よろめ記

新年になっていつの間にか配信になっていたネットワーク出版のTL小説。
でもカテゴリが「ティーンズラブ」じゃなかったのでしばらく見つけられなかった。
どこに配信されていたかというと「ライトノベル」。
なぜ？！

「あたたかな涙を僕に」　
バレンタインノベルス　イラスト　かずとさん


ガニメデに住むオギワラがスクラップ置き場で見つけたスピット(アンドロイド)の少女…一目見たときから離れがたかったが、彼女はマフィアに売られてしまう。俺が助けなきゃ…！　でも彼女はただのスピットじゃなくて秘密があった。



雑誌掲載された時はBLだったのだが、配信にあたって少年型を少女型に改訂。元々両性具有という存在だったし、無垢なアンドロイドなので少女型にしてもなんら違和感はなかった。むしろこっちの方が自然な感じがする。
SFロマンなんだけどけっこうしっかりエロスがある。（ので「バレンタインノベルス」か。エロなしでもイケたんだけどな）
イラストはかずとさん。清楚ですっきりシャープですてきなイラストです。スピットのアヤがとても綺麗。

「フィレンツエの魔法」
フレジェロマンス文庫　イラスト　niraさん

TLじゃなくて恋愛もの書きませんかとネットワークの社長に言われて書いた。TLとどう違うのかというとエロがない。キスまで。恋愛感情をじっくり。これは短編なので３００円で。
なぜTLじゃないのか確認すると、配信はパピレスに任せているらしく、これはエロがないのでライトノベル・恋愛になったらしい。

フィレンツエに一人旅の杏奈はスイスの時計職人と出会う。彼には恋人がいることを知っているのにどんどん惹かれていってしまって…ボボリ公園での甘く切ないキス、もう離れられない…みたいな。



この作品はフレジェロマンス文庫になってた。このレーベルは他に「さよならの笑顔」「伝言を探して」「夏休みの魔法」など、エロなしさわやか系恋愛もの。
いまのころ検索するとそれぞれのカテゴリの上の方に表示されます。

イラストはniraさん。ロマンス小説の表紙みたいにハッピーできれいです。アルベルがかっこよすぎ。

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