれてしまう。
そこで間伐を行っていない樹林の混んだ場所などに雨宿り的に非難するわけです。
見切りを行えば分かることですが「雨の前後は獲物は移動する」は基本。
鹿はそれが顕著。
一方、猪もその傾向にありますが、体高が低いため普段からシダやカヤの群生地帯を寝場とすることが多く、必然的に雨を凌ぎやすい状態で休んでいます。
また岩の下や倒木の根元などの掘れた場所を利用して雨を巧みに回避したりと。
時には山中の使われなくなった農機具小屋や家の縁の下などの人工物を寝場としていることも。
そう言えば、我が移設犬舎の古家の縁の下も猪が寝屋として利用していました。
![SC05450.jpg](https://blog-imgs-169.fc2.com/a/y/u/ayuzou1926/SC05450.jpg)
犬舎を作り始めてからは、さすがに来なくなりましたが。
そんなことを分かっているのに漠然といつものように尾根筋から猟犬を入れてしまった私。
![SC08639.jpg](https://blog-imgs-158.fc2.com/a/y/u/ayuzou1926/SC08639.jpg)
山頂に向かって登って行くと、鹿の新しい寝場の痕跡がそこかしこに。
ところが鹿は もぬけの殻で、雨が強く降り出す前に移動した様子。
なのに鳴き出した猟犬たち。
鹿が居なかったため、鹿のニオイに惑わされずに猪を起こしたよう。
鳴き方やGPS画像の様子から間違いないでしょう。
これはこれでアリなのですが、頭を抱えてしまった私。
タツ配置が同猟場で実施される巻狩りでのニホンジカ管理捕獲時の鹿シフトだったのです。
「上手くタツに掛かってくれよ」と尾根上で祈るような気持ちで見守るも、銃声は聞こえず。
おまけに猪を力押ししがちで、捲らせることの下手な猟犬たちを連れて来てしまった。
タツを抜けた場合は厄介なことになってしまう。
そして心配したとおりに。
最終的には山を二つ越えたところで何とか猟犬たちを回収。
猪にも逃げられてしまいました。
そんなことをしている間に別の場所からスタートした先輩勢子の猟犬たちが、たまたま猟場内に残っていたオス鹿を川に追いつめて捕獲。
結局、その1頭のみの猟果で終了。
皆には苦労してタツ配置して貰ったので、何とも申し訳ない思いです。
強風が吹き荒れた後の獲物たちの寝場はそれなりに分かっていますが、雨の後の動向は、その降り方によっても様々なので丁寧には考えておらず。
本来ならば、その時々で見切りを行ってから猟を行うべきなのですが、近頃はヘンな慢心から手抜きをしてばかり。
雑な猟に皆を巻き込んでしまった私の責任は重大。
でも文句も言わずに解体場の清掃をしてくれる仲間たち。
![SC08640.jpg](https://blog-imgs-158.fc2.com/a/y/u/ayuzou1926/SC08640.jpg)
もう少し猟場に足を運んで周辺の様子を見て回らないと分からない事ばかり。
猟期後半に入って褌を締め直すのでした。
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