昭和のアニメを語る | よろめ記
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やったー!!アニメ「銀河鉄道の夜」が初ブルーレイ化!

待ってた甲斐があったよー!!

銀河鉄道の夜 がようやくブルーレイになった!!
あの名作がずーーーーっとDVDだけだったのがすごい不満で。

だって、暗い画面全然見えないんだもの!!!

発売は五月だけど、忘れないように自分メモ。

カムパネラの絶望とジョバンニの悲しみをみんなもとくと味わうがよい!!

銀河鉄道の夜 [Blu-ray]
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関連記事>カムパネルラの絶望~銀河鉄道の夜

拍手コメントありがとうございました

島倉千代子さんが亡くなられたんですね。

拍手で高塔さんに教えてもらいました。
そして島倉千代子さんはヤマトの挿入歌を歌ってらしたんですね。



母親が娘に寄せる深い愛情を感じる切ない歌です。演歌っぽいけど。

高塔さんのコメントがおもしろかったのでそのまま載せます。
「島倉千代子さんが宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ちの挿入歌「サーシャわが愛」を歌っているのは、ご存じでしたか? 当時、借金を抱えて苦しんでいた島倉さんに、「マンガの歌歌う?」と作曲家の宮川泰さんが訊いてくれて実現したのだそうです。で、当時羽振りの良かった西崎プロデューサーが、「利息の足しくらいにはなるんじゃない?」って言って、キャッシュで二千万円、ポンと前払いしてくれたんですって~。というわけで、実現したサーシャわが愛は、アニメになんか興味のない島倉ファンにはあまり知られてなくて、後から幻のシングル!と話題になったとか……」

私は島倉千代子さんと言えば「からたち日記」ですね。

Mさん>すいません~そうですね、美智子さまではなく「皇后陛下」ですよね。でも実はこのときの私と相方ちゃんの会話では「美智子妃殿下」「妃殿下」「妃殿下」と言っていました~。どうしても「妃殿下」の方がなじみが深い。そして美智子皇后さまはいつまでも「妃殿下」のように愛らしくおかわいらしいと思うのですよ。
年齢で言えば私の母親と同じくらいのお歳で申し訳ないのですが、「妃殿下」という言葉の響きの方がきれいなような気が。
文章で書くときはちゃんと「皇后様」とかかせていただきますので口語の時「美智子様」と呼んでしまっていたのは勘弁してくださいませ~。

拍手だけの方々もありがとうございました!!

いまさらですがズゴック鍋

実はずいぶん前に買ってたべてしまったんだけど、写真が出てきたんでせっかくなのでUP。

一時期話題になったガンダムシリーズ豆腐。
近所のプチマルエツに去年大量入荷してた。
さすが量産型。

男性的なフォント!!
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水に濡れるとますますズゴックらしい。
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潜水開始!
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殲滅! ズゴック部隊!
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袋には遊び心満載!
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相模屋さんの次の挑戦をお待ちしてます。

ズゴック豆腐を使ったすてきなギャラリーはこちら

シャア専用!

トヨタがゲームショウで「シャア専用オーリス」を発表したそうですが、そのスペックが発表されました。

公式サイト

真っ赤な車体にジオンのエンブレム、車の屋根には角(アンテナ)もあります。
なによりフロントデザインがサクっぽいというか、スゴックっぽい。

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残念ながら三倍早いわけではないですが、かっこいい、購入したい、というガンダムボーイたちが多いようです。実際、昔放映されていた「ナイトライダー」の「ナイト2000」にあこがれて改造してそれで走っている人も多いので、公式?でこんなかっこいい車があれば乗ってみたいのでは。


スカイネット チョロQ ナイトライダー K.I.T.T.<br> (スキャナー点灯)
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科学忍者隊ガッチャマン(その2)~昭和のアニメを語ろう

先日ガッチャマン(その1)に拍手をもらいまして、「お話を拝見して、自分もガッチャマンにハマっていた時期を懐かしく思い出しました」と言ってくださった言葉にまたガッチャマン熱が燃え盛りましたよ。
今回はあなたのために書きました!

