阿波蜻蛉 2006年07月
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阿波蜻蛉

阿波踊りの国(徳島県)出身の勝虫による蜻蛉観察日記

車の調子が…

梅雨があけてからの暑さはすごいものがありますね。トンボを見に行くのにもかなり気が引けててしまいます。でもまあこの日はせっかくバイトもなかったので(最近バイト先が人手不足なので結構入れられている)那賀町を見ながら牟岐まで行ってきました。

 那賀町八幡原
コオニヤンマ、ウスバキトンボ、シオカラトンボ 

 那賀町阿井 溜池
クロイトトンボ、ホソミイトトンボ、ハグロトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、ウスバキトンボ、オオヤマトンボ、コオニヤンマ

 那賀町大久保 溜池
クロイトトンボ、キイトトンボ、ハグロトンボ、シオカラトンボ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボ、ウスバキトンボ、チョウトンボ、ギンヤンマ

 美波町総屋敷
コオニヤンマ、ウスバキトンボ、オオシオカラトンボ

 美波町寺野 湿地
オニヤンマ、オオシオカラトンボ、ヒメアカネ未熟

で、とりあえずここでエネルギーチャージをするため道の駅に寄り1時間程車の中で休憩したのですが何故かバッテリーが上がってしまいました。仕方なく近くの車屋に来てもらい話を聞くとどうも冷房をガンガンに効かせていたのが原因との事。大丈夫か?と思いながらも車屋の「10kmも走ればいけるよ~」の緩い言葉を信じ牟岐まで行ってみました。

 牟岐町平野 溜池
クロイトトンボ、ホソミイトトンボ、オオアオイトトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボ、ネキトンボ、ヤブヤンマ

 牟岐町某休耕田
アオモンイトトンボ、クロイトトンボ、オオイトトンボ1♂、コフキヒメイトトンボ1♀老熟、キイトトンボ、モノサシトンボ、ハグロトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ハラビロトンボ、コフキトンボ、ショウジョウトンボ、ウスバキトンボ、チョウトンボ、ハネビロトンボ1♂、コシアキトンボ、ヒメアカネ未熟、マイコアカネ未熟、ハネビロエゾトンボ、ギンヤンマ、マルタンヤンマ、ヤブヤンマ、ネアカヨシヤンマ、オニヤンマ

ハネビロトンボは今年初めての確認です。またコフキヒメイトは1♀成熟しか確認出来ませんでした。去年の事を考えると8月に入ればまた羽化を始めると思いますが少し心配ですね。6月にはかなりの数を見ているのでその頃がピークという事になるとは思いますが。

で、結局帰る頃にはかなり暗くなってしまい、出来るだけ早く帰ろうと車を飛ばしていると…いきなりCDの音が途切れだし冷房が効かなくなりました。なんだこの道は心霊スポットか?とビビッているとバッテリーランプが点滅。え!また?とか言ってるうちに今度はライトまで消えてしまい車も止まりかけになってしまいました。偶然横にあったガソリンスタンドに命からがら逃げこんだのは良かったのですが店員の最初の言葉が「これはヤバイな…」。仮にバッテリーをフルに充電したところでライトを点けては徳島まで走れないだろうとの事でした。で、一応親父に電話してみると「走れるところまで走って来い!」とかなりブチ切れモード。とりあえずフルに充電した上で(店の主人がいい人だったので古いバッテリーも予備につないでくれた)なんとか那賀川町まで走り、そこからはライトを消し、親父の車の後についてなんとか帰ることが出来ました。が、翌日修理に出すと費用が3万5千円…。なかなか弾けちゃってますね。
 

 

 

  1. 2006/07/29(土) 21:14:08|
  2. 県内
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携帯なくした

