アトホールのロックの日
「6x9 six by nine」。
バンド5組が参加した22回目、初登場のバンドも一つ。
初登場
「psyrups」。その意気込みを見せ付けるかのようにトップバッターで登場。
定評あるフロントマン梅田ハンナのボーカルを軸に、2本のギターと時折声に掛けられるエフェクトを中心にきらびやかで幅のあるサウンドを繰り広げる。
J-POPにも通じるフックがあり親しみやすいメロディ、奔放な
MC、観るものを惹き付ける。
久々の登場となった荒ぶるティーンズ
「The Centralbars」。若さに似合わぬ、サイケデリック/
ブルースロック、フロント上埜が魂を言葉をフルテンションでギターにぶつけ、叫ぶ。
その勢いに負けず、ボワーンとベースが広がり、ドラムはダイナミックに叩かれる。不穏な塊がわたしたちを押し潰す、ゴワーン、ガシャーンと。
「Outstanding」、ハイパーな
SEに乗って登場。まず、親しみやすい
MCで観客に呼びかけ、一曲目はスィートな勝負曲でスタート。
跳ねるベース、ドラムが絡む
ファンキーな曲などを交えながらも、基調は親しみやすいメロディに前向きな言葉、ポップソングをストレートに展開。観客とも積極的にコミュニケーションをとる。
「上野豊バンド」、トリオ編成。今回はドラマーはサポート。
最少編成から、
アメリカンロックなアーシーさ、
ブリティッシュテイストの大時代なハードロック感を生み出す。一方、歌っていて気持ち良さそうな伸びのあるメロディ、軽快な演奏に存分にノドをぶす。
ラストに登場は
「ランブルボーン」。俯きマイクを持つボーカリスト、抑えきれない思い、力を初手からぶつけるべく、足を踏むギタリスト。
そんな熱い情熱が、曲が始まるなり迸る。激しく、熱く、真っ直ぐにエモーショナルナンバーをぶつける。遅めの曲でも、その熱さ、激しさは変わらない。新曲の披露もありつつ、全力疾走。
細かく散らばったロックの心、普遍に存在。埋蔵量は多い。
2010/7/24(土)
The Centralbars
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=perception&P=0&MD=Ipsyrups
http://tosp.co.jp/i.asp?I=psyrupsランブルボーン
http://fhp.jp/rumble_bone/Outstanding
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=outstanding03