前回、同じ寮の隣の部屋に住んでいたクミさんにガッチャマンを教えられたと書きましたが、クミさんは純粋なアニメファンで、二次創作をしたり(当時はパロディと呼んでいた)資料を集めたりする人ではなかった。
しかし私は同人誌を作った。最初は普通のアニメ・マンガ研究誌だったが、どういうきっかけか思い出せないんだけど多聞さんという地元富山でガッチャマンの創作をやっていた人と知り合った。1つ年下だったと思う。
彼女の作品は光瀬龍の「百億千億」に影響されたと思われる仏教的世界の幻想的な話だった。だってジョーが阿修羅の転生なんだよ。
ジョーが自分の秘密を知ってその前世の世界をさまよう幻想的な部分と、地球が滅ぶ課程を得て、誰もいない世界で狂っていく健の話を交互に描いて、最後にジョーと健は巡り会って、再び地球を作るために消える、みたいな壮大な話。

これを読ませてもらった私は、この話はぜひ多くの人に読んでもらいたい! とオフセットで発行することを決意した。なんか使命感みたいなものがあった。
発行サークルは「荒木企画室」。知ってる?

当時オフセはすごく高価だった。なので発行するサークルは予約受付ということをしたのだ。予約でお金を集めてから本にする。今では信じられないかもしれない。中には二年も三年も読者を待たせたあげく、結局本が出せなくて返金するサークルもあったけどね。
この頃ガッチャマンのサークル誌も何冊かでていたのでそこでCMさせてもらったり、アニメ誌に載せたり、イベントでチラシ撒いたりしてね。

信じられないといえばもう一つ、当時はパソコンもワープロもなかった。そんな時代、小説本を読んでもらうには、きれいな文字でなきゃいけなかった。だがあいにく私の字はどうしようもない悪筆。
どうしたか?
実はこの頃には小説の文字をきれいに書いてくれる「字書きさん」という存在があった。
たいていは友人やサークルや作品のファンのボランティアだ。
今から考えるといったいこの人たちの自己犠牲はどこからきてるのだろうと呆然とするけど、私は上下で80Pにもなる小説を「字書きさん」に頼んで清書してもらった。

この同人誌はけっこう話題になった。
だって完全にオリジナル設定なんだもん。そしてラブシーンもあった。完成度も高かった。
男性同士の恋愛、いわゆる「やおい」はまだそこまでおおっぴらじゃなかった時代だったな。ガッチャマンにやおいは必要じゃない、って抗議もあったと思う。

私は自分で書いた作品でもないのに、おかげでたくさんのガッチャマンファンと知り合いになった。一緒に合宿と称して作品を書いたり、イベントの時はうちに泊まってもらった。ほとんど毎日誰かしらきていた。
狭いアパートでガッチャマンの話や創作について話し合った。
今でもこのうちの3人とはおつきあいさせていただいている。

この時期はヤマト・ガンダムときてアニメージュが創刊されたり、スターウォーズが上映されたり、キャプテンハーロックが人気だったり、とにかくアニメブームが巻き起こっていた。そしてすごくタイミングがいいことに、ガッチャマンの放送終了から4年、タツノコプロが「ガッチャマンⅡ」の放送を始めた時期でもあったのだ。



ただ、ガッチャマンⅡは作画の出来があまりよくなかった。4回にⅠ回くらいしかよくなかった。当時はアニメの制作について詳しくなかったのでわからなかったが、たぶんローテーションで作画監督が回っていたんだろうなあ。うまい人とそうじゃない人の差がけっこうねえ……。