昨日、博物館から研究室のH田さんを通じて阿南のとある湿地でネアカヨシヤンマの幼虫が見つかったという情報を頂いたのでさっそく今日行ってみました。

一応、詳細な地図を貰っていたのですが見つけるのにかなり時間がかかってしまいました。というのもネアカヨシヤンマが見つかったという事である程度規模のある湿地をイメージしていたのですが、現場はかなり小規模なところでした。一応、朽木が回りに散らばっていたのでおそらく遇産的に産卵したのではないかと思います。それでも少し特異な環境だったので何度か足を運んでみようと思います。
 確認できたトンボ
シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ウスバキトンボ、コシアキトンボ、リスアカネ未熟、オニヤンマ

その後は阿南と小松島を回ってみました。
 
 阿南市南林 
アオモンイトトンボ、シオカラトンボ、ウスバキトンボ、コシアキトンボ、チョウトンボ

 阿南市大潟町 
アオモンイトトンボ、シオカラトンボ、コフキトンボ、コシアキトンボ、オオヤマトンボ、ギンヤンマ

 阿南市横見町長岡 
セスジイトトンボ、シオカラトンボ、ウスバキトンボ

 小松島市新居見町 休耕田
アオモンイトトンボ、シオカラトンボ、ウチワヤンマ、オニヤンマ、ウスバキトンボ

 小松島市新居見町大栗 芝生川とそれに連結する池
クロイトトンボ、セスジイトトンボ、ムスジイトトンボ、モノサシトンボ、ハグロトンボ、シオカラトンボ、コフキトンボ、ウスバキトンボ、ギンヤンマ

ちなみに、家に帰ってから気づいたのですが携帯を知らない間に無くしてしまっていました。電話をかけてみると「電波の届かない所にあるか電源が入っていないためかかりません」のメッセージが…。恐らく人の目に止まることなく土にかえることだと思います(水没している可能性のほうが大きいかも、どちらにせよ思わぬ出費が…)。
  1. 2006/07/25(火) 20:43:15|
  2. トンボ
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オオイト・モートン

黒沢湿原に行ってきました。大体ここにはルリボシヤンマが見られるようになる9月以降に来るのですが、10年ぶりくらいにこの時期に来てみました。目的はオオイトトンボとモートンイトトンボ。この2種は県内ではここ以外は殆ど見られなくなっています(一応、オオイトトンボは今年牟岐町で、モートンイトトンボは去年那賀川町でそれぞれ見ていますがどちらも少なすぎる!)。ってなわけで多産地で満喫してきました。
オオイトトンボ♂
オオイトトンボ♂
モートンイトトンボ♂
モートンイトトンボ♂
モートンイトトンボ♀
モートンイトトンボ♀

やっぱりここは多いですね。かなり満喫出来ました。オオイト勢力強しです。

 黒沢湿原
オオイトトンボ、モートンイトトンボ、クロイトトンボ、キイトトンボ、オオアオイトトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ハラビロトンボ、ショウジョウトンボ、ウスバキトンボ、コシアキトンボ、チョウトンボ、ヨツボシトンボ老熟1♂、ギンヤンマ、クロスジギンヤンマ、マルタンヤンマ羽化殻、ルリボシヤンマ羽化殻、エゾトンボ
  1. 2006/07/15(土) 02:27:41|
  2. トンボ
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南方系

遠征から帰ってきて久しぶりの県内での観察です。この日は許可を得て出島野鳥園でトンボの調査をしてきました。実はN岡さんから高知のトンボ公園ではオオギンヤンマとアメイロトンボがたくさん飛んでいると聞いていたので迷入種狙いで行ってみました。

まあ、都合により昼からの調査だったのですがやっぱりいましたオオギンヤンマ!ギンヤンマに紛れて飛んでいましたね。一応3匹は確認できました。
オオギンヤンマ♂
オオギンヤンマ♂
オオギンヤンマ♂
飛翔写真はこれが限界!

一応、せっかく許可を得ているので♀を見つけるまではいようと思ったのですがあまりの暑さで1時間程でダウンしてしまいました。この暑さ、軽く殺意を感じますね。トンボ達もご覧のとおり
ショウジョウトンボ♂
ショウジョウトンボ♂
チョウトンボ♂
チョウトンボ♂
コフキトンボ♂
コフキトンボ♂

暑さで変な格好をしてます。で、一度退散して夕方、アメイロトンボ狙いでもう1回行ってみましたがアメイロは確認できませんでした。でも代わりにアオヤンマ1♀、マルタンヤンマ2♀を確認する事ができました。

 出島野鳥公園
アオモンイトトンボ、ムスジイトトンボ、シオカラトンボ、コフキトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、チョウトンボ、ウスバキトンボ、マイコアカネ未熟、コノシメトンボ未熟、マユタテアカネ未熟、ギンヤンマ、オオギンヤンマ、アオヤンマ、マルタンヤンマ
  1. 2006/07/14(金) 15:15:04|
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奄美・沖縄遠征その6

遠征最終日!
この日から台風の影響でもうかなり風が強かったのですが、無謀にも僕とY本さんの2人で早朝、カラスヤンマを探しに行って見ました。こういう風の強い日は風の影響の少ない谷間を飛ぶだろうとかなりあちこち探したのですが見つからず、あきらめて戻ろうとした時に飛んでました!やはり予想通り木と斜面の間の風の影響の少ない空間をウスバキトンボと一緒に飛んでましたね。ここはY本さんが7mの網を伸ばしすかさずゲット。翅は痛んでましたが価値ある1頭です!台風の中メイクミラクルでした。で、興奮収まらぬ中ホテルに戻り、そこからはみんなで少し観光をしてきました。

で、まず、最初に行ったのが蝶々園。これは、はるかちゃんが行きたがっていた場所です(女の子ということでトンボより蝶がいいみたいです)。で、園内にはおびただしい数のオオゴマダラという蝶が飛んでました。
IMG_1463.jpg
赤い帽子を花と間違えて群がるオオゴマダラ
IMG_1465.jpg
はるかちゃん大量の蝶に少し顔が引きつってます
オオゴマダラの蛹
オオゴマダラの蛹

話では聞いた事があったのですが本当に金色ですね。ほかにもクワガタやヤシガニを展示していてなかなか楽しい所でした。

で、次に行ったのが世界最大の水族館、美ら海水族館です!蝶々園の隣にあったので行ってみました!
美ら海水族館
美ら海水族館
ジンベエザメ
ジンベエザメ
IMG_1483.jpg
人手とたわむれるY本親子とそれを見守るN岡さん

8m近いジンベエザメが3匹も悠々と泳ぐ姿は圧巻でした!さすが世界一です!そういえば土曜日だったのでもっと人が多いのかなと思っていたのですが台風が接近しているという事で結構すいてました。

その後はダメ元でトンボモードに戻り、昨日オオキイロトンボが飛んでいた場所に行ってみました。しかし、風が強い事が幸いして風の影響の少ない谷間でカラスヤンマが集まるように数頭飛んでました!(♂ばかりでしたが) チャーンスとばかりにY本さんと二手に分かれました。としばらくしてY本さんの様子を見に行ってみるといつの間にかオキナワコヤマトンボをゲットされているではありませんか、この時まだ採集してなかったのでさっそく飛んでくる所を教えてもらい待っていると…飛んできました!しかも♀! で、当然の如く力んでいます。最初は振りはずします。でも逃げられる前にもう一振り。入ったか?と網を確認したが残念。っと横でY本さんが何か叫んでます「網をはたけー!!」はたく?と上空を見ると♂が飛んできました。ああこれの事かと網を構えた次の瞬間!何故か網の中からトンボが飛んでいきました。まさか!と思ったところY本さんがネットイン。近寄って確認すると先ほど逃がしたと思っていた♀でした。実は逃がしたのではなく入っていたのですがフレームのところに引っかかっていて気づかなかったのでした。で、一応Y本さんは入っているのに気づいていて逃げられる前に「網を地面にはたけ」って教えてくれようとしてたのですが…、まあ「地面に」のところが抜けていたので勘違いしてしまいました。で、近寄っていった僕の一言が「これは僕が採った事にしてください」とまあ情けない事。これ以降、Y本氏は事あるごとに「オキナワコヤマトンボ~」と囁くのでした。