それでも私たちとガッチャマンの蜜月は続いた。ガッチャマンⅡの放送はあったけど、相変わらず旧作の話ばかりしていた。
「魔女レーサー」の回で故障した車を押していたジョーが「やってられるか」ってふてくされたのがかわいいとか、レッドインパルス絡みの回で自分をだました旧友を見る健の目がほんとにゴミを見るような目だったとか、アクションシーンで殴ったり蹴ったり骨を折ったりするシーンの効果音がリアルで怖いとか、アクションシーンはほんとにかっこよかったとか、「死斗!海底1万メートル」とか「ギャラクター島の決斗」はほんとにジョーいじめの回だけどまるで洋画のようですばらしかったとか、カッツエのIQが異常に高いのは二人分の脳だったってそれあんまりIQ関係ないよね、つか、カッツエはやっぱりアホなのかとか、爆風でマスクを吹き飛ばされたカッツエの素顔が美しかったとか、モデルが「山猫」のキム・ノヴァクだしねとか、ジョーの病気を告げられて受話器を置く南部博士の前髪がハラリと落ちた演出が細かいとか、重箱の隅をつつきまわるように話し合った。

ガッチャマンⅡがふるわずに終わってすぐにガッチャマンFが始まった。いきなり子供向けに転向した作品に大人の私たちはとまどったが、それでもガッチャマンを応援し続けた。
放映終了間近、ガッチャマンを支えていた南部博士が死んでしまった。
で、「F」が終わってしばらくしてⅠ枚のはがきが送られてきた。
それは「南部考三郎告別式」のはがきだった。

続く。

未来警察ウラシマン──昭和のアニメを語ろう

現代に生きていた青年がタイムスリップし、未来の東京───ネオトキオにやってくる。タイムスリップのときに超能力を得たはずだという警察署長の強引な理屈で警察官になり、ウラシマリュウという名を与えられる。リュウは二枚目半で器用のクロードと、元修道女のソフィアと三人でチームを組み、悪の組織ネクライム───のちクリスタルナイツと戦う。
果たしてリュウの超能力は存在するのか、彼は過去へ帰れるのか、そしてネクライムのボスと関係があるようだがそれはいったいなんなのか?

そんなふうなSFアクションコメディミステリサスペンス??



ウラシマンは私が初めてDVDBOXを買ったアニメでもある。購入したのは5年ほど前だ。届いてからそれが中国製品であることがわかった。
ヤフオクで買ったんだもんなあ。
やすかったもんなあ。
違法コピーかパクリ製品なのだろう。
しかし画質には問題なくちゃんと観ることができた。
ウラシマンは最初観た時は大友克洋のキャラかと思った。キャラクターデザインはなかむらたかしさん。幻魔大戦に参加されていたのを知っていたので、ああ、影響受けてこういう絵になっちゃったのね、と思った。そのあとだか前だかに名作劇場のピーターパンでもこのタイプの絵だったから、自分の絵になってしまっていたんだと思うけど。
それまでタツノコプロのアニメというとやはり吉田竜夫さんの絵が代表作で、ガッチャマンやポリマーのような濃い絵が頭にあった。ギャグものにしてもハッチやタイムボカン、一発貫太くんのような癖のある絵だった。
ウラシマンに癖がないとは言わないが、色合いも今までより薄めでシャープな感じが都会的でかっこよかった。ミャウだけがかろうじて今までのラインを残しているかなあ、と思った。

そしてせりふ回しもずいぶんしゃれてておもしろかった。シリアスなキャラがコメディをやるというのはポリマーもそうだったが、ポリマーの場合は車錠という探偵のおっさんが一人でボケていたため、そのギャグは漫才よりは一人芝居のギャグに近かった。しかしウラシマンはクロードがボケてリュウがつっこみ、リュウがボケればクロードがつっこみ、最後はソフィアがどつくというようなテンポのいい会話で、三人が画面にいるだけで楽しかった。
それにかっこいいミレーヌやルードヴィッヒ、スティンガー部隊が絡み、いろいろな犯罪計画を打ち倒していくというのもわくわくさせた。
またこのミレーヌがむちゃくちゃ色っぽくてクールでいいんだよねえ。