で、その日の夜はこの遠征の最終日だった事もあり、Y本さんはいつもよりさらにビールを飲まれてました(はるかちゃんのドクターストップもなんのその)。N岡さんも大好物のフライドポテトをいつもよりたくさんほおばっていました(一番はマックのポテト)。で、Y本さんとぶっちゃけ話をしたりしながら今回の遠征を振り返っていました。

で、翌日はもう帰るだけだったのですが雨・風がさらに強まり飛行機飛ぶのかな?と少し心配していたのですがみなさん無事帰る事が出来ました。
最後になりましたが、今回の遠征にご一緒させていただき本当にありがとうございました!また機会があれば一緒に行きたいですね!
お疲れ様でした!!
  1. 2006/07/08(土) 13:16:10|
  2. トンボ
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奄美・沖縄遠征その5

沖縄2日目!
台風のおかげで時間が限られているため朝6時に出発。カラスヤンマを求めていろいろ回ってみました。で、最初はとりあえず昨日の田園地帯に行ってみる事に。と行く途中の斜面沿いでカラスヤンマの♀が飛んでました!なんとか採集できましたが、奄美の時同様かなり力んでしまいました。しかし本当に名前通り、胴も翅も真っ黒なトンボです。あと、田園地帯ではトビイロヤンマが摂食飛翔している中、1匹だけ高い所を飛んでいるのを見ましたが見失ってしまいました。ちなみにN岡さん達は3匹は見たとの事。あ~、そっちで待っていれば良かった。で、その後はオキナワミナミヤンマもいるという場所に移動したのですが、全然駄目でしたね。やはり時期が少し遅いのでしょう。でも、ここでは川辺でリュウキュウルリモントンボ、リュウキュウトンボ、アカナガイトトンボ、オオメトンボ、オキナワコヤマトンボを見る事が出来ました。どれも沖縄に来て初めて見るトンボです。で、その後はさらに北に進み、途中なんとか岬(名前わすれた)に寄ったりしながらオニヤンマのポイントに移動しました。
IMG_1432.jpg
岬からの眺め
IMG_1417.jpg
沖縄返還の記念碑に手を合わせるY本氏

が、あいにく雨が降ったり止んだりでトンボは殆ど見れませんでした。一応、一度だけ上空を何かが2匹飛んでいたのですが、僕が見事に1振りで両方逃がしてしまいました。神業ですね。で、それ以降は結局、昨日と同じ所を回りました。ただ昨日、最初に向かったポイントで今日はオオキイロトンボを多数見る事が出来ました。このトンボも見たかったトンボなのでこれは収穫でした。あと田園地帯では昨日見つけられなかったリュウキュウベニイトトンボを見ることが出来ました。
リュウキュウベニイトトンボ♂
リュウキュウベニイトトンボ♂
コフキヒメイトトンボ♂
コフキヒメイトトンボ♂

あと、このとき気づいたのですがこの田園地帯は野鳥の棲みかみたいで何か看板が立っていましたし、ヤンバルクイナではありませんが普通のクイナを見る事が出来ました(ちなみにY本氏はこれをタンナルクイナと呼ぶ)。しかし、その後は急な雨に見舞われこの日はここで退散となりました。

ちなみにこの日の晩は疲れがたまっていたのでぐっすり眠っていたのですが、何故か途中で目が覚めました。原因はY本氏のいびきでした。
  1. 2006/07/07(金) 21:49:22|
  2. トンボ
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奄美・沖縄遠征その4~おきなわ~

この日は昼から沖縄に飛ぶ予定だったので、朝9時に宿を出て空港に向かいました。途中で昨日、ヒメミルンを見た場所に寄ってみたのですがここで奄美に来て初めてオニヤンマを見る事が出来ました。最後に見れて良かったです。結局、奄美では30種類程見る事が出来ました。で、レンタカーを返し空港へ(そうい言えばガソリン代がかなり高かったです。レギュラー1ℓ150円を超えてましたね。離島は高いのか)。恐怖のプロペラ機に乗って沖縄に到着し、そこで新潟県のY本さん親子と合流しました(Y本さんは去年、マダラナニワトンボを見に行った時に非常にお世話になった方です。お会いするのはその時以来ですね、今回は小学4年生になる娘のはるかちゃんを連れてこられてました)。会うなり「その帽子良く似合うね」と首にぶらさげていた麦わら帽子をほめられましたけど、まあY本さんの短パン姿のほうがよっぽど似合ってましたね。で、天気予報では台風がどんどん接近しているとの情報だったので今日、明日が勝負と睨んでいた一行は即行でレンタカーに乗り(沖縄ではY本さんが運転してくださりました)、北部の方を目指しました。途中、娘のはるかちゃんに腕を噛まれたりしながら最初のポイントに到着。ここでは憧れのカラスヤンマが飛ぶとの事でした。しかし奄美のミナミヤンマ同様、去年はうじゃうじゃ飛んでいたらしいのですが今回は見当たらない!たまに道路の上を飛んでいる個体もいるのですが通りすぎるだけで未熟みたいに回ってくれませんでした。結局この時は何も収穫はなく、陽も落ち始めてきたので別のポイントに向かいました。で、次のポイントは田園地帯だけあって結構いろんな種が見れました。
ハラボソトンボ♂
ハラボソトンボ♂
オキナワチョウトンボ♂
オキナワチョウトンボ♂

大体は奄美と見る種は同じですが、ここではトビイロヤンマを確認。やはり複眼の色が綺麗ですね。あとここで偶然、京都のM井さんにお会いする事ができました(M井さんは以前、ミナミヤンマを見に徳島に来られた方です。その後、こちらも滋賀でムカシヤンマのポイントを案内していただいたりしました)。かなり久しぶりにお会いしたので最初はお互い気が付かなかったのですが自己紹介をした時にハッと気づきました(まあ、最後にお会いしたのが高校生の時でしたからね)。話をする中でこのブログの存在をご存知との事。うれしいですね。また採集されたトビイロヤンマを何匹か頂くことができました。M井さんありがとうございました!

ちなみにここで1匹だけカラスヤンマの♀が飛んでいるのを見たのですが、これまた通りすぎるだけで採集できませんでした(どうも完全に成熟してますね)。一応、Y本さんはと言うとなんとか2♀採集されてました。
  1. 2006/07/06(木) 21:34:55|
  2. トンボ
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奄美・沖縄遠征その3

奄美3日目!
とりあえず昼までは昨日と同じ場所を回ってみました。まあ、やはり2回まわると新しく見れた種や♀とか見つかりますね。
アマミサナエ♀
アマミサナエ♀
ベニトンボ♀
ベニトンボ♀

新たにコフキヒメイトトンボ、リュウキュウベニイトトンボ、ヒメトンボを見ることが出来ました。

で、その後昼食で昨日、地元の方から鶏飯(と書いて”けいはん”と呼ぶ)をぜひ食べてみてくださいと言われたので食べて見る事に。なんか鶏肉をあぶったものが出てくるのかなと思っていたのですが、ご飯とは別に卵や、鶏のささみ、椎茸、薬味がのった皿とだしが入った鍋が出てきました。説明を聞くと、ご飯の上に具をのせて最後にダシをかけるらしい(なんか冷やし中華のご飯版みたいな感じかな?)。まあ、予想とはかなり違っていたのですが、かなり美味しかったです。アツさでバテテいた中、かなりがっつりたいらげてしまいました。その後、昼過ぎからはあまりの暑さにトンボも出てこないと判断し、夕方まで名瀬のほうで時間潰しをしに行きました。そこで向かったのがなんとか海岸(名前わすれた)。やはり海が綺麗ですね!コバルトブルーに白い砂浜!まさに南国って感じです。
奄美の海1
奄美の海1
奄美の海2
奄美の海2