当時の同人誌でミレーヌのキャラデザインはある広告の女性そのままを使用したという暴露記事があったが(その写真もあった)、今なら「パクリ!」とか大騒ぎするんだろうけど、当時は「ああ、ここからもってきたんだー、すげーそっくりだー」で微笑まれていただけだった(笑)。キャラクターデザイナーや絵描き本人が「これみて描いた」って堂々と言っていたしな。
著作権に対して意識が薄いってことなんだろうけど、アニメに限っていえば、動き出して画面の中で生き始めた瞬間から、そのアニメの登場人物になるんだと思う。

改めてDVDを観ると、中にはあまりおもしろくないものもあるけれど、当時私が興奮した「ネオトキオ発地獄行」が全編なかむらさん作画だったりして、今更ながらおお、自分の目は節穴じゃなかったと喜んでいる。
改めて見ても、ソフィアがボールペン?くわえてモニターをチェックしつつコードをひっぱって移動する動きとか、クロードが新幹線と追いながらコミカルな動きをするところとかが楽しい。

リュウとクロードのお気楽ポリスアクションの中で、リュウとネクライムのボス・フューラーの関係が指先の棘のようにひっかかっていたんだけど、結局おおかたの予想を裏切った描き方になってしまった。実際は視聴者の予想に近いものだったのが途中で路線変更になったとも聞いた。
そして最終回一回前の、時空の中でのリュウとフューラーの会話は切なかった。年をとり、死をおそれるフューラーが時空を越えたリュウの超能力に最後の希望を託す。しかしリュウはそれを拒む。かなり長い会話だけれど全然退屈しなかった。フューラーを拒み、彼を助けることができないリュウの心がかわいそうで仕方がなかった。
すべての死にいくものに対する生きているものの心。そしてその生きているものだって死んでいく。当たり前のことに目を背け、足掻くのは当然の感情だ。本能だ。リュウにもわかっている。困った人がいたら手をさしのべずにはいられないリュウが、初めてここで人を拒む。
全話かけてリュウとつきあってきた私たちはそのときのリュウの気持ちが痛いほどわかるのだ。

「フューラー、俺はお前の痛みがわからない大馬鹿野郎なんだよ……」

おしゃれで明るい「ウラシマン」は最後も明るく終わっている。
このなんでもありのドタバタな感じは遠く未来で「銀魂」なんかに受け継がれていると思うんだけど───どうかな?

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stars懐かしいですね
stars生涯イチのアニメ! タツノコプロ最高!
stars神谷明、初の三枚目を演じる
starsミッドナイトサブマリン
starsだまされたと思って、観て!

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昭和のアニメを語ろう~サリーからモモまでの魔法少女もの

魔法少女もので私が思い浮かべることができるのは「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」「魔女ッ子メグちゃん」「魔法のマコちゃん」「花の子ルンルン」「魔法のプリンセスミンキーモモ」
他にもあったかもしれないけどとりあえず今思い出すのがこれだけ。

「サリー」は実はほとんど見た記憶がない。ただあのOPの映像はビデオにとってあるので何度も見た。木が変化して家になるシーンが大好きだ。
あとエンディングですね。

「おやつあげないわよ!」

キャラクターたちが線画で描かれてて、その線画が一本の糸みたいになってくしゃくしゃまとまったりのびたり縮んだりしてまたキャラクターになる、というのが好きだったです。



「アッコちゃん」は本編の記憶はまったくないのだけど、エンディングの歌がすごく印象に残っている。

「アッコちゃんくるかと団地の外れまできてみたがぁあ
(あ、どした アッコちゃん)
アッコちゃん 来もせず 用もないのに納豆売りがぁあ
(あ、どした アッコちゃん)
はぁ~あぁ~あああ なっとーぉ(なっとー)」