泳ぎたいという気持ちもあったのですが着替えもなかったですし、もともと泳げないのでナンセンスですね。あと海の家みたいな所でさとうきびジュースというものを飲んでみたのですが、これがなかなか…、すばらしく…、なんというか…。そういえば途中で買ったパイナップルが美味しかったです!で、なんやかんやするうちに夕方に。昨日教えていただいたヒメミルンのポイントに向かってみました。どうもこの場所、夜にこれば軽くアマミノクロウサギが3匹は見れるらしいです。で、ヒメミルンのほうは暗い林道の中を数頭がちょこまか飛んでました。一応、昨日のリベンジは果たすことができましたね。あと、ミナミも数頭確認することが出来ました。



  1. 2006/07/05(水) 01:41:50|
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奄美・沖縄遠征その2

奄美2日目!
なんかクーラーの利きがイマイチで微妙にアツくて眠れなかったのですが朝7時に起床。8時に宿を出発してミナミヤンマが乱舞するという場所に向かいました。昨日、さい先良くミナミが見れたので楽しみにしていたのですがポイントに着いてもミナミの姿が見当たらない!とりあえず車を降りて探してみると、ようやく数頭の♂♀を発見しましたが、事前にN岡さんから聞いていた100匹には程とおい数でした。どうやら少し時期が遅いみたいです。確かに去年、N岡さんが見たときに比べると1週間ほど遅いですからね。少し残念でしたがそれでも悠々と飛ぶミナミが見れて感動でした(写真を撮るほど余裕はなかったですが)。途中、この後、沖縄で合流する新潟県のY本さんが去年カラスヤンマ型のミナミヤンマを採ったという斜面を見てみましたが、よくまあこんな所を登ったなと感じでした。たぶん10人登れば3人は命を落としますね。さすがY本さんです(Y本さんについては沖縄編でじっくり紹介します)。あと斜面の水が流れている所でタイワンシオカラトンボを見ることが出来ました。このトンボ、シオカラという名がついている割には珍しいみたいです。
タイワンシオカラトンボ♂
タイワンシオカラトンボ♂

で、その後は池のトンボを狙ってポイントを移動しました。池自体は一応人工に作られたいわゆるビオトープなのですが、かなり感じが良かったです。一応、横が川なので流水、止水両方のトンボが見れました。
ベニトンボ♂
ベニトンボ♂
ハネナガチョウトンボ♂
ハネナガチョウトンボ♂
アオビタイトンボ♂
アオビタイトンボ♂
アマミルリモントンボ♂
アマミルリモントンボ♂
そのほかにも、ハネビロトンボ、タイリクショウジョウトンボ、リュウキュウギンヤンマ、オオギンヤンマ、リュウキュウハグロトンボ、アマミサナエ、チビサナエなど、南方系のトンボを多数見る事が出来ました。時たまミナミヤンマが池の上を飛んだりとあまり見慣れないシーンも。ふと気がつくと僕ら意外にも網を持っている方が…。近寄って話しを聞いてみると地元奄美でトンボを見ているとの事。地元ならではのおいしい情報を頂くことができました。その後、夕方からはヒメミルンを狙ったのですが、なかなか見つからずようやく見つけた1頭も川の上の暗い場所をちょこまか飛んでいたので振り逃がしてしまいました。ま、明日があるさ~って考えると痛い目にあう。とりあえずリベンジを誓って床に就きました。
  1. 2006/07/04(火) 21:36:49|
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奄美・沖縄遠征その1~あまみ~