すごいよね、なんか意味あるようなないような。
たたみかけるようなテンポのよい歌です。



「メグちゃん」はやっぱり シャランラ

あの歌は70年代のお色気映画みたいな音楽でした。ゴーゴーガールとかね、ああいうイメージ。で、その中でやっぱりノンですよ。Vの字にした二本指の間から切れ長のクールな目がUPで見えて、カメラが引くとスレンダーな美女。あのかっこよさに毎回TVの前でOPはかかさなかったです。
本編で覚えているのはたいていメグちゃんが「あー!」とか言って両手を上に上げて叫んでいるシーンばかりです。メグちゃんはミニスカートのくせにあぐらをかいたりガニマタになったりするので、下品で好きではなかったんですよ。
あとはメグちゃんの仮のママがいつもロングドレスだったのが不思議でした。サリーのママもロングドレスでしたが彼女は女王さまだからいいんです。

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マコちゃん……は観てなかったな。キャラクターがなんか暗くて曲も暗くて好きではなかったんだと思います。確か人魚だったんだよね、正体は。
まこちゃんの目が青くて瞳がなかったのもなんだか生気がなくていやでした。
それはそうとマコちゃんのOPの歌、
「どこからきたの マコねえマコ なにをもとめて さまよ、う、の マ、コ♪」
と歌っていると、いつの間にか
「ボールがうなると胸がはずむわ~♪」
とアタックNO1になってしまうのはなぜ。

ルンルン。魔女っ子ではなく花の子。妖精だったんですかね、あまり覚えていません。でも毎回エンディングにその回のテーマの花がでてきて花言葉を教えてくれるのが好きでした。うんちく好きだったんだ。
魔女っ子ものにしては最初で最後のロードムービーです。普通魔女っ子はその町にすみついたり、その町の子供だったりするんですが、ルンルンは旅から旅の渡り鳥です。新しい着眼点ではあったんですがね。

「わたしは花の子です 名前はルンルンです いつかはあなたの住む町に 行くかも しれません……」

をゆっくり歌うと、「赤毛のアン」OPと同じくらい不気味な歌に。
ルンルンの名前は「うれしいときに使う擬音」として定着しました。たぶん、使い始めたのは和田慎二。

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で、ミンキーモモ。
大好きだったんですよ、このアニメは!
とにかくモモがかわいかったですね。今までの魔女っ子とキャラクターが違うと思いました。芦田豊男さんのキャラクターが新しかったんです。あの髪型は画期的だと思いますよ。
加えて声優の小山まみさんがすばらしかった。子供のかわいい声と大人のセクシーな声。声優さんを意識したのもこのアニメです。
脚本もよかったと思うんですよ、今になってみるとほとんど話は覚えていないんですけど、会話のテンポがよかったんじゃないかな。あとなにかシュールでナンセンスな話がありましたよね。そうかと思うとマニアックでリアルな話も。
もうイメージだけで申し訳ないんですが、ミンキーモモはとにかく新しい少女アニメだと思いました。たぶんにマニアックでオタクっぽいところもあったかと推測します。もう一回観たいですね。

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ピピルマピピルマプリリンパ!

モモ以降のクリーミーマミ、ペルシアと続く流れは観てなかったんですよ……

昭和のアニメを語ろう───UFOロボグレンダイザー

ロボットの魅力としてはマジンガーZに比べようもないが、グレンダイザーはキャラクターの魅力で勝っていました。
以前、オトメ仕様のクロガネノツバサで書きましたが、大介さんと甲児くんです。

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もちろん私はまだご幼少のみぎりでございますから、不埒なことはいっさい考えておりませんでした。
でも、お話に甲児くんが関わってないとつまらなかったのです

またこのアニメは私が美形キャラクターに目覚めた作品でもありました。
毎回大介さんがデユークフリードに変身するときにダスタシュートみたいなところに飛び込むんですが、その時の定番の横顔がきれいできれいで。
こんなきれいな男の人の横顔はみたことがなかったんです。

だいたい男性キャラってだんごっぱなだったじゃないですが。団子じゃなくても角張っているというか、細くてつんとした鼻ってのは女性キャラだけだったんですよ。
なのに大介さんは男なのに鼻が細くて高くてきれいだったんですよ。甲児くんも以前のマジンガーに乗って頃とはうってかわって細くてきゃしゃなかわいこちゃんになってましたしね。

このグレンダイザーのキャラの絵が荒木伸吾さんというのはあとで知ったことなんですが、グレンダイザーの絵は今までのロボットアニメとは違うなーと思っていました。
(キャラクターデザインは小松原一男さん。999なんかの作画監督とか。荒木伸吾さんは後半)
ちなみにロボットに関しては、いくら当時UFOがはやっていたからとはいえ、円盤型で飛んでくるのはかっこわるくて嫌いでした。

でも敵キャラで男性の顔が割れて中から小さな女性キャラがでてくるやつ、あれは好きでした。

歌詞が「大きな古時計」の保富康午さんで、エンディングの「地球の緑の若葉のために、ただ一輪の花のために」ってところが好きでした。前期EDではその歌詞のときにデユークフリードに百合の花が重なるんですが、子供心にそこはなにか気恥ずかしかったですね。花と男性キャラというのはたぶんこのアニメが初めてなのでは??

1/6 UFOロボ グレンダイザー マリアフリード
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stars最高です

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昭和のアニメを語ろう───巨人の星

巨人の星はマンガは読んでなかったと思う。作家の川崎のぼるは小学館の学習マンガなどではおなじみの作者だった。「いなかっぺ大将」とかね。
「アニマル1」なんかはマガジンだったのかなあ? 「荒野の少年イサム」とかも連載してたよね。
タイトルをあげてみるとどれもアニメ化してる。内容は覚えてないけど主題歌のサビの部分はわかるぞ。

で、巨人の星。
マンガは大人になってからコミックスで一気読みした。飛雄馬の深い孤独と宿命がかなり重いドラマだった。普通ヒーローなんだからもっと報われてもいいはずなのに、結局飛雄馬は最後には一人きりになって、しがみついていたグラウンドを去らなければならなくなる。
誰のせいでもない、自分が自分より勝利を優先したために。
この頃の少年マンガってみんなそうだよね、明日のジョーも燃えつきるし、サスケも家族みんな殺されて去っていくし、デビルマンも死ぬし。

ただアニメの最終回は覚えていない。マンガと同じように悲しい寂しい終わり方だったんだろうか? 夕ご飯の家族団らんのひとときにそんなエンディングを放送するだろうか? wikで調べられるだろうけとなんとなく知りたくない。ただ、最終回には登場人物が揃ってでてきて「ながらくのご愛顧ありがとうございました」と挨拶をしたというから、礼儀正しいアニメだ。

アニメの巨人の星は色がなんか暗かった印象がある。茶色と緑、みたいな。
大体がグラウンドでころげて白いユニフォームが茶色くなるしね、星一徹はいつもおうど色っぽいジャンパー着てたし。唯一赤い色っていうのは明子姉ちゃんのジャンパースカートと飛雄馬が炎を背負うとこだけだったな。

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アニメはマンガをかなり忠実に追っていたが、時々話数が足りなくなるとオリジナルストーリーとして、野球選手たちの伝記的ドラマをいれた。それがわりといらいらした。私、野球に興味なかったから。
放送当時はまだ一徹が戦地から引き揚げてきたというくらいの時代だったから、思い出話は戦争が絡むことも多かった。
そういえばここ一二年のことだけど、TVから「あいらびゅあいらびゅふぉればも~愛してるから怖い~別れが怖い~」とかいう歌が流れてきてびっくりした。だってあの歌って巨人の星で飛雄馬が一瞬つきあったオーロラ三人娘の持ち歌じゃん? あれカバーされてたのか。