いやあ~、台風が接近したりと結構はらはらしてたのですが、かなり楽しかったですね、奄美・沖縄!6泊7日と長い遠征だったんですがあっという間でした。では、その様子を紹介します。

で、初日は朝7時のバスに乗り、それから電車、モノレールと乗り継ぎ大阪国際空港に到着。そこで今回この遠征に誘って下さった高知のN岡さんと合流しました(N岡さんには今回、旅費の面でもそのほとんどを負担して頂きました。今回っていうか毎回そうか、ありがとうございました!)。ちなみにN岡さんは今年で82歳だったかな?でも、まだまだ元気ですね、髪もふさふさだし。で、定刻通り13時半に奄美に到着。奄美に着いて最初の感想はやっぱりアツいですね。なんか日射しが強かった。その後、すぐにレンタカー(ちなみにスズキのスイフト)を借りて目的の大和村に向かいました。島だからあっという間に着くだろうと思っていたんですが標識を見ると70km近くある事が判明。かなり大きいんですね奄美って所は。あと途中通った名瀬市が意外に街でツタヤやミスドとかあったので少し驚きました。でも、まあ南国らしく田んぼよりさとうきび畑が目につきましたね。で、コバルトブルーの海が見える海岸線の道を走りながら大和村の到着、一応、採集が禁止されている場所もあるので事前に役場に寄り採集の許可を得た後、もう夕方でしたがとりあえず下見をしておこうという事でポイントを回ってみました。で、川沿いの道を上がっていくとさっそくなんか飛んでる!車を走らせながら確認してみると、おっ、ミナミの♀だ!羽の前縁にはっきり黒い帯が入ってました。で、まあ撮影もしたかったのですがそれより採りたいという気持ちが強かったのでさっそく網を取り出しました。N岡さんが横で「ゆっくり振ったら振りはずしても逃げへん」と言っていたので、とりあえずゆっくりゆっくり、思いっきり振ってしまいました。で、勢いよく逃げられてしまいました。ああ、力みすぎた~。横でN岡さんが「なにやってんねん!」の一言。まあ、N岡さんいわく最初はたいていみなさんそうなるらしいです。と、へこんでいると新たに♀が飛んできました。今度は落ち着いてなんとか奄美初のトンボをゲットしました。やはり翅が黒いミナミは綺麗ですね。その後は川沿いでリュウキュウハグロ、アマミルリモントンボを確認し、池でリュウキュウギンヤンマを見る事が出来ました。で、とりあえず早目に宿に入り、体を休め明日に備えました。
  1. 2006/07/03(月) 20:55:25|
  2. トンボ
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寝坊

今日は天気が悪くても県南のほうに行こうと思っていたんだけど、ついついサッカーに見入ってしまい結局、朝6時までおきていた(イングランドとブラジルが負けたのはちょっと残念ですね~)。で、2時間程仮眠して出かけようと思ってたのに起きたらあっという間に1時に。さすがに昼過ぎてから遠出は厳しかったので那賀川町をぶらぶらすることにした。あわよくばモートンイトを見つけたかったんだが、やはり今回も没。ただ、たぶの瀬周辺の田んぼでアジアイトトンボがうじゃうじゃいるのを確認することは出来た。

 那賀川町手島、田園地帯
シオカラトンボ、ウスバキトンボ、セスジイトトンボ

 那賀川町たぶの瀬
アオモンイトトンボ、アジアイトトンボ、セスジイトトンボ、シオカラトンボ、コフキトンボ、ウスバキトンボ、ギンヤンマ
アジアイトトンボ♂
アジアイトトンボ♂
アジアイトトンボ♀
アジアイトトンボ♀

ちなみに明日から奄美・沖縄に行く予定である。目的は、まあ…トンボです。詳細はまた後日ブログ上で。
  1. 2006/07/02(日) 21:32:48|
  2. 県内
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