巨人の星の話自体ではオズマが絡んだ話が一番好きだった。無敵のダイリーグボール一号の弱点を一瞬で見抜く野球脳、飛雄馬の父ちゃんにひっぱたかれても「イエスサー」と素直な性格(飛雄馬の父ちゃんはこのときオズマのトレーニングコーチをしてて二人して飛雄馬をコテンパンにしてた)、野球ロボットオズマに飛雄馬が「お前もロボットだ」と言われてむきになってクリスマスパーティなんか企画するけど誰も来てくれなかったという悲しいオチ。
アップダウンの激しい箇所だった。
(オズマってこのあと兵役にいって野球できなくなるんだっけ? それはそれでリアルでいやだな)

巨人の星 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット]
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巨人の星は大塚製薬がスポンサーで、夏には星一家が蚊取り線香を囲んでいたりした。鬼太郎が桃屋のCMにでるようなもんだね。
あとオロナミンCでソーダで話ってオロナミン・ソーダとかミルクで割ってオロナミン・ミルクとか

卵を割ってオロナミン・セーキとか言ってたけどアレやった人いるのかな、オロナミン・セーキ。

子供だった私にはオロナミンC自体、大人の飲み物って感じで手がだせなかったけど。
それから由美かおるが金鳥のCMに出てて、あのうずまきをぐーっとのばして胸に巻き付けて「90センチ」って言ってたのが忘れられません。アレはあの時代の大人の男性をメロメロにしたんじゃないのかな。

名場面にメッセージを書こう★コミックスメモ(巨人の星)
B001FYM31Y

昭和のアニメを語ろう──闘将ダイモス

本放送をとびとびに見ました。佐々木功が歌うOPがかっこよくて好きです。島本和彦の「アオイホノオ」でOPの歌詞が書かれていて、思わず全部歌ってしまいました。
燃やせ燃やせ真っ赤に燃やせ~♪

闘将ダイモス VOL.1 [DVD]
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リヒテルの声が甲高くてあまり好きではありませんでした。
サンライズの長浜監督の作品の美形ライバルはみんな市川治さんという人がやるのだ、とは知ってましたが。
でも神経質で癇症な感じはよく出ていました。

しかしこの作品はなによりも同人誌のインパクトが強すぎました。
大学生の時です。エセ文芸部みたいなところの一年だった私は先輩に初めて同人誌を見せられました。当時人気サークルだった「合体同盟」という本で和也×リヒテルの漫画があったんですが、和矢がリヒテルのスカートの下に手をいれてパンツ!脱がすんですよ!
わたしがアニメキャラがパンツをはいているのをはじめて見ました。いや、そうじゃなくて、アニメキャラのパンツを下着として初めて認識したというか、なにを言ってるのかわかんないかもしれないけど、その、アニメキャラってのは着ているものもデザインのひとつで、脱がしたりできないって思ってたんですよ。それなのに、和矢ったら敵で同性であるリヒテルのパンツを…あきらかにセックス目的で脱がす……これは純情なオトメにはショックでした。

でまあ、その年のコミケに先輩に連れられて大田区産業会館に行ったんですね。すごい人でした。もちろん今のコミケとは比べものにならない人数ですが、会場内は人で身動きがとれないほどでした。
そこで私はあさぎり夕さんのガッチャマンの同人誌を買ったんです。ガッチャマンだけじゃなくガルーダの漫画もありましたがメインはジョーとカッツエの美麗な漫画でした。これがはじめて買ったパロディやおいだったんです。

私があのとき和矢とリヒテルのパンツ漫画に目覚めなければ今頃BLは書いていなかったでしょうねえ。

あとダイモスで記憶に残っているのはやはり同人誌で、リヒテルが和矢と愛し合って女性化して子供を産む、という長編小説があったことですね。細かいところは忘れましたが和矢はちゃんとエリカと恋仲だったと思います。エリカはその後和矢と別れ男性化したらしいですが。
アニメ自体はあまり見ていないのですが、とにかくダイモスというとリヒテルのパンツですね。

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おすすめ平均
stars長浜監督ありがとうございました。
stars聖さんのコミックス入り
stars祝!ダイモスDVD化
stars闘将ダイモス発売かぁー!!
stars幻の最終回を新作で!!!